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療育コラム

2025.05.22

「もうちょっと遊びたい…」からの一歩|切り替えが苦手な子どもへの支援アイデア5選

 

「遊びをやめて着替える」「帰る時間になったから帰る」など、日常生活の中には切り替えが必要な場面がたくさんあります。

ですが発達に課題を抱える子どもにとって、この切り替えがとても難しいことがあります。

 

このページでは、そんな「切り替え」が苦手な子への支援アイデアを5つご紹介し、ご家庭や療育現場で活かせるヒントをお届けします。

はじめに|なぜ「切り替え」が苦手になるの?

 

切り替えがうまくできない背景には、発達特性が関係していることが少なくありません。

特に自閉スペクトラム症(ASD)の傾向をもつ子どもたちは、気持ちの整理に時間がかかったり予定外の変化に強いストレスを感じたりします。

 

そのため急な「やめて」「次やって」では混乱してしまい、癇癪や不安定な行動につながることがあります。

切り替えを支援するには、子どもが納得して次の行動に移れるような準備や伝え方が大切です。

1. 見通しを持たせる「スケジュールボード」

 

子どもが予定を視覚的に理解できるようにすることで、「次に何があるか」がわかりやすくなり気持ちの切り替えもスムーズになります。

 

  • ホワイトボードやカードを使って、1日の流れを視覚的に提示する
  • 予定変更があるときは、前もって伝えておく
  • 「今はこれ、次はこれだよ」と繰り返し説明して見通しを持たせる

2. 「あと○分」を知らせるタイマー支援

 

時間を意識させることで気持ちを整理する猶予が生まれます。

数分前に声をかけるだけでも、切り替えやすくなる子も多いです。

 

  • タイマーや砂時計など「見える時間」を活用する
  • 終わったあとの活動を合わせて伝える(例:「終わったらおやつだよ」)
  • 時間が来たら「がんばったね」としっかり認める

3. 興味のある活動で次へつなぐ

 

子どもが関心を持てる“次の活動”を設定することで、自然な切り替えがしやすくなります。

好きなキャラクターや遊びをうまく利用するのも効果的です。

 

  • 「次は大好きなパズルだよ」と期待感を持たせる声かけをする
  • 切り替えに成功したら、その場でしっかり褒める
  • 子ども自身に「次にしたいこと」を選ばせるのも効果的

4. 「やめる理由」をていねいに伝える

 

大人にとって当たり前の「切り替え」も、子どもにとっては納得が必要なことです。

「どうして終わりなのか」を言葉で説明することで、子どもは落ち着きやすくなります。

 

  • 「そろそろお昼ごはんだから終わりにしようね」と理由を添える
  • 「また明日やろうね」などの再開の見通しを伝える
  • 感情に寄り添いながら、納得のいく説明を心がける

5. 切り替えができたら“しっかりほめる”

 

「うまく切り替えられた」という成功体験は、次回の切り替えをスムーズにします。

ほめることで自信と意欲を育てましょう。

 

  • 「終わりにできてえらかったね」と、具体的に伝える
  • ごほうびシールや「よくできましたカード」などを活用する
  • ほめたあとに、「次もがんばってみようね」とつなげる

まとめ|小さな成功体験の積み重ねが切り替え上手を育てる

 

切り替えの苦手さには必ずその子なりの理由があります。

支援の基本は「無理なく」「少しずつ」成功体験を積み重ねていくことです。

 

スケジュールの見える化、タイマー、やさしい声かけ、好きなこととの橋渡し、そして「できた」をしっかりほめること。それらを組み合わせることで、子ども自身が「切り替えってできるんだ」と思えるようになります。

 

ゆめラボでは、お子さま一人ひとりの気持ちに寄り添い支援を組み立てていきます。

ご家庭でもすぐに取り入れられる工夫ばかりですので、ぜひ試してみてください。

 

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