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療育コラム

2025.05.22

ことばの発達を家庭で伸ばすには?親子でできる5つの実践サポート法

 

「うちの子、あまり話さないかも…」「ことばが遅い気がして不安」そんな思いを抱えている保護者の方へ。

このページでは、家庭で無理なく実践できる“ことばを育てる関わり方”を5つご紹介します。

 

ゆめラボの支援現場でも取り入れているアプローチをもとに、日常の中でできるサポート方法をわかりやすくお伝えします。ことばは焦って教え込むものではなく、子どもの中で“育っていく”力です。

 

安心して寄り添うためのヒントとしてご活用ください。

ことばの発達は「教える」よりも「育てる」ことが大切

 

ことばの習得は単に語彙を覚えさせるだけでは成り立ちません。

子どもは大人との関わりや日常の経験を通して、「伝えたい」「聞いてほしい」という気持ちを育てながら、自然に言葉を習得していきます。

 

家庭という最も安心できる環境は、言葉を育てるうえで非常に重要な場所です。

大人が「早く話してほしい」と焦るのではなく、「話したくなる関係性」をつくることが何よりの支援になります。

家庭でできる!ことばの発達を促す5つの関わり方

 

「言葉の力を伸ばしたい」と思っていても、特別な教材や時間が必要だと思い込んでいませんか?

実はことばの発達にとって最も大切なのは“日常のやりとり”です。

 

高価なおもちゃや専門知識がなくても、家庭でのちょっとした工夫で言葉の力は伸ばすことができます。

 

ここではゆめラボでも実践している方法の中から、ご家庭でもすぐに取り入れられる5つの関わり方を厳選してご紹介します。どれも特別な準備は必要ありません。

 

親子で楽しく、自然なやりとりを通して「ことばを育てる時間」を増やしていきましょう。

1.「待つ」ことがことばを引き出す第一歩

子どもが何かを伝えようとしている時、大人がすぐに先回りしてしまうと子どもが「自分で伝えよう」とする力を育てる機会が失われてしまいます。

ほんの数秒の“待つ時間”が、子どもの発語を引き出す貴重なきっかけになります。

 

たとえばおもちゃを指差した時に「これが欲しいんだね」と言うのではなく、少し待って「これ、どうしたい?」と促してみましょう。

子どもが自分のペースで伝えようとする姿を尊重することが大切です。

2. 興味のあることにとことん付き合う

子どもが大好きな遊びやキャラクターや乗り物などに興味を持つ場面では、ことばの吸収力がグッと高まります。「この電車、何色

かな?」「どこへ行く電車なんだろう?」など、興味を言葉に変えていく関わりが効果的です。

 

「好き」を通して「伝えたい」が生まれ、それが「ことばを使いたい」につながります。

無理に新しい語彙を覚えさせるのではなく、子どもの“ワクワク”を共有することを意識してみましょう。

3. 大人のことばに表情やジェスチャーを添える

言葉だけで伝わりづらいことでも、表情や身振り手振りが加わると理解しやすくなります。

たとえば「おいしいね」と言うときに、笑顔を見せたり、おなかをなでたりすると子どもは“意味のある言葉”として覚えやすくなります。

 

視覚や感覚の情報が加わることで、ことばと感情がつながり「この言葉ってこういう気持ちなんだ」と子どもなりに理解が深まっていきます。

4. 子どもの言葉をふくらませて返す「リキャスト」

「ワンワンいた」と話したら、「そうだね、ワンワンがお散歩してたね」と少しだけ言葉を膨らませて返す。それがリキャストの基本です。

 

訂正や指導ではなく、自然な形で語彙や表現を増やしていける方法で、会話が続きやすく子どもにとっても「伝わった!」という実感を得られます。

否定や言い直しではなく、「一緒に会話を楽しむ」感覚で関わりましょう。

5. 絵本の読み聞かせを“対話型”に変えてみる

絵本はことばの習得と感情の共有を同時に育む最強のツールです。

読んであげるだけでなく、「この子、どんな気持ちかな?」「このあとどうなると思う?」と問いかけてみましょう。

 

やりとりを交えることで、物語の中の登場人物や出来事に感情移入しながら言葉を使う練習ができます。「読む→話す→聞く」のサイクルが自然に身につきます。

ことばの発達には個人差があります

 

ことばの出始めるタイミングやペースには、大きな個人差があります。周囲の子と比べて焦るよりも、「この子のペース」を大切に見守る姿勢が重要です。

 

同じ年齢でも言葉が早く出る子もいれば、理解が先に進む子もいます。

目に見える“話す”ことだけでなく、聞く力・感じる力・伝えたい気持ちが育っているかどうかを一緒に見ていきましょう。

困ったときは専門家に相談することも選択肢

 

言葉がなかなか出ない、言葉の使い方が不自然、名前を呼んでも反応が薄いなどの様子が見られる場合には専門の視点からアドバイスを受けることも大切です。

 

児童発達支援事業所などでは、言語聴覚士(ST)などが発達の状態を丁寧に見ながらことばを育てる支援を行っています。保護者一人で抱え込まず、安心して話せる場にアクセスすることも子どもの育ちを支える一歩です。

まとめ|ことばは「伝えたい気持ち」から育ちます

 

ことばの発達は「話せること」がゴールではありません。「伝えたい」「伝わった」という経験が、子どもの言葉を育てる最大の原動力です。

 

今日ご紹介した5つの関わり方は、どれも日常の中ですぐに取り入れられるものばかりです。大切なのは、完璧なやり方よりも、子どもと“楽しいやりとり”が生まれること。

 

親子のやりとりが心地よい時間になれば、それ自体がことばの発達の土台になります。

焦らず子どもと一緒にことばを育てていきましょう。

 

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