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療育コラム

2025.10.23

季節・行事で育つ社会性|未就学児の療育に活かした季節イベントアイデア

 

児童発達支援事業所ゆめラボでは、子どもたちの「社会性」や「人との関わりの力」を育てるために、四季折々の行事やイベントを大切にしています。季節の活動は、子どもたちにとって特別でワクワクする時間であると同時に、発達段階に合わせた学びや成長の機会にもなります。

 

行事の中で経験する「順番を待つ」「友だちと協力する」「ありがとうを伝える」といったやり取りは、社会性の基礎を身につける大切なステップです。

このページでは、未就学児を対象とした療育の中で、楽しく取り入れられる季節イベントのアイデアとその効果をご紹介します。

季節の行事が療育に役立つ理由

 

季節の行事は、子どもたちが自然の移り変わりを感じ、人と関わる喜びを学ぶ絶好のチャンスです。児童発達支援事業所で行う療育活動においても、四季の行事を取り入れることで、子どもの意欲を引き出し、心と体の発達を多角的にサポートできます。

 

また、行事という「特別な日」を通じて、いつもの活動では得られない達成感や期待感を味わうことができ、子どもの自己肯定感や社会的理解の向上にもつながります。春夏秋冬それぞれの季節を感じながら、「体験する・感じる・共有する」経験を積み重ねることが、発達支援の中でとても重要なのです。

「順番を待つ」「ルールを守る」体験ができる

節分の豆まき、運動会、七夕、クリスマス会など、行事には必ず「ルール」や「順番」が存在します。こうした活動に繰り返し参加することで、子どもたちは自然と「待つ」「譲る」「交代する」といった社会的な行動を学びます。

初めは難しかった子どもも、少しずつ人の話を聞けるようになったり、友達の順番を待てるようになったりと、確かな成長が見られるようになります。これらは日常生活の中でも活きる力であり、家庭や園生活、将来の学校生活へとつながる大切な基盤になります。

「みんなで楽しむ」ことで協調性が育つ

行事では一人で活動するよりも、グループでの協力が求められる場面が多くあります。友だちと一緒に喜びを共有したり、助け合いながら進める体験を重ねることで、子どもたちは「相手を思いやる心」や「協調性」を身につけます。

「一緒にできたね」「ありがとう」といった言葉のやり取りが自然と生まれ、他者との関わりを前向きに感じることができるようになります。特に児童発達支援事業所のような小集団の環境では、安心感の中で人と関わる練習を段階的に進められる点が大きな魅力です。

季節の移り変わりを感じる感性を育む

春の桜、夏の水遊び、秋の紅葉、冬の雪。自然の変化を感じることは、子どもたちの感受性を豊かにし、言葉の発達や想像力にも良い影響を与えます。

たとえば、春に花を見つける喜び、秋に落ち葉の音を感じる驚き、冬の冷たい空気に触れたときの発見など、小さな気づきの積み重ねが「感じる力」や「考える力」を育てます。療育の中で季節を意識した活動を取り入れることで、子どもは「今」を感じ取る力を養い、生活の中に楽しさと学びを見出せるようになります。

春の療育イベントアイデア

 

春は出会いとスタートの季節。新しいお友だちや環境に慣れながら、安心して自分を表現できる活動を多く取り入れることがポイントです。

自然に触れたり、制作活動を行うことで、社会性と情緒の発達をバランスよく支えられます。暖かい日差しの中で外に出る機会を増やすと、子どもの笑顔や発語のきっかけも自然と増えていきます。

お花見ピクニック

近くの公園でお弁当を食べたり、春の自然を感じながら過ごす時間を作ります。「お弁当を分け合う」「お花を見て話す」など、コミュニケーションを促す要素がたくさんあります。

 

また、「いただきます」「ありがとう」などの挨拶を通じて、社会的マナーを学ぶこともできます。外での活動は開放的な気分を生み、子ども同士の会話も弾みやすく、言葉の発達にも効果的です。

春の制作あそび(ちょうちょ・たんぽぽ)

折り紙や画用紙を使って春の花や虫を制作します。作る過程で「どうやるの?」「貸してね」といったやり取りが生まれ、他者との関わり方を学ぶ良い機会になります。

 

また、手先を使うことで巧緻性を高め、集中力を養うことにもつながります。完成した作品を壁に飾ることで、子どもが自分の頑張りを目で確認でき、自己肯定感も育ちます。

進級・新しいお友だちを祝う会

新年度を迎えたタイミングで、お祝いの会を開きます。「おめでとう」「よろしくね」といった言葉のやり取りを通じて、社会的なコミュニケーション力を育てます。

お互いの存在を認め合う経験が、自信と安心感につながります。さらに、式典のような雰囲気を味わうことで、子どもは「人前で発表する」「挨拶する」といった経験を積むことができ、表現力の育成にもつながります。

