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療育コラム

2025.11.10

家庭でできる療育!初めてのお願い練習|「ちょうだい」「手伝って」の伝え方

 

「気持ちをことばで伝えることが難しい」「欲しい物があると泣いてしまう」——発達段階のお子さまにとって、お願いの伝え方は大きなテーマです。

児童発達支援事業所ゆめラボでは、家庭でも取り組みやすい“お願い練習”を、発達支援の専門的視点から提案しています。本記事では、「ちょうだい」「手伝って」を中心に、コミュニケーションの基礎となる要求表現の育て方を丁寧に解説します。

お願い表現を育てるための基本ステップ

 

お願い表現は、発達支援の中でも特に重要なスキルです。

適切に伝えられるようになることで、癇癪・固着・トラブルが大きく減り、生活の安定や対人関係のスムーズさにつながります。ここでは、最初に押さえておきたい基本的なステップをご紹介します。

興味のあるものを使った「ちょうだい」の練習

練習は、お子さまが「本当に欲しい」と感じるものを使うことで成功率が大幅に上がります。お菓子、おもちゃ、シャボン玉、タブレットなど、興味の高いアイテムを大人が一度手に持ち、手を伸ばした瞬間を逃さず「ちょうだいって言ってみようね」とモデル提示します。声が出にくい場合は、手を前に出すジェスチャーや絵カードの併用が効果的です。

できたらすぐに渡す“即時強化”の徹底

発達支援では、成功した瞬間に「すぐ叶う」経験が最も強力な強化になります。お願いの形は、言葉・ジェスチャー・指さしなど何でもOK。どんな小さな表出でも必ずすぐに渡し、「伝えてくれて嬉しいよ!」と承認することで、伝える行動が自発的に増えていきます。

言葉→ジェスチャー→視覚支援の選択肢を準備

お願いの伝え方は一つではありません。お子さまに合わせて「言葉」「ジェスチャー」「絵カード」「スイッチ式音声ボタン」など、多様な伝達方法を提示し、成功率を高めます。慣れてきたら徐々に支援を薄めるフェイディングを行い、自発的な発信へつなげます。

「手伝って」の習得で生活動作がスムーズに

 

「手伝って」は、生きていく上で大切なSOSのスキルです。

これが使えるようになると、困った時の癇癪や固まり行動が減り、安心して生活が送れるようになります。衣服の着脱・片付け・工作・遊びなど、あらゆる場面に応用されます。

困っているタイミングを見極めて声かけする

お子さまは、困っていても言葉で伝えられず動きが止まったり、イライラしたりすることがあります。

その瞬間に「手伝ってって言ってみようか?」と優しく促すことで、“困ったら伝える”という適切な行動を選べるようになります。泣いてからではなく、困り始めの初期サインを見逃さないことがポイントです。

「途中から手伝う」ことで自立を妨げない

保護者が全部手伝ってしまうと自立の妨げになることがあります。

着替えや片付けも「最後だけ」「最初だけ」「難しいところだけ」部分的に支援し、「ここまでは自分でできたね」と成功を視覚化してあげることで達成感を育むことができます。

成功体験を増やすためのスモールステップ

児童発達支援事業所でも用いられるスモールステップ法は家庭でも大活躍します。フ

ァスナーを少し上げる、靴のかかとを伸ばすなど“小さなゴール”を積み重ねると、成功体験が増えて自信も育ちます。適度に手伝い、適度に任せ、心地よいレベルで挑戦させることが大切です。

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遊びの中で自然にお願いを引き出す工夫

 

遊びは、お願い練習に最適な場面です。

「ちょうだい」「もっと」「もう一回」「手伝って」など、自然と要求が生まれるため、楽しく学ぶことができます。遊びながらの練習は、嫌がりにくく成功体験が積みやすいのが特徴です。

おもちゃの受け渡しで「ちょうだい」を学ぶ

ブロック、ボール、風船、おままごとなど、やり取りが発生しやすい遊びは練習に最適です。

大人が少し離れた場所に置き、「ちょうだい」の一言やジェスチャーで手に入る体験を繰り返すことで、“伝えると良いことが起きる”という学習が定着します。

順番のある遊びで要求のバリエーションを広げる

すべり台ごっこ、風船バレー、プラレール、積み木崩しなど、順番がある遊びではさまざまな要求を引き出せます。

「もう一回」「交代」「次やりたい」「止めて」など、コミュニケーションの幅が広がる場面が多く、発語促進にも効果的です。

困っている瞬間を見逃さず“プロンプト”する

遊び中にうまくいかない時こそ、お願い表現を伸ばすチャンスです。

「手伝ってのカード使う?」「どうしたいか教えてね」と少しだけヒントを出し、自発的に伝える行動につなげます。成功したら必ず承認し、安心して伝えられる環境を整えます。

家庭でできるお願い練習まとめ|個別相談はゆめラボへ

 

お願い表現は、お子さまの自己表現と社会性の発達を支える大切なスキルです。

家庭で毎日取り組める小さな工夫が、将来のコミュニケーション力を大きく育てます。児童発達支援事業所ゆめラボでは、ご家庭での関わり方も含め、個別療育を通して丁寧にサポートしています。

 

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