「文字がうまく読めない」「行を飛ばして読んでしまう」など、学習のつまずきには“視覚の使い方”が影響していることがあります。
視力には問題がなくても、視覚情報を処理する力が未熟だと読み書きや計算に支障が出る場合があります。
名古屋市に2025年8月開所予定のゆめラボ鶴舞教室では、こうした課題にアプローチする「ビジョントレーニング」を取り入れた個別支援を行います。
今回のブログでは、ビジョントレーニングの内容や効果、ゆめラボ鶴舞教室での実践について詳しくご紹介します。
INDEX
視力は正常なのに読み書きや図形の理解に苦手さがある子どもたち。
その背景に視覚認知や眼球運動の未発達が関係している場合があります。
視覚機能とはただ見るだけでなく、「どのように見て、理解し、使うか」という脳と連動した力のことです。
近年こうした見え方の特性によって学習に困難を抱えるお子さまが増えています。
保護者や支援者が「視力が良ければ大丈夫」と思って見過ごしてしまうこともありますが、実際には見え方の「質」に着目する必要があるのです。
視力とは一定の距離からどれだけ細かいものを識別できるかという静的な見え方を指します。
一方、視覚機能は「情報を目で取り込み、脳で処理し、体で反応する」という一連の動きに関わります。
視覚に課題があると、文字がぼやけて見えたり、形や配置が理解できなかったりするため学習に必要な認知や操作がスムーズにいかなくなります。
視覚機能の未発達は、学習に直結した困りごととして表れます。
これらの困難が学習意欲の低下や「どうせできない」という自己否定につながる前に、適切な支援で“見える力”を育てていくことが大切です。
ビジョントレーニングとは視覚機能を意識的に鍛え、目と脳の協調動作を高める訓練です。
単に目の動きを良くするだけではなく、視覚認知力、空間認識、集中力など、学習の基礎となる力を高めていきます。
名古屋市にオープンするゆめラボ鶴舞教室でも、このビジョントレーニングを導入し学びに課題を感じるお子さまの「読みやすさ」「書きやすさ」を支える支援を提供します。
トレーニングでは以下のような機能を改善・強化していきます。
・音読がスムーズにできない
・文字をなぞるのが苦手
・書き写しに時間がかかる
・視線が定まらず落ち着かない
・空間把握や図形の理解に時間がかかる
このような特性がある場合、視覚支援を含んだアプローチが効果を発揮する可能性があります。
ゆめラボ鶴舞教室では1回60分の個別療育の中で、視覚認知に着目したビジョントレーニングを取り入れています。
お子さまの特性や困りごとに応じて、保育士・児発管・OT(作業療法士)・ST(言語聴覚士)などが協力し、学習の土台となる視覚機能の発達を支援しています。
視覚支援はその子の特性を見極める力と、専門的な知識が求められる支援です。
ゆめラボ鶴舞教室では、視覚に関するアセスメントを通して子どもの困りごとがどこから来ているのかを分析し、具体的な支援方法へとつなげていきます。
すべての活動は楽しく・無理なく取り組めるよう工夫されています。
「集中できないのは性格の問題かも」「読み書きが苦手なのは努力不足?」
そんなふうに考えてしまう前に、視覚の使い方という視点を取り入れてみませんか?
名古屋市内のゆめラボ鶴舞教室では、保護者の皆さまと一緒にお子さまの可能性を丁寧に見つめていく支援を行っています。
まずは「何が苦手なのか」「何ができるのか」を知ることから始めてみましょう。
ゆめラボ鶴舞教室では、開所に向けて見学や相談の受付を順次開始予定です。
名古屋市近郊でお子さまの発達支援に関心をお持ちの方は、ぜひ一度ご連絡ください。
視覚機能を支えることは、学習の土台を支えること。
ビジョントレーニングは、読み書きや集中に困難を抱える子どもたちの“学びの入り口”を整える重要な支援です。
名古屋市のゆめラボ鶴舞教室では、2025年8月の開所に向けて視覚支援を含む多角的な療育プログラムを準備中です。
お子さまの「できた!」を育む第一歩として、視覚からのアプローチを一緒に始めてみませんか?
各教室の情報が満載!
お子さまの発達についてのご相談・見学のご予約はこちら
お悩みなど、お気軽にご相談ください