3歳児健診の結果用紙に印がついていたり、「もう一度来てください」「別の相談機関を紹介します」と言われると、多くの保護者さんが不安になります。「発達障害なのかな」「この先どうなるんだろう」と、頭の中がぐるぐるしてしまう方も少なくありません。
このページでは、3歳児健診でいわゆる「引っかかった」と言われたあとに、一般的にどのような流れで確認や相談が進んでいくのか、そしてどこに相談すると子どもへの療育や支援につながりやすいのかをまとめました。
自治体によって細かな手順は異なりますが、全体のイメージをつかむことで、次の一歩を考える材料になればと思います。
INDEX
3歳児健診は、母子保健法に基づいて各市区町村が実施している、就学前までの大きな節目の健康診査です。身長・体重・視力や聴力だけでなく、ことばや運動、コミュニケーションなど、発達の様子も一緒に確認していきます。
健診の結果は、「特に問題なし」と判断される場合もあれば、「もう少し様子を見たい」「専門機関で詳しく見てもらった方が良さそう」と判断される場合もあります。いわゆる「引っかかった」というのは、この後者のパターンで、用紙に「要観察」「要受診」「要フォロー」などの記載があったり、保健師さんから口頭で説明があるケースが多いです。
指摘される内容として多いのは、「ことばが少ない・発音がはっきりしない」「目が合いにくい・集団でのやりとりが苦手」「落ち着きにくい・じっと座っていられない」「動きがぎこちない・不器用さが目立つ」などです。必ずしもすぐに診断がつくという意味ではなく、「発達の様子をもう少し詳しく見てみましょう」というサインであることがほとんどです。
気になるところがあると指摘されると、責められたような気持ちになったり、「育て方が悪かったのかな」と自分を責めてしまう保護者さんもおられます。しかし、3歳児健診は親子を評価する場ではなく、子どもの発達の特徴や困りごとを早めに見つけて、必要なサポートにつなげていくための入り口です。
気になる点があったからこそ、子どもに合った支援や療育を考えるチャンスが早く来た、と捉えてもらえると少し気持ちがラクになるかもしれません。
3歳児健診で気になる点があった場合、その後の流れは自治体によって表現や回数は違いますが、大きく見ると似たようなステップを踏むことが多いです。ここでは一般的なイメージをお伝えします。
まず多くの自治体では、その場で保健師や心理士などから説明があり、保護者の不安や子どもの様子を改めて聞く時間が設けられます。日常生活で困っている場面や、園や家庭での様子を伝えることで、健診の短い時間だけでは見えなかった部分も含めて全体像をつかんでいきます。
そのうえで、「しばらく様子を見ながら、保健センターで定期的に相談を続ける」「後日、発達検査や心理検査を受ける」「小児科や専門医療機関を受診して、医学的な評価を受ける」といった方針が提案されることが多いです。
発達検査では、ことば・運動・認知・社会性など、子どもの得意なところと苦手なところを細かく確認し、今の発達の段階を整理していきます。
検査や受診の結果、「年齢なりの範囲に収まっているので経過観察を続けましょう」「特定の分野に遅れが見られるので、発達相談や幼児教室、子どもへの療育につながる支援を利用していきましょう」といった案内を受けることがあります。
いずれの場合も、いきなり何かを決めなければならないわけではなく、保護者の気持ちや家庭の状況を聞きながら、今できることを一緒に考えていく形が基本です。
なかには、健診から数か月〜半年ほど時間をあけて再度様子を見る「フォロー健診」が設定される自治体もあります。3歳前後は成長のスピードが速く、少し時間がたつだけで行動やことばの変化が見られることも多いためです。
「また呼ばれた」という事実だけにとらわれず、その間に気になることやできるようになったことをメモしておき、次の機会に相談するつもりで構えておくと良いでしょう。
3歳児健診で指摘を受けたあと、「次はどこに相談したら良いのか」がわかりにくく、不安のまま時間が過ぎてしまうことがあります。実際には、自治体の中にも外にも、いくつかの相談窓口が用意されています。
まず頼りになるのは、お住まいの自治体の保健センターや、こども家庭センター・発達相談センターなどの公的な窓口です。
健診で名前を聞いた機関はもちろん、「健診のときに気になると言われた」「その後の過ごし方を相談したい」と伝えることで、子どもの発達に関する継続的な相談や、受けられるサービスの案内をしてもらえることが多いです。
すでに保育園や幼稚園に通っている場合は、園の先生に様子を共有し、「集団生活の中ではどんな姿が見られているか」「園としてできる配慮は何か」を一緒に考えてもらうのも大切です。園から保健センターや相談機関に連携してもらうことで、家庭とはまた違う視点から子どもの姿を伝えてもらえる場合もあります。
医療面の確認が必要そうなときは、小児科や子どもの発達を専門とする医療機関を紹介されることがあります。診断の有無にかかわらず、「なぜ今のような行動が出ているのか」「どんな配慮や環境調整が合いそうか」といった視点で話を聞いてもらえると、その後の関わり方を考えるヒントになります。
そして、発達の特性や生活の困りごとが継続しているときには、児童発達支援事業所や発達支援センターなど、子どもの療育を専門とする施設につながることがあります。
ここでは、遊びや学習、運動あそびなどを通して、ことば・コミュニケーション・感覚・運動・生活スキルなどを、一人ひとりのペースに合わせて育てていきます。
児童発達支援事業所ゆめラボでも、3歳児健診のタイミングで不安を抱えたご家庭からのご相談をよくお受けします。
「健診でこう言われたけれど、どう受け止めたら良いか分からない」「療育と聞いてもイメージがつかない」といった段階でも大丈夫です。今の様子を一緒に整理しながら、家庭や園と連携した支援の形を考えていきます。
3歳児健診で指摘があると、「何か大きな問題が見つかったのでは」と心配になるかもしれません。
ただ、健診はゴールではなく、子どもの今の姿を知り、必要に応じて次の支援につなぐためのスタート地点です。結果を受け取った直後はショックが大きいこともありますが、時間をかけて説明を聞いたり、相談機関や医療機関と話し合ったりしながら、これからの歩み方を一緒に考えていくことができます。
「このまま様子を見ていていいのか」「早めに子どもへの療育を始めた方が良いのか」「家ではどんな関わり方を意識すると良いのか」など、ひとりで抱え込んでいる疑問や不安があれば、ぜひ身近な相談窓口とあわせて、児童発達支援事業所ゆめラボにもご相談ください。
見学や発達相談では、教室の雰囲気を見ていただきながら、3歳ごろの発達の特徴や、その子に合いそうな支援の方向性についてお話ししています。
3歳児健診で気になることがあったとしても、お子さんの良いところや伸びている部分は必ずあります。
ゆめラボは、そうした「できているところ」「これから伸びていきそうなところ」を一緒に見つけながら、ご家庭とともに子どもの成長を支えていきたいと考えています。
少しでも気になったタイミングで、気軽にお問い合わせください。
📞 電話:0120-303-519(平日10:00〜18:00)
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