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療育コラム

2025.12.10

0歳からできる療育的かかわり|「見る・聞く・触れる」を育てる遊び

 

「まだ0歳だし、療育って早すぎるのかな?」と感じる保護者さまも多いかもしれません。けれど、0歳〜2歳は「脳と身体がぐんぐん育つ土台づくりの時期」。この時期の遊びや関わりは、ことば・コミュニケーション・生活の力につながる大切な経験になります。

 

児童発達支援事業所では、年齢や発達段階に合わせて「見る(視覚)」「聞く(聴覚)」「触れる(触覚)」などの感覚の土台を育てる支援を大切にしています。特別な道具や難しい方法がなくても、おうちでできる「療育的な関わり」はたくさんあります。

 

このページでは、児童発達支援事業所の視点で、0歳・1歳・2歳の発達に寄り添いながら、日常に取り入れやすい遊びや声かけのヒントをご紹介します。

0〜2歳の「感覚の土台」が育つと何が変わる?

 

0〜2歳の発達は、目に見える「できた・できない」だけでは測れません。むしろ大切なのは、刺激を受け取り、安心し、意味づけていく力。この土台が育つことで、遊びの幅や親子のやりとりが自然に広がっていきます。

「見る・聞く・触れる」は学びの入口

赤ちゃんは、目で追い、音に気づき、触って確かめながら世界を理解していきます。視覚・聴覚・触覚の経験が増えるほど、周りへの興味や集中の土台が育ち、後の運動・ことば・社会性にもつながります。

「快」の経験が安心と意欲を育てる

心地よい刺激や、安心できる抱っこ・声かけは「またやりたい」「もう一回!」という意欲を育てます。児童発達支援事業所でも、子どもが安心して挑戦できる環境づくりを大切にしています。

発達は「積み重ね」で伸びていく

0歳・1歳・2歳の時期は特に個人差が大きいもの。比べるよりも、昨日より少し増えた反応や関心に目を向けることが、親子にとって一番の追い風になります。

0歳から楽しめる「見る」を育てる遊び

 

視覚を育てる遊びは、難しいトレーニングではなく「楽しいやりとり」が中心です。短時間でも毎日少しずつ繰り返すことがポイントです。

追視あそび(ゆっくり動かして目で追う)

ガラガラやカラフルな布、小さなぬいぐるみを、ゆっくり左右に動かすだけでも十分な刺激になります。0歳のうちは距離を近めに、1歳以降は少し離して動きの幅を広げるのもおすすめです。

「見つけた!」を増やす宝探し

2歳前後になると、「探す」遊びが楽しくなってきます。お気に入りのおもちゃをタオルの下に隠して「どこかな?」と声をかけるだけで、視覚的な注意とやりとりが一緒に育っていきます。

絵本は「読む」より「一緒に見る」でOK

0〜1歳は、最後まで読めなくても大丈夫。指でさしたり、「わんわんいたね」など短い言葉で反応を共有するだけで、視覚と言葉のつながりが育ちます。

0歳から始める「聞く」を育てる関わり

 

聴覚へのアプローチは、音をたくさん浴びせることではなく、「心地よく届く声や音」を増やすことが大切です。

名前呼び+待つ(反応の時間をつくる)

「○○ちゃん」と呼んだら、すぐ次の行動に移らず1〜2秒待つのがコツ。振り向きや目線の変化など、小さな反応を見つけやすくなります。

生活音を味方にする

洗濯物をたたむ音、料理の音、足音など、日常の音は立派な「学びの素材」。「いい音だね」「シャカシャカだね」と言葉を添えると、聞く力と言葉の芽が一緒に育ちます。

歌・わらべうたで「リズムの安心」を

一定のリズムや繰り返しは、0歳〜2歳の子どもにとって安心材料。抱っこで揺れながら歌ったり、手遊びをすることで、聴覚だけでなく身体感覚も一緒に整いやすくなります。

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0歳〜2歳の「触れる」を広げる感覚あそび

 

触覚は好き嫌いが出やすい感覚です。大切なのは、無理に慣れさせることではなく「心地いい触れ方の経験を増やす」こと。

やわらか素材から始める触覚あそび

タオル、ガーゼ、スポンジなど柔らかい素材で、手足やほっぺにそっと触れてみましょう。0歳では「気持ちいいね」、1歳以降は「ふわふわ」「やわらかいね」と言葉を添えるのもおすすめです。

水・泡・粘土など「感触の幅」を少しずつ

2歳に近づくと、水遊びや泡遊び、やわらかい粘土などで触覚の世界が広がります。苦手な場合は、指先だけ・道具を使うなど、段階を小さくするのがポイントです。

スキンシップは最強の療育的関わり

抱っこ、くすぐり、膝の上でのトントンなど、安心感のある触れ合いは、情緒の安定や親子の信頼につながります。児童発達支援事業所でも、安心の土台づくりをとても大切にしています。

年齢別|0歳・1歳・2歳の「伸びやすいポイント」

 

同じ遊びでも、年齢や発達段階で狙いが少しずつ変わります。お子さまの「今の反応」に合わせて、できる形にアレンジしてみてください。

0歳:安心と興味の芽を育てる時期

まだ「できる・できない」よりも、心地よさ・安心・興味が大切。短い時間でOKなので、目を合わせる、声に反応する、触れ合うといった「基本のやりとり」を増やしていきましょう。

1歳:まねっこ・やりとりが伸びてくる

1歳は「真似する」「反応を返す」力が伸びやすい時期。大人がやって見せて、子どもが少しでも真似できたら大成功です。

2歳:ことばと遊びが一気に広がる

2歳ごろは、指さし・簡単なやりとり・ごっこ遊びなど、社会性の芽が育ちやすくなります。感覚遊びに「どうする?」「もう一回?」などの言葉を添えると、遊びが学びへつながっていきます。

「気になる」があるときの見守りポイント

 

0歳・1歳・2歳は個人差がとても大きい時期です。だからこそ、心配が続くときは、家庭だけで抱え込まないことが大切です。

できていることに目を向ける

「できない」に目が向くと不安が強くなりがち。目線が合う瞬間、好きな遊び、落ち着く方法など、お子さまの「強みの芽」を見つけていきましょう。

生活の中で「反応が増える仕掛け」を

遊びは特別な時間でなくてもOK。おむつ替え、食事、入浴などの場面で、声かけや素材の工夫を少し足すだけでも、発達を支える時間になります。

早めの相談は「より良い理解」のため

相談は「診断のため」だけではありません。お子さまの特性や関わり方を整理し、家庭での工夫を増やすための大切なステップです。

まとめ|0歳からの小さな遊びが、未来の大きな力に

 

0歳・1歳・2歳の時期に育つ「見る・聞く・触れる」は、ことばやコミュニケーション、生活の力につながる大切な土台です。おうちでの遊びや声かけを、ほんの少し「療育的な視点」で工夫するだけでも、親子の時間はもっと安心で、もっと豊かなものになります。

 

「発達のペースが気になる」「家庭での関わり方を整理したい」「児童発達支援事業所の利用を検討したい」など、どんな小さなことでも大丈夫です。

 

児童発達支援事業所ゆめラボでは、0歳〜2歳のご家庭の不安に寄り添いながら、お子さま一人ひとりに合わせた支援や、ご家庭での関わり方のヒントをご案内しています。まずはお気軽に見学・ご相談ください。

 

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