山口県岩国市にある児童発達支援事業所ゆめラボ南岩国教室では、1回90分の個別療育の中で、
という3つの専門的なアプローチを組み合わせて、お子さまの「できた!」を育てていきます。
このページでは、ゆめラボ南岩国教室で大切にしている3つの支援プログラムの内容や特徴を、保護者の方にもイメージしやすいようにご紹介します。
どのようなねらいで、どんな活動をしているのかを知っていただくことで、「うちの子に合いそうかな?」と考える材料になれば幸いです。
ゆめラボ南岩国教室|基本情報
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プログラム
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INDEX
ゆめラボ南岩国教室では、「お子さま一人ひとりの特性やペースに合わせて、楽しく続けられること」を何より大切にしています。
応用行動分析(ABA)、ソーシャルスキルトレーニング(SST)、感覚統合の考え方を、それぞれ単独で使うのではなく、お子さまの課題や得意なことに合わせて組み合わせることで、生活の中で役立つ力につなげていきます。
同じABAやSSTでも、お子さまによって「合うやり方」はまったく違います。
ゆめラボ南岩国教室では、事前のアセスメントや保護者の方からの聞き取りを通して、「今どんな場面で困りやすいか」「どんなことが好きで、どんなことが苦手か」をていねいに把握したうえで、そのお子さま専用のプログラムを組み立てます。
支援のゴールは、単に苦手を減らすことではなく、「自分でできた」「ほめてもらえた」という成功体験を重ねることです。
ABAの考え方をベースに、小さなステップに分けて取り組み、できたことはしっかり言葉や態度でほめることで、お子さまのやる気や自信につなげていきます。
教室だけで完結する支援ではなく、保護者の方と共有しながら、おうちでの声かけや環境の工夫にもつなげていくことを大切にしています。
毎回の療育後には、その日うまくいったポイントや、お家でも試してみてほしい関わり方をお伝えし、生活全体でお子さまを支えられるようにしていきます。
応用行動分析(ABA)は、人の行動を「きっかけ(前後の状況)」と「結果」に注目しながら理解し、「望ましい行動が増えるように環境や関わり方を整えていく」考え方です。
発達支援の分野でも広く用いられており、お子さまが日常生活を送りやすくなるようサポートするための方法として活用されています。
例えば、「片付けをなかなか始められない」「人に手が出てしまう」といった行動にも、必ずきっかけと結果があります。
ABAでは、「どんな場面で起きやすいか」「その後どうなっているか」を観察し、行動の意味を理解するところから始めます。そのうえで、環境の整え方や声かけの方法を一緒に考えていきます。
いきなり「全部の片付けができるようにする」のではなく、「1つ箱に入れられたらOK」「声をかけたら一緒に動けたらOK」というように、小さな目標に分けて取り組みます。
できたときには、笑顔でほめたり、シールや好きな活動などのごほうびを用意したりして、「がんばったら良いことがある」という感覚を育てていきます。
ABAの考え方は、お子さまへの声かけだけでなく、環境づくりにも活かされます。
見通しをもてるスケジュールの提示、使う物の置き場所をわかりやすくする工夫、がまんが必要な場面の前に短い休憩を入れるなど、事前に準備できることを増やすことで、困りごとが起きにくい環境をつくっていきます。
ソーシャルスキルトレーニング(SST)は、「人と関わるときに必要なスキル」を、練習しながら身につけていく方法です。
あいさつやお願いの仕方、順番を待つ、気持ちを伝えるなど、日常生活でよく出てくる場面を取り上げ、ロールプレイやカード、絵などを使ってわかりやすく練習していきます。
「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」などのあいさつや、「貸して」「やめてほしい」といったお願いや断り方は、わかっていても、いざというときに言葉にするのが難しいことがあります。
