「思いやりが育ってほしい」「気持ちを切り替えられるようになってほしい」「すぐに諦めず、やってみようと思える子になってほしい」――そうした願いは、テストの点数には表れにくい力と深くつながっています。
児童発達支援事業所ゆめラボでも、療育の中で大切にしているのが、意欲、自信、協調性、感情のコントロールといった“非認知能力”です。
非認知能力は、目に見えやすい学力とは違い、日々の関わりや経験の中で少しずつ育っていく力です。そして、この土台が育つことで、園生活の過ごしやすさや人との関わり方、学びに向かう姿勢にも変化が表れてきます。
このページでは、非認知能力とは何か、なぜ児童発達支援事業所で重視されるのか、ことば・感情・社会性・自己調整とどうつながるのか、家庭や療育の中でどう育っていくのかを、発達支援の視点からお伝えします。
INDEX
非認知能力とは、点数や数字では表しにくい内面の力を指します。例えば、自分からやってみようとする気持ち、失敗しても立て直そうとする力、相手の気持ちを考えながら関わる力、気持ちを少しずつ整えていく力などが含まれます。
こうした力は、幼児期の生活の中ですぐに大きく変わるものではありませんが、毎日の関わりや経験の積み重ねによって少しずつ育っていきます。
児童発達支援事業所でも、見える結果だけではなく、その子の内側にある力の育ちを大切に見ています。
非認知能力は、テストの点数のように分かりやすく表れるものではありません。
けれども、「順番を待てた」「悔しい気持ちを引きずりすぎずに切り替えられた」「自分の思いを言葉で伝えようとした」といった姿には、確かにその育ちが表れます。
子どもが社会の中で過ごしていくためには、知識だけでなく、人と関わる力、自分を支える力、困ったときに立て直す力が必要です。非認知能力は、そうした毎日の土台になる大切な力です。
非認知能力という言葉には、ひとつの力だけが含まれているわけではありません。意欲、自信、やり抜く力、協調性、思いやり、感情のコントロール、切り替える力など、さまざまな要素が重なり合っています。
例えば、友だちと遊ぶ場面で相手の気持ちを考えられることも非認知能力のひとつですし、うまくいかないときに投げ出さず、もう一度やってみようとする姿勢もその一部です。
日常の中に見られる一つひとつの行動が、子どもの育ちにつながっています。
文字や数への興味、指示の理解、机に向かう力も大切ですが、それだけで子どもの育ちのすべてを支えることはできません。
学びに向かう前には、まず安心して過ごせること、人と関われること、自分の気持ちを保てることが必要になります。
非認知能力が育っていると、新しいことにも向かいやすくなり、失敗したときにも立て直しやすくなります。学力の前にある土台として、児童発達支援事業所でも重視されている理由はここにあります。
児童発達支援事業所では、目の前の課題をただ減らすことだけを目的にはしていません。その子が安心して過ごしながら、自分の力を少しずつ発揮し、生活の中でできることを増やしていけるよう支援しています。
そのためには、ことばや動作だけを見るのではなく、その子の意欲、自信、気持ちの切り替え、人との関わり方まで含めて見ていく必要があります。
非認知能力は、そうした支援を考えるうえで欠かせない視点のひとつです。
子どもが活動に参加しにくいとき、その背景には、ことばの理解だけでなく、不安の強さや失敗への苦手さ、気持ちの切り替えにくさがあることも少なくありません。発達支援では、そうした目に見えにくい部分にも目を向けることが大切です。
ただできるようにするのではなく、やってみようと思えること、続けてみようと思えること、その場で安心して過ごせることが育っていくと、その積み重ねが、行動の変化にもつながっていきます。
児童発達支援事業所では、小さな成功体験を重ねることを大切にしています。
ほんの少し手伝ってもらいながらでも最後までできた、自分から取り組めた、前回より落ち着いて参加できた――そうした経験が「自分にもできるかもしれない」という気持ちにつながります。
この積み重ねが、意欲や自信を支えていきます。自信がつくと、子どもは次の活動にも向かいやすくなり、新しい場面でも力を出しやすくなります。
非認知能力は、家庭や教室の中だけで必要なものではありません。園で友だちと一緒に過ごすこと、先生の話を聞くこと、自分の気持ちを切り替えること、就学後に集団の中で学ぶことにもつながっています。
児童発達支援事業所で非認知能力が重視されるのは、その場の困りごとに対応するためだけではなく、これから先の生活につながる土台を育てるためでもあります。
