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療育コラム

2026.01.16

自閉症と感覚過敏・感覚鈍麻について|困りごとの見つけ方と支援の工夫

 

「音にすぐ耳をふさいでしまう」「服のタグがどうしても気になって着替えが進まない」「痛そうな場面なのに平気そうにしている」。

自閉症スペクトラム特性のあるお子さまでは、こうした感覚の「感じ方」の違いが、日常の困りごととして表れやすくなります。これは性格やがまん強さの問題ではなく、脳が感覚情報を処理するしくみの違いから生まれる特性です。

 

「子ども 療育 自閉症」といった言葉で情報を探していて、このページにたどり着かれた保護者の方もいらっしゃるかもしれません。感覚過敏や感覚鈍麻は目に見えにくく、まわりの理解を得にくい分だけ、お子さま本人も保護者の方も「どうしてこうなるのか」が分からず、戸惑いや不安を抱えやすいテーマです。

 

このコラムでは、児童発達支援事業所ゆめラボのスタッフとして、自閉症と関係の深い感覚過敏・感覚鈍麻について、困りごとの見つけ方と、家庭や療育でできる支援の工夫をわかりやすくお伝えします。

 

診断や治療そのものは医療機関の領域ですが、毎日の生活の中で「何に困っていて、どう工夫できそうか」を一緒に整理していくときのヒントになればうれしいです。

自閉症と感覚の特性を理解する

 

自閉症スペクトラムのある人の多くは、光や音、触られた感覚、におい、味などに、周りの人とは違う感じ方を持っていることが知られています。とくに聴覚や視覚の感覚の問題は頻度が高く、研究によっては自閉症のある人の六〜九割が何らかの感覚の困りごとを抱えていると報告されています。

 

同じ環境にいても、ある子にとっては「少しざわざわしている」程度の音が、別のお子さまには「頭が割れそうにうるさい」と感じられることがあります。逆に、まわりが心配するほどの痛みや温度の変化を、本人はほとんど意識していない場合もあります。これは感覚の入り口で起きている問題というより、脳がその刺激をどう受け取り、意味づけるかという部分の違いと考えられています。

 

また、自閉症の子どもたちは「感覚過敏」と「感覚鈍麻」のどちらか一方だけがあるわけではなく、ある感覚にはとても敏感で、別の感覚には鈍いといった形で、感覚ごとの差が混ざり合っていることも少なくありません。さらに、体調や疲れ具合、不安の強さなどによって、その日の感じ方が変わることもあります。

 

こうした感覚特性を「わがまま」や「気にしすぎ」と捉えてしまうと、お子さまは必要なサポートを受けられないどころか、自分を責めてしまうこともあります。まずは「感じ方のちがいがある」という前提を家族や支援者が共有することが、子ども 療育 自閉症を考えるときの大事な第一歩になります。

感覚過敏とはどんな状態?

感覚過敏とは、本来なら「少し気になる」程度の刺激を、とても強く、苦痛として感じてしまう状態です。自閉症のあるお子さまでは、チャイムや掃除機の音、食器がぶつかる高い音、人混みのざわざわなどが「耳をつんざくような音」に感じられ、耳をふさいだり、その場から逃げ出したくなったりすることがあります。

 

触覚の過敏さが強い場合は、服のタグ、靴下のゴム、マスクの肌触り、髪を洗うときの水や泡の感触などが耐えがたい不快感として感じられます。まわりから見ると「ただのこだわり」のように見えることもありますが、本人にとっては「チクチクする」「ゾワっとする」「痛い」に近い体感になっていることも少なくありません。

 

このような感覚過敏は、日常生活のあらゆる場面に影響します。園や学校の行事、スーパーやフードコートなどの人が多い場所、電車やバスなど、日常的に利用する場面でも、感覚刺激が重なると一気にしんどくなってしまうことがあります。結果として「行きたくない場所」が増え、社会参加の機会が狭まってしまうこともあるため、周囲が「どんな刺激が苦手か」を具体的に知ることが大切です。

感覚鈍麻とはどんな状態?

感覚鈍麻とは、刺激が入ってきているのに、本人の中では十分に強く感じられず、反応が薄く見える状態を指します。たとえば、転んでひざをすりむいてもすぐに立ち上がって走り出す、熱い飲み物を一気に飲んでしまう、寒いのに薄着で平気そうにしているといった姿がみられることがあります。

 

一見すると「痛みに強い」「鈍い」ととらえられがちですが、実際には感覚の入り方が弱かったり、脳の中で刺激が十分に処理されていなかったりすることで、危険を感じにくくなっている場合があります。そのため、ケガや事故につながらないように、まわりの大人が環境面から安全を守る工夫が欠かせません。

 

また、感覚鈍麻があるお子さまは、自分から強い刺激を求める行動をとることもあります。ジャンプを繰り返す、体をぶつけるような遊びを好む、物を強くかんだり、口に入れたりするなどの姿は、「落ち着きのなさ」ではなく、「もっと感じたい」という身体からのサインであることも多いのです。こうした「求めている感覚」を安全な形で満たしてあげることが、支援の大事なポイントになります。

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家庭と療育でできる「困りごと」の見つけ方

 

