順番を待つのが苦手で、すぐに会話へ割り込んでしまう。遊びの場面で「ぼくが先!」と強く主張してトラブルになる。ADHD(注意欠如・多動症)の特性があるお子さんでは、こうした場面が日常的に起こりやすいことが分かっています。
頭では「順番を守ったほうがいい」「お友だちの話を最後まで聞こう」と理解していても、その場になると気持ちや体が先に動いてしまうことがあります。決して「わがままだから」ではなく、衝動性や待つことの難しさが背景にあることが多いと言われています。
ゆめラボ宇品教室では、こうした「順番を待てない」「割り込みが多い」お子さんの特性を責めるのではなく、社会性を育てる練習として、個別療育と小集団療育の両方で丁寧に取り組んでいます。
このページでは、宇品教室で実際に行っている関わり方や練習の工夫をご紹介します。
ゆめラボ宇品教室|基本情報
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「ちゃんと教えているのに、どうして何度も順番を抜かすんだろう」と感じる保護者の方も多いと思います。ADHDの特性があるお子さんは、順番を待つことや、相手の話が終わるまで待ってから話すことに特に苦手さが出やすいと報告されています。
ただし、それは「ルールを理解していない」「わざとやっている」からとは限りません。頭の中ではルールを分かっていても、衝動を抑える力や、時間の感覚、今この場面で何を優先したらよいかを整理する力がまだ育つ途中にあるためです。
周囲の大人が「性格の問題」と決めつけず、特性として理解しながら、練習の場を用意することがとても大切だと考えています。
例えば、すごろくやカードゲームの場面。ルールは理解していても、自分の番が待ちきれずにサイコロを振ってしまったり、「ねえねえ!」と会話に割り込んでしまったりします。
これは「やりたい」「今話したい」という気持ちがとても強く、待つあいだの時間が長く感じられてしまうことが一因とされています。
また、話の展開を追うこと自体がエネルギーのいるお子さんでは、「今言っておかないと忘れてしまいそう」という不安から、会話の途中でも思いついた瞬間に言葉が出てしまうこともあります。宇品教室では、このような背景を前提に、「わざとやっている」という見方ではなく、「どうすれば待ちやすくなるか」を一緒に考える立場で関わるようにしています。
順番を守れなかった場面で、毎回「ダメ」「またやったでしょ」とだけ伝えていると、お子さん自身も「どうすればいいのか分からないまま」になりがちです。叱られているうちに、自信をなくしたり、「どうせ自分はできない」と感じてしまうこともあります。
ゆめラボ宇品教室では、「今は〇〇くんの番だよ」「次は○○ちゃんだね」と、順番が分かるように視覚的に示したり、落ち着いて待てた瞬間を逃さずほめることを大切にしています。
「待てなかった理由」を責めるより、「少し待てたところ」「途中で気づいて戻れたところ」に注目して声をかけることで、「待つってこういう感じなんだ」と成功体験を積み上げていけるようにしています。
宇品教室では、1回60分の個別療育と、土曜日の小集団療育を組み合わせて、「順番を待つ」「割り込まずに参加する」といった社会性の練習を行っています。個別の時間で基礎的なステップを練習し、小集団の時間で「お友だちと一緒の場面」で試してみる、という流れを大切にしています。
「ただ我慢させる練習」ではなく、お子さんが楽しめる活動の中に自然と順番待ちや会話のルールが組み込まれているのが特徴です。無理のない範囲から始めて、少しずつステップアップしながら、「できた」という感覚と「またやってみたい」という気持ちを育てていきます。
個別療育では、まずはお子さん一人ひとりの得意・苦手や興味のある遊びを確認し、「この遊びだったら少し待てそう」という場面からスタートします。例えば、ボール転がしやミニカー遊びなど、交代が分かりやすい活動を選び、「先生→お子さん→先生→お子さん」といった順番を、声かけとジェスチャーで確認しながら行います。
最初は数秒待つところから始めて、慣れてきたら少しずつ待つ時間を伸ばしていくなど、成功しやすい設定を意識しています。
また、「順番を守れたら、その場ですぐにほめる」「終わったあとに、どの場面で待てていたかを一緒に振り返る」といった即時のフィードバックも大切にしています。こうした「短い待ち時間」と「すぐに返ってくるご褒美」が、ADHDのお子さんにとって効果的であると報告されており、宇品教室の支援でも取り入れています。
土曜日の小集団療育では、2〜4人ほどの少人数グループで、ゲームやごっこ遊び、体を使った活動などを行いながら、順番を待つ練習をしていきます。例えば、すごろくやカードゲーム、ボール回しゲームなど、「必ず順番が回ってくる遊び」を選び、「今は誰の番か」がみんなで分かるように工夫します。
スタッフが「次は〇〇くんね」「その次は△△ちゃんだよ」と言葉にして伝えたり、目印のカードやバトンを持っている人が「今の番の人」だと分かるようにしたりすることで、お子さん自身も「自分の番まで待つ」という感覚を掴みやすくなります。
また、割り込みそうになったときには、「待つ言葉」を一緒に練習しながら、「今は○○くんの番だね、終わったら教えてってお願いしてみようか」といった声かけを行い、実際の場面で使える言い方を身につけていきます。
「順番を待てない」「割り込んでしまう」という姿が続くと、保護者の方も「このままで大丈夫だろうか」「お友だち関係に支障が出ないか」と心配になってしまうと思います。
ですが、こうした社会性のスキルは、叱って一気に直すものではなく、安心できる場で少しずつ練習していくことで育っていきます。
ゆめラボ宇品教室では、ADHDの特性があるお子さんをはじめ、「順番が待てない」「割り込みが多い」といったお困りごとに対して、お子さんとご家族に寄り添いながら支援を行っています。
教室の雰囲気や、実際の個別療育・小集団療育の様子を見ていただけるよう、見学やご相談も随時受け付けています。
「うちの子も、こういう練習が合うかもしれない」「家庭での関わり方も一緒に考えてほしい」など、気になることがありましたら、どうぞお気軽にお電話やお問い合わせフォームからご相談ください。
保護者の方と一緒に、お子さんの「順番を待てた」「割り込まずに参加できた」という小さな一歩を、丁寧に積み重ねていければと思います。
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