SSTでは、実際の場面をイメージしながら、スタッフとのやりとりや人形・絵カードを使ったごっこ遊びを通して、ことばと表情の両方の使い方を練習していきます。
「楽しい」「いやだ」「ドキドキしている」など、自分の気持ちを表現できることも大切なソーシャルスキルです。
表情カードや気持ちのメーター、絵日記などを使って、「どんな気持ちだったか」「そのときどうしてほしかったか」を一緒に整理していきます。ことばで伝えることが難しいお子さまには、指さしやカードを使った方法も取り入れます。
お友だちとおもちゃの取り合いになったとき、列に割り込まれたときなど、実際によくある場面を取り上げて、「こんなとき、どうしたらいいかな?」と一緒に考えます。
そして、スタッフが相手役になり、何度かやりとりを練習しながら、「困ったときに使えることば」や「その場から離れる」など、具体的な対処の仕方を身につけていきます。
感覚統合とは、「見る・聞く・さわる・動く」といった複数の感覚の情報を、脳の中で整理してまとめる働きのことです。この働きがうまくいかないと、「じっと座っていることが難しい」「音や光に敏感」「動きがぎこちない」といった困りごとにつながることがあります。
感覚統合の考え方を取り入れたあそびや運動を通して、感覚のバランスを整え、生活しやすさを高めることを目指します。
ブランコやトランポリン、バランスボール、サーキットあそび(またいで進む・くぐる・登るなど)といった活動を通して、全身を大きく動かす経験を重ねていきます。こうしたあそびは、姿勢を保つ力やバランス感覚、からだの位置を感じ取る力を育てるのに役立ちます。
ビーズ通しや洗濯ばさみ、ねんど遊び、ハサミやシール貼りなど、指先や手首をたくさん使う活動も大切にしています。手先の器用さを高めるだけでなく、「見て→つまんで→置く」といった一連の動きを通して、目と手の協調や集中力を育てていきます。
感覚の感じ方はお子さまによってさまざまです。音や光に敏感なお子さまには、静かな環境や、照明・音量の調整を行いながら活動を進めます。
一方で、刺激を求めて動き回りやすいお子さまには、しっかりとからだを動かす時間を用意したうえで、机上の活動に移るなど、「ちょうど落ち着ける状態」を一緒に探していきます。
ゆめラボ南岩国教室の個別療育は、1回90分の中で、ABA・SST・感覚統合の考え方を必要に応じて組み合わせて行います。
同じお子さまでも、その日の体調や気分によって、使う活動や重点を柔軟に変えていくのが特徴です。
はじめに、保護者の方から最近の様子や気になることをうかがい、その日の体調や気分をチェックします。
そのうえで、「今日はこの場面の練習を頑張ってみよう」「この活動で成功体験を増やそう」といった、その日ごとの目標をスタッフ同士で共有します。
メインの時間では、お子さまに合わせて活動を組み合わせていきます。
例えば、
といったように、「よく使う生活場面」と「からだや感覚を整える活動」をセットで行うことで、実際の生活につながりやすい形でスキルを育てていきます。
活動のあとには、お子さまと一緒に「今日できたこと」「がんばったこと」を確認し、成功体験を言葉にしていきます。そのうえで、記録をもとに、保護者の方へその日の様子をお伝えします。
お家での声かけや環境の工夫も、ABA・SST・感覚統合の視点から、できるだけわかりやすくお話しするよう心がけています。
ゆめラボ南岩国教室では、応用行動分析(ABA)、ソーシャルスキルトレーニング(SST)、感覚統合の考え方を組み合わせた1回90分の個別療育を通して、お子さま一人ひとりの「生活のしやすさ」と「できた!という自信」を育てていきます。
「こんな困りごとにABAやSSTが役立つのかな?」「感覚に敏感そうだけれど、どんなあそびが合うんだろう?」など、気になることがあれば、どうぞお気軽にお電話や見学・体験のお問い合わせフォームからご相談ください。
実際のプログラムの様子を見ていただきながら、お子さまに合った支援の方向性を一緒に考えていきましょう。
📞 電話:0827-31-1632(平日10:00〜18:00)
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