感覚過敏や感覚鈍麻そのものは、良い悪いで評価するものではありません。ただ、感じ方の違いが日常生活での困りごとや疲れやすさにつながっている場合、どの場面でどの感覚が影響しているかを丁寧に見つけていくことが大切です。

その過程で、保護者の方と児童発達支援事業所などの支援者が同じ目線に立つことが、子ども 療育 自閉症を進めていく上で大きな助けになります。

 

ゆめラボでも、お子さまの行動だけを切り取るのではなく、「どんな場所で」「どんな刺激があって」「その前後に何が起きていたか」という流れを一緒に振り返ることから始めます。

家庭、園・学校、療育の場で見えている姿を持ち寄ることで、保護者の方だけでは気づきにくかった共通点が見えてくることも少なくありません。

 

感覚の困りごとを見つけるときに大切なのは、「行動を直す」ことを目標にするのではなく、「この行動の裏にどんな感じ方が隠れていそうか」を考えてみる視点です。

この視点が育ってくると、「うちの子はわがままだから」ではなく、「これがつらかったのかもしれない」と、お子さまに対する見方や声かけも変わってきます。

日常生活の場面からサインを拾う

感覚の困りごとは、検査の場面だけでなく、毎日の生活の小さな場面に現れます。

朝の着替えで決まった服しか着たがらない、靴下や靴を履くときに時間がかかる、食事になると突然機嫌が悪くなる、髪を洗うときに激しく嫌がるなど、一見バラバラに見える出来事でも、感覚の視点で振り返ると、共通する要素が見えてくることがあります。

 

たとえば、外出先ではいつも落ち着かなくなるお子さまの場合、照明のまぶしさや店内放送の音、人の出入りの多さ、においなど、複数の感覚刺激が同時に入ってきているかもしれません。

行動そのものだけを見ると「急に走り出した」「言うことを聞かない」と感じてしまいますが、その前に「耳をふさぐ」「目をぎゅっと閉じる」「表情がこわばる」といったサインが出ていないかを観察してみると、感覚のしんどさに気づきやすくなります。

 

ゆめラボでは、保護者の方から「どの場面で困りごとが出やすいか」を丁寧にお聞きしながら、実際の様子を想像し、必要に応じて療育の中で似た状況を再現しながら一緒に確認していきます。

場面ごとのサインが少しずつ見えてくると、「これは聴覚の刺激が強いのかもしれない」「触覚がポイントになっていそうだ」といった仮説を立てやすくなり、具体的な支援のアイデアにつなげていくことができます。

お子さま本人の「声」も手がかりにする

感覚の困りごとは、周囲からの観察だけでなく、お子さま本人の「声」から見えてくることもたくさんあります。

ことばでのやりとりができる自閉症のお子さまであれば、「どんなときにしんどい?」「何が一番イヤ?」と具体的に聞いてみると、「音がこわい」「服がチクチクする」「においがきつい」など、本人なりの表現で教えてくれることがあります。

 

まだことばが十分に出ていない場合でも、表情やしぐさ、体の使い方が大きな手がかりになります。特定の場所に近づくと体が固まる、決まったものだけを口に入れたがる、特定の素材にだけ強く触りたがるなどの姿は、感覚の「好き」「苦手」を教えてくれているサインかもしれません。

写真カードやイラストを使って「好き」「苦手」を指さしてもらうなど、ことば以外のコミュニケーションを活用する方法もあります。

 

ゆめラボでは、遊びや感覚遊具を通して、「これは気持ちいい」「これはちょっと苦手」といったお子さまの反応を丁寧に観察し、その様子を保護者の方と共有していきます。

本人の「声」をもとに、「この音のときはイヤーマフを使う」「この服の素材は避ける」「この順番だと準備がしやすい」といった作戦を一緒に考えることで、お子さま自身も「自分の感じ方を分かってもらえている」という安心感を持ちやすくなります。

感覚過敏・感覚鈍麻に合わせた支援とゆめラボへのご相談

 

感覚過敏や感覚鈍麻は、「なくすべきもの」ではなく、お子さまそれぞれが持っている大切な特性の一部です。そのうえで、日常生活に困りごとが出ている場合には、「どうすればもう少し過ごしやすくなるか」を一緒に考えていくことが支援の中心になります。

 

こうした支援は、家庭だけで抱え込む必要はありません。作業療法士による感覚統合のアプローチや、児童発達支援事業所での療育の中での感覚遊びなど、専門職と連携しながら続けていくことで、お子さま自身が「どうすると落ち着きやすいか」「どんな準備をすると安心してチャレンジできるか」を少しずつ身につけていくことが期待されています。

 

児童発達支援事業所ゆめラボでは、自閉症のあるお子さま一人ひとりの感覚特性をていねいに理解し、ご家庭と相談しながら、生活の中で実際に続けられる工夫を一緒に考えています。

活動の中で見えてきた「得意な感覚」や「苦手な刺激」を共有し、園や学校での過ごし方についてもアドバイスさせていただくことができます。

 

「もしかして感覚過敏や感覚鈍麻かもしれない」「子ども 療育 自閉症について、どこに相談したらいいか分からない」と感じていらっしゃる保護者の方は、どうぞ一度ゆめラボにご相談ください。

 

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