岩国市で療育を探している保護者の方の中には、「教室ではどのような道具を使うのか」「うちの子に合う課題を用意してもらえるのか」と気になる方もいるのではないでしょうか。
療育グッズには、手先を使うもの、色や形を見分けるもの、ことばの理解につなげるもの、身の回りの動作を練習するものなど、さまざまな種類があります。
しかし、同じ年齢の子どもであっても、興味を持つものや理解しやすい伝え方、手先の使い方、集中できる時間は異なります。
岩国市の児童発達支援事業所であるゆめラボ南岩国教室では、既製品の療育グッズも活用しながら、必要に応じてスタッフがお子さまに合った療育グッズを作成しています。既製品のままでは合いにくい大きさや形、難易度、手順、見た目を調整し、その子が取り組みやすい課題にするためです。
このページでは、ゆめラボ南岩国教室がなぜ手作りの療育グッズを取り入れているのか、どのような視点で作り、実際の個別療育に活かしているのかをご紹介します。
ゆめラボ南岩国教室|基本情報
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INDEX
ゆめラボ南岩国教室では、療育グッズをお子さまに合わせて選びます。年齢だけで判断するのではなく、現在できていること、難しい動きや課題、興味を持ちやすいもの、手を動かすときの様子まで確認したうえで、活動に使用する道具を決めています。
既製品で支援の目的に合う場合は、そのまま活用します。一方で、大きさや形、提示される情報の量などが合わない場合には、既製品にこだわらず、その子が取り組みやすい療育グッズを作成します。
市販されている療育グッズは、多くの子どもが使いやすいように作られています。しかし、実際の療育では、同じ道具でも無理なく取り組める子もいれば、形や大きさが合わず、課題の目的とは別の部分でつまずく子もいます。
たとえば、物を穴に入れる課題では、差し込み口が小さすぎると、穴の位置に合わせることに意識が向き、指先を使って入れる動きまで進みにくくなります。反対に、穴が大きすぎると、狙った位置へ入れる練習になりにくいことがあります。
絵を見て選ぶ課題でも、選択肢が多いと迷いやすい子もいれば、選択肢が少なすぎるとすぐに答えが分かり、活動が単調になる子もいます。背景の色や絵の大きさ、枠線の有無によっても、見つけやすさは変わります。
大切なのは、既製品が良いか手作りが良いかではありません。目の前のお子さまが、その活動で身につけたい動きや判断に集中できる道具になっているかを確認することです。
療育グッズを作成するときは、最初に活動のねらいを明確にします。つまむ動きを身につけるのか、色を見分けるのか、順番を理解するのか、自分で身支度を進めるのかによって、必要な形や使い方は変わります。
そのうえで、お子さまが扱いやすい大きさ、持ちやすい形、見分けやすい色を選び、手順が分かりやすくなるように作成します。一度に見る情報が多いと迷いやすい場合は、提示する数を減らします。細かな部品をつまむことが難しい場合は、最初は大きな部品を使い、動きに慣れてから少しずつ小さくします。
手作りの療育グッズは、特別なものを作ること自体が目的ではありません。お子さまが課題の内容を理解し、自分の力を使って取り組める条件をつくるためのものです。

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療育では、同じ活動をすべての子どもに同じ方法で行っても、同じ経験にはなりません。内容を理解できても興味が続かないことがあり、やってみたい気持ちはあっても、難易度が合わずに途中で諦めてしまうこともあります。
ゆめラボ南岩国教室では、お子さまが活動を始めやすく、最後まで続けやすくするために、興味や発達段階に合わせた療育グッズを使用しています。
初めて見る課題や苦手意識のある活動では、道具を見ただけで手が止まることがあります。そのような場合には、お子さまが好きな動物、乗り物、食べ物、色などを療育グッズに取り入れることがあります。