非認知能力は、意欲や自信だけを指すものではありません。ことばの育ち、感情の扱い方、人との関わり方、自分を整える力とも深く関わっています。
そのため、児童発達支援事業所で非認知能力を見るときには、一つの行動だけで判断するのではなく、その子がどんな場面で困りやすいのか、どんな支えがあると力を出しやすいのかを幅広く見ていきます。
ことばが増えていくことは、物の名前が分かるようになるだけではありません。「いやだった」「うれしい」「もう一回やりたい」といった気持ちを伝えられるようになることにもつながります。
自分の思いを少しずつ言葉で表せるようになると、泣いたり怒ったりするだけでなく、伝える方法が増えていきます。ことばの育ちは、非認知能力の中でも大切な土台のひとつです。
子どもは、自分の気持ちを自分で扱うことがまだ難しい時期にあります。悔しい、悲しい、腹が立つ、恥ずかしいといった気持ちが強く出ることも自然なことです。
大人が「悔しかったね」「びっくりしたね」と気持ちを受け止め、少しずつ言葉にしていくことで、子どもは自分の感情を理解しやすくなります。
自分の気持ちが少しずつ分かるようになることが、安心して過ごす力や落ち着きを取り戻す力につながります。
人との関わりの中では、自分の気持ちだけで進められない場面がたくさんあります。相手の番を待つ、気持ちを受け入れる、自分のやりたいことを少し抑えるといった経験を通して、社会性や自己調整力が育っていきます。
こうした力は、最初から身についているものではありません。大人との関わりや、安心できる環境の中で少しずつ経験を重ねることで、自分を整えながら人と一緒に過ごす力へとつながっていきます。
非認知能力は、特別なトレーニングだけで育つものではありません。毎日の生活の中で安心して過ごせること、できた経験を重ねること、自分の気持ちを受け止めてもらうことが、その育ちにつながっていきます。
家庭と療育のどちらか一方だけで育つものでもなく、両方の関わりがつながっていくことで、子どもはより力を伸ばしやすくなります。
家庭は、子どもにとっていちばん身近な場所です。失敗しても受け止めてもらえること、自分の気持ちを分かってもらえること、「やってみたね」と認めてもらえることが、安心感と自己肯定感につながります。
日常の中で交わされる言葉や関わり方は、子どもの内側に少しずつ積み重なっていきます。家庭での安心があるからこそ、子どもは外の世界にも向かいやすくなります。
療育の場では、その子に合った課題の大きさや関わり方を考えながら、無理のない形で成功体験を重ねていきます。少し手伝ってもらえばできること、自分で最後までやりやすいことから始めることで、「できた」という実感が生まれやすくなります。
その実感が意欲につながり、次の活動への向かいやすさにつながっていきます。児童発達支援事業所での支援は、できなかったことを責めるのではなく、その子が力を出しやすい形を見つけていくことでもあります。
教室で見られる姿と家庭で見られる姿は、同じようでいて違うことがあります。だからこそ、家庭と児童発達支援事業所がそれぞれの様子を共有しながら関わることに意味があります。
教室でうまくいった関わり方を家庭でも試してみる、家庭で気になっている様子を教室でも見ていくといったつながりがあることで、子どもにとって受け取りやすい支えになっていきます。
その積み重ねが、非認知能力の育ちにもつながっていきます。
非認知能力は、ことば、感情、社会性、自己調整と深くつながりながら、子どもの毎日の過ごしやすさやこれからの学びを支える大切な力です。
目に見えやすい結果だけでは分かりにくくても、その子の内側で育っていく力が、将来の土台になっていきます。
家庭での関わりや声かけ、安心して過ごせる時間、療育での小さな成功体験は、どれも非認知能力の育ちにつながっています。だからこそ、今見えている困りごとだけではなく、その子のこれからにつながる力にも目を向けていくことが大切です。
児童発達支援事業所ゆめラボでは、一人ひとりの様子に合わせながら、非認知能力の育ちも大切にした支援を行っています。お子さまへの関わり方に迷うことがある方、園生活や就学に向けて気になることがある方は、ぜひ一度ゆめラボへご相談ください。
見学や体験を通して、教室での関わり方や支援の様子をご覧いただけます。ご家庭での関わり方についても、ご相談いただけます。
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