広島市安佐南区の児童発達支援事業所ゆめラボ西原教室では、「楽しいから続く、できたから自信になる」を大切にした療育を行っています。
運動は、体幹や筋力を育むだけでなく、集中力や感情のコントロール、自分の体を理解する感覚も養います。
家庭でできる運動療育は、親子のコミュニケーションを深め、子どもに安心感を与える大切な時間です。
今回は、西原教室が実際の活動の中で取り入れている考え方をもとに、「遊び」として楽しめて効果も高いおすすめの運動を5つご紹介します。
保護者の方も一緒に楽しみながら、お子さんの小さな「できた!」をたくさん引き出してあげてください。
INDEX
姿勢が安定してくると、椅子にじっと座っていられる力や、集中力、落ち着いて話を聞く力も身についてきます。
ゆめラボ西原教室では、体幹やバランスを遊びの中で自然に鍛えるプログラムを取り入れています。
家庭での取り組みも、特別な道具を必要とせず、楽しみながら続けられるものがおすすめです。
お子さんが「やりたい!」「またやろう!」と思える工夫を加えると、自然と習慣になり、結果として姿勢や集中力の改善につながります。
無理をせず、楽しみながら行うことが継続の鍵です。
500mlのペットボトルを数本用意し、積み上げていく遊びです。
一見シンプルですが、実は全身のバランス感覚や体幹が必要な運動です。
立って行えば足裏の重心移動を意識でき、座って行えば集中力や手先の微調整力が鍛えられます。
「今日は何本まで積めるかな?」と声をかけてゲーム感覚にすると、達成感も味わえます。
倒れてしまった時は「もう一回挑戦!」と前向きな声掛けを忘れずに。
繰り返し取り組むことで「できなかったことができるようになる」成功体験を積み上げていけます。
壁に背をつけて膝を曲げ、スクワット姿勢を何秒間キープできるか挑戦する遊びです。
脚力と腹筋、背筋を同時に鍛えられる体幹トレーニングで、子どもの体の土台作りにピッタリ。
タイマーを使って「何秒頑張れたか」を目に見える形で記録するとモチベーションアップにつながります。
「あと5秒だけ頑張ろう!」という励ましの声は、お子さんにとって非常に大きな力になります。
終わった後は「よく頑張ったね」と必ず褒め、次への意欲を引き出しましょう。
タオルを丸めたり、プチプチシートを床に敷いてその上を裸足で歩く運動です。
足裏からの刺激は全身のバランス感覚を整える助けとなり、落ち着きや集中力にも良い影響を与えます。
「冷たい?硬い?」と感じたことを言葉にさせてみると、感じたことを表現する練習にもなります。
無理せず、親子で「おもしろいね!」と声を掛け合いながら取り組むのがポイントです。
「指示を聞く」「ルールを守る」「切り替える」という力は、集団生活や学習にも直結します。
ゆめラボ西原教室では、遊びを通してこの力を育てています。
家庭でも、ルールのある遊びを取り入れ、「楽しい中で自然と学べる」環境を作ることが大切です。
勝ち負けや結果ではなく「ルールを守ったこと」や「最後までやりきったこと」をしっかり褒めることで、成功体験が積み重なり、やる気が続きます。
タオルを腰に挟んで「しっぽ」に見立て、親子でジャンケンをして、勝った人が相手のしっぽを取りに行く、負けた方は逃げるという遊びです。
この動きは反射神経、瞬時の判断力、そして「勝ったときに攻め、負けたときは逃げる」という切り替えの練習になります。
勝った時の嬉しさ、負けた時の悔しさを経験しながらも、「またやろう!」と気持ちを切り替える力を養います。
保護者は「負けても楽しいね」「次に活かせるよ」と笑顔で声かけをしてあげることで、ゲームの中で心の成長を促せます。
「赤は止まる、青は進む、黄色はゆっくり」のルールで親が指示を出し、子どもがその通りに動く遊びです。
ルール理解・注意力・瞬時の判断をすべて使うため、脳と体の連携トレーニングに最適です。途中で指示を素早く変えると、子どもの切り替え力が試されます。
保護者は「止まるのが上手だったね!」「よく指示を聞いてたね!」と具体的に褒めてあげましょう。
間違えてしまっても「大丈夫!もう一度やってみよう」と楽しく再挑戦させることで、諦めず取り組む姿勢が自然と身につきます。
柔らかいボールを転がして、スタートからゴールまで早く進める遊びです。
途中に障害物を置いたり、方向転換させたりすると、さらに高度な判断力と協調性が必要になります。
親子で対戦形式にしても楽しいですが、勝ち負けにこだわらず「最後までやりきること」を称賛しましょう。
「曲がり角で上手に転がせたね!」と小さな部分も具体的に褒めてあげることで、達成感が高まり次のチャレンジ意欲へとつながります。
「やってみたい!」「できた!」という気持ちを何度も経験することで、子どもは自信を深め、失敗を恐れずチャレンジできる心が育ちます。
ゆめラボ西原教室では、無理のない範囲で少しずつレベルアップできる挑戦メニューを多数取り入れています。
家庭でも、達成感を味わえる遊びを通して、チャレンジ精神を育むことができます。
大切なのは「うまくできたか」ではなく「やってみたか」を評価すること。保護者の後押しとあたたかな声掛けが、お子さまの心を強くします。
丸めたタオルを輪っかにして、一定の距離から目標物に向かって投げるシンプルな遊びです。
最初は近い距離から成功体験を積み重ね、徐々に距離を伸ばして挑戦します。
家庭では椅子の脚やペットボトルを的にするだけで簡単に準備できます。
「あと少し!」と声をかけると子どもは自然と集中力を発揮します。
外したときは「惜しかったね、次はいけるよ!」と励まし、成功したときは「やった!すごいね!」と笑顔で褒めることが継続へのモチベーションになります。
風船を床に落とさないように何回続けて触れられるかを親子で競う遊びです。
軽い風船は予測通りに動かないため、瞬時の反応力やバランス感覚も自然と鍛えられます。
風船はゆっくりと落ちてくるので小さなお子さまでも取り組みやすく、親子で「何回できるかな?」と記録を取りながら楽しめます。
途中で落ちても「今度はもっと続けられるように頑張ろう」と励まし、失敗を恐れず挑戦する姿勢を自然に引き出せます。
階段の1段目から始め、手で段をタッチしながら降りていく運動。
慣れてきたら2段飛ばしや目標段数を決めて挑戦することで「できた!」という気持ちを積み重ねます。
必ず手を添えて安全を確保した上で取り組みましょう。
保護者の方は「挑戦する気持ちが素晴らしいよ」と結果よりも行動をしっかり評価し、「またやってみよう!」と声掛けすることで、粘り強さや挑戦意欲を養うことができます。
広島市安佐南区のゆめラボ西原教室では、「小さなできた!」を積み重ね、自信と自己肯定感を育てることを大切にしています。
ご家庭でも、今回ご紹介した運動療育を通して、お子さまと一緒に笑い合いながら成長を感じてみてください。
親御さんの「楽しいね!」「頑張ったね!」という一言は、お子さまにとって最大のエールです。
失敗しても大丈夫。何度も挑戦し、努力を重ねることの大切さを家庭でも伝えていきましょう。
その積み重ねが、子どもの心と体を大きく成長させていきます。
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