たとえば、絵を見て同じものを探す課題でも、興味の薄い絵だけが並んでいる場合と、好きな乗り物の絵が使われている場合とでは、取り組みやすさが変わります。数を数える課題でも、好きな食べ物を並べる形にすると、指を動かしながら数える経験につなげやすくなります。
好きなものを取り入れるのは、単に楽しんでもらうためだけではありません。「見てみたい」「触ってみたい」という気持ちを活動の入口にして、必要な動きや考え方を身につけるきっかけにするためです。
活動に慣れてきた後は、好きなものだけに限定せず、少しずつ別の絵や素材にも広げていきます。興味をきっかけに始めながら、取り組める内容を増やしていくことが大切です。
課題が難しすぎると、取り組み方が分からないままになってしまいます。反対に、簡単すぎる状態が続くと、考えたり試したりする経験が少なくなります。
ゆめラボ南岩国教室では、現在のお子さまの力で取り組める段階から始め、必要に応じてスタッフが援助しながら、少し頑張れば達成できる難易度に調整します。
絵を選ぶ課題であれば、最初は二つの選択肢から始め、迷わず選べるようになってから三つ、四つと増やします。色分けの課題であれば、色の違いが分かりやすい組み合わせから始め、慣れてきた後に似た色を加えます。
手順を覚えることが難しい場合には、完成した見本を置いたり、最初に取り組む場所へ印を付けたりします。自分で進められるようになった後は、その印や見本を少しずつ減らします。
最初から最後まで一人でできたかどうかだけを見るのではなく、どこまで理解できたのか、どの部分に援助が必要だったのかを確認することで、次の「できた」につながる課題を考えます。
作成する療育グッズは、あらかじめ決めた種類だけを一律に使うわけではありません。通所しているお子さまの様子や個別支援のねらいに合わせて、その都度必要なものを作成します。
ここでは、ゆめラボ南岩国教室で作成する療育グッズの考え方を、活動の目的ごとにご紹介します。
物をつまむ、持つ、差し込む、引っ張る、両手を一緒に使うといった動きは、着替えや食事、道具の使用にもつながる大切な動きです。
手先を使う活動では、物を穴へ入れるポットン落とし、洗濯ばさみを付ける台紙、ひもを穴へ通す課題、形に合わせて部品をはめる課題などを、お子さまの動きに合わせて作成します。作るときは、つまむ部分の幅、部品の厚み、差し込み口の位置、台紙の向きなども調整します。
同じポットン落としでも、差し込み口の大きさや向き、入れる物の形や素材、動かすときに必要な力も調整できます。横向きの穴へ入れることが難しい場合には、上から入れられる形から始めます。小さな物をつまみにくい場合には、大きめで握りやすい物から始め、指先の動きが安定してからサイズを変えます。
目で見た位置に手を動かすことが難しい場合は、入れる場所が分かりやすい色や枠を付けます。動きが身についてきた後は目印を少しずつ小さくし、自分で位置を見つけられるようにします。
ことばや数、色を扱う活動では、絵合わせの台紙、仲間分けのカード、色分けのボード、数字と数量を結び付ける課題、出来事の順番を考えるカードなどを作成します。カードを作る際は、写真とイラストのどちらが分かりやすいか、背景があると見つけにくくならないか、手に取りやすい大きさかも確認します。
ことばの課題では、名称を答えることだけを求めるのではなく、絵を指さす、同じ絵を選ぶ、必要なものを相手へ渡す、ほしいものを伝えるなど、その子が表しやすい方法から始めます。
数の課題では、数字を読むことと、物の数が分かることを分けて確認します。数字は読めても数量との結び付きが難しい場合には、書かれた数字と同じ数だけ物を置く課題を作ります。数える途中で分からなくなりやすい場合には、物を置く場所を枠で示し、一つずつ動かしながら数えられる形にします。
色や形の課題でも、最初から多くの種類を見せるのではなく、見分けやすい組み合わせから始めます。お子さまの反応を見ながら選択肢を増やし、遊びの中で見分けて選ぶ経験を重ねていきます。
