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放課後等デイサービス

2026.02.04

放デイのABA(応用行動分析)は家庭でどう活きる?家でも続けやすい関わり方

 

放課後等デイサービスでABA(応用行動分析)を取り入れた療育を受けているお子さんは、少しずつ「できること」が増えていきます。

一方で、「放課後等デイサービスではできているのに、家ではうまくいかない」「家庭ではどう声をかけたらいいのか分からない」と悩まれる保護者の方も少なくありません。

 

このページでは、放課後等デイサービスでのABAの考え方を前提に、「家庭でどのように活かしていけるか」「家でも続けやすい関わり方とは何か」にしぼってお伝えします。

特別な教材や難しい専門用語はできるだけ使わず、今日からご家庭で試せるイメージでまとめています。

放課後等デイサービスのABAを家庭で活かす基本の考え方

 

放課後等デイサービスで行われているABA的な関わり方は、教室の中だけで完結させるものではなく、家庭や地域の生活につながってこそ意味があります。そこで大切になるのが、「同じ考え方を、家のなかでも無理なく続ける」という視点です。

 

ABAでは、お子さんの行動そのものを評価するのではなく、「どんなきっかけがあると行動しやすいか」「どんな結果が続くと行動が定着しやすいか」を丁寧に見ていきます。

放課後等デイサービスでうまくいっている関わりを家庭でも取り入れることで、お子さんは「どこでも同じルール・同じ伝え方」で安心しやすくなり、行動も安定しやすくなります。

「できた瞬間」を逃さず具体的にほめる

放課後等デイサービスのABAでは、「困った行動」を注意するよりも、「望ましい行動」が出たときにすぐに伝えることを大切にしています。家庭でも、この考え方をそのまま活かすことができます。

 

例えば、靴を自分でそろえられたときに「ちゃんとしてえらいね」だけで終わらせるのではなく、「靴をそろえられたね。すごく見やすくなったよ」と、何をしたのかを具体的に言葉にしてあげると、お子さんは「自分のどの行動がよかったのか」を理解しやすくなります。

 

少し時間がかかったとしても、「さっき自分で片づけられたね」「自分から『やる』って言えたね」など、できた瞬間やその直後に伝えることがポイントです。

放課後等デイサービスでほめられた経験と家庭でのほめられ方がつながると、お子さんは「こうしてみよう」と自分から行動を選びやすくなります。

家庭のルールは少なく、分かりやすく決める

放課後等デイサービスでは、活動ごとに見通しが立つように、ルールや約束を視覚的に示したり、短い言葉でくり返し伝えたりしています。

家庭でも同じように、ルールを「たくさん決める」ことより、「少なくても分かりやすく伝える」ことを意識すると、お子さんが理解しやすくなります。

 

例えば、「ごはんの前には手を洗う」「テレビはこの時間になったらおしまいにする」など、家族みんなで共有したいルールをいくつか選びます。

そのうえで、放課後等デイサービスと同じ言い回しを使ったり、お子さんが分かりやすい位置に簡単なメモやイラストを貼っておいたりすると、「どこでも同じだ」と感じやすくなります。

 

ルールを守れなかったときだけを取り上げるのではなく、守れたときに「今、自分から手を洗いに行けたね」と穏やかに伝えていくことで、ABAの考え方を家庭でも自然に活かしていくことができます。

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家でも続けやすいABA的なかかわりの工夫

 

ABAと聞くと、「専門家でないと扱えない難しいもの」という印象を持たれることもありますが、放課後等デイサービスで行っていることの多くは、保護者の方でも日常生活の中で取り入れられるシンプルな工夫です。完璧を目指す必要はなく、「このあたりなら家でも真似できそう」と感じるところから少しずつ始めることが大切です。

 

ここでは、放課後等デイサービスでの関わり方をヒントに、家庭でも続けやすい声かけやごほうびの考え方を具体的にお伝えします。お子さんの特性やペースに合わせて、「わが家バージョン」にアレンジしながら試してみてください。

声かけを短くそろえるとお子さんが動きやすくなる

ABAでは、行動の前に出される合図(きっかけ)を整えることをとても大切にします。

家庭でも、「そのときどきで違う言い方をする」のではなく、「同じ行動には、できるだけ同じ言い方をする」ことを意識すると、お子さんが理解しやすくなります。

 

例えば、片づけの場面で、「片づけて」「おもちゃしまおうか」「そろそろおしまいだよ」など、毎回違う声かけをしていると、お子さんは「どの言葉が片づけの合図なのか」をつかみにくくなります。

「おもちゃを箱に入れよう」「片づける時間だよ」など、家庭での合図をいくつかに決めておくと、放課後等デイサービスの声かけとも結びつきやすくなります。

 

声かけが長くなると、お子さんの頭の中で整理しづらくなることもあります。「行動の名前」と「一言の理由」くらいにおさめて伝えると、ABAで大切にしている「分かりやすい指示」に近づき、行動の見通しが立ちやすくなります。

ごほうびは「その子がうれしいこと」を小さくたくさん用意する

ABAでは、行動のあとに続く「いいこと」が、その行動をもう一度やってみようという気持ちにつながると考えます。

放課後等デイサービスでも、お子さんが頑張った行動のあとには、その子にとってうれしい時間や声かけを意識して用意しています。

 

家庭でも、「ごほうび=特別なおもちゃやお菓子」と考える必要はありません。

お子さんによっては、「おうちの人にぎゅっと抱きしめてもらうこと」「好きな話題をゆっくり聞いてもらうこと」「一緒に好きな遊びを数分だけ楽しむこと」が大きなごほうびになることもあります。

 

大切なのは、「これを頑張ったら、こんないいことがあるんだ」とお子さん自身が感じられるように、一つひとつの行動とごほうびをセットで経験していくことです。

放課後等デイサービスでのごほうびのアイデアを担当スタッフに聞きながら、家庭での過ごし方に合わせて一緒に考えていくと、家でも続けやすい形が見つかりやすくなります。

まとめ|放課後等デイサービスと家庭の両方でABAを活かしたい方へ

 

放課後等デイサービスでのABA的な関わり方は、家庭での声かけや雰囲気づくりとつながることで、お子さんの「分かりやすさ」と「安心感」を支える大きな力になります。

完璧にやろうと力を入れすぎる必要はありませんが、「できたことを具体的にほめる」「家庭のルールをシンプルにする」「声かけやごほうびをそろえる」といった小さな工夫を積み重ねていくことで、少しずつ生活全体が安定していくことが期待できます。

 

ゆめラボでは、2026年4月に広島エリアで放課後等デイサービスのスタートを予定しています。

 

放課後等デイサービスでのABAを家庭でどう活かせばよいか、ご家庭での関わり方を一緒に考えてほしいと感じられた保護者さまは、ゆめラボ各教室やお問い合わせ窓口まで、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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