着替え、手洗い、片付け、持ち物の準備など、日常生活に必要な動作は、複数の手順が組み合わさっています。どこから始めればよいのか分からない子や、一つの動作はできても次の動作へ進みにくい子もいます。
身辺自立の活動では、ボタン、ファスナー、スナップなどを扱う練習用の道具や、身支度の順番を絵で確認できるカード、片付ける場所が分かる写真や目印などを作成します。
ボタンを留める課題では、お子さまの手の大きさや指の動きに合わせて、最初は大きなボタンと広い穴を使います。指の動かし方が分かってきたら、実際の衣服に近い大きさへ変えていきます。
持ち物を準備する課題では、すべての手順を一枚に載せると見にくい場合があります。そのときは、最初の手順だけを示し、終わったら次の手順を確認できる形にします。
練習用の療育グッズだけで終わらせず、実際の衣服や持ち物でも同じ動作を経験することで、教室でできたことを日常生活へつなげていきます。
お子さまに合わせて療育グッズを作成しても、作成時に想定した難易度や使い方が、実際のお子さまに合うとは限りません。実際に使うことで、作る段階では気づかなかった得意な動きや、つまずきやすい部分が見えてきます。
そのため、ゆめラボ南岩国教室では、作成した療育グッズを使って終わりにせず、取り組んでいるときのお子さまの反応を確認し、次の支援へ活かします。
療育グッズを使用するときは、正解できたかどうかだけではなく、どこを見ているか、どちらの手を使っているか、どの段階で動きが止まるか、どのような声かけがあると再開できるかを確認します。
課題に取り組めなかった場合も、すぐに「できない」と判断することはありません。道具が小さすぎたのか、見る情報が多かったのか、手順が伝わっていなかったのか、興味を持ちにくい内容だったのかを見直します。
差し込み口の位置が分かりにくければ色を付け、選択肢が多ければ数を減らします。手順を忘れやすければ見本を置き、力の入れ方が難しければ素材や大きさを変えます。
お子さまが課題に合わせるのではなく、まずは課題の出し方や療育グッズがお子さまに合っているかを確認することが、個別療育では欠かせません。
一度できた課題を、そのまま同じ難易度で続けるわけではありません。動きや理解が安定してきた場合には、これまで使っていた目印を減らしたり、扱う部品を少し小さくしたり、選択肢を増やしたりします。
反対に、難しい状態が続いている場合には、一つ前の段階に調整することもあります。難易度を下げるのは、活動の内容を理解し、自分で取り組める経験を重ねるためです。
また、同じお子さまでも、通い始めた頃と数カ月後では、興味を持つものや得意な動きが変わることがあります。以前は好きな絵があることで取り組めていた課題も、課題の進め方が分かるようになると、絵がなくても進められる場合があります。
その時点のお子さまに必要な支援を確認しながら、使い方を変えたり、新しい療育グッズへ作り替えたりすることで、その時点に合った活動を続けていきます。
手作りの療育グッズは、既製品よりも優れていることを示すためのものではありません。お子さまが何を見て、どのように手を動かし、どの部分で難しさを感じているのかを確認し、その子が取り組みやすい条件をつくるためのものです。
岩国市の児童発達支援事業所であるゆめラボ南岩国教室では、既製品を活用しながら、必要な場合には一人ひとりの発達段階や興味、手先の使い方、理解しやすい手順に合わせた療育グッズを作成します。実際に使用した後もお子さまの反応を見て、難易度や提示方法を変えながら個別療育に活かしています。
岩国市で療育を探していて、「決められた課題を行うだけではなく、子どもの様子に合わせて支援内容を考えてほしい」「どのような療育グッズを使っているのか実際に見てみたい」と感じている方は、ゆめラボ南岩国教室へご相談ください。
📞 電話:0827-31-1632(平日10:00〜18:00)
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