夏の療育イベントアイデア

 

夏は活動的で開放的な季節。五感を使った遊びや体験を通して、感覚統合の支援にもつなげられます。暑さを感じながらも「水」「光」「音」などを使った遊びを楽しむことで、感覚面・情緒面の発達を同時に促進します。

外遊びの中では、自然とルールを守る力や相手を思いやる行動も育ち、集団生活に必要な社会的スキルの練習にもなります。

水あそび・泡あそび

タライやペットボトル、スポンジなどを使って水に触れる遊びを行います。冷たい感覚や動きの変化を体感することで、触覚やバランス感覚を育てます。

順番を待つ、道具を共有するなどの練習にもつながり、集団活動のスキルも伸ばせます。笑い声が響く水あそびは、子ども同士の自然な関わりを生み出し、信頼関係を築くきっかけにもなります。

夏祭りごっこ

輪投げやヨーヨー釣り、かき氷ごっこなどを模擬店形式で行います。「いらっしゃいませ」「ください」「ありがとう」などの会話を楽しみながら、社会的スキルを学ぶことができます。

お金のやり取りをまねて数の概念に触れることもでき、療育にぴったりの行事です。浴衣やうちわを使った演出を加えると、より季節感を感じられ、子どもの記憶に残る特別な時間になります。

七夕の願い事制作

短冊に願い事を書くことで、「自分の気持ちを言葉にする力」を育てます。「何を書こうかな?」と考えることが自己表現の練習になりますし、他のお友だちの願いを聞くことで共感力も育ちます。

飾りつけを一緒に行うことで、協力する楽しさや達成感も味わえます。制作後には短冊を見ながら願いを語り合う時間を設けると、子どもたちの表情も一層生き生きとしてきます。

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秋の療育イベントアイデア

 

秋は気候が安定し、集中して活動に取り組みやすい季節。自然に触れる遊びや制作活動がしやすく、子どもの創造力や観察力を育むチャンスがたくさんあります。

 

また、秋の実りや色彩の豊かさを感じる体験は、子どもの語彙力を広げ、言葉による表現力を高めるきっかけにもなります。

どんぐり・落ち葉拾い

外でどんぐりや落ち葉を集め、それを使って工作をしたり、数を数えたりします。「同じ形を見つける」「分類する」などの活動は、論理的思考を育てる療育としても効果的です。

自然物を通して「違い」「似ている」「数える」といった概念に触れることで、数や形への興味が広がります。拾った素材を使った制作は、季節を感じながら自分の手で作品を作る喜びを味わえます。

運動会ごっこ

走る・投げる・バランスをとるなど、体をたくさん使った遊びを取り入れます。勝ち負けを経験する中で、悔しさや嬉しさを受け止める感情コントロールの練習にもなります。

 

また、競技を通じて「応援する」「拍手する」「最後までがんばる」といった社会的行動を学べる点も魅力です。療育の中でのミニ運動会は、成功体験を積みやすいように工夫できるのが特徴です。

ハロウィンパーティー

仮装を楽しんだり、「トリック・オア・トリート!」と挨拶することで、社会的マナーや表現力を育てます。家庭との連携もしやすく、親子で楽しめる人気イベントです。

衣装を選ぶ・身につける過程も自己選択の練習になり、自己表現の幅を広げます。子どもが主役になれる行事として、自信を育てる大切な時間となります。

冬の療育イベントアイデア

 

冬はイベントが多く、子どもたちが「待ち遠しい」と感じる季節です。年末年始の文化や感謝の気持ちを伝える活動を通して、人とのつながりを深める療育がしやすい時期です。

寒さの中でも体を動かしたり、手を使った制作を楽しむことで、季節の変化を感じながら活動を継続できます。

クリスマス会

プレゼント交換や合唱、ゲームなどを通して、人との関わりや思いやりを育みます。「ありがとう」「どういたしまして」といった言葉を交わす経験を重ねることが、社会性を高める大切な要素です。

 

また、子どもたち一人ひとりの頑張りを認め、サンタクロースからのプレゼントなどで励ますことで、「認められる喜び」も感じられます。

雪あそび・氷あそび

冷たさ・形・溶ける感覚など、自然の不思議を感じながら遊びます。感覚統合の支援としても効果的で、好奇心を引き出す活動です。

雪玉を作ったり、氷を観察したりすることで、科学的な興味も育ちます。屋内で行う氷あそびでも十分に「変化を楽しむ力」を育てられます。

お正月あそび(かるた・福笑い・凧あげ)

昔ながらの遊びを通して文化に触れ、「日本の伝統」を知る機会になります。親子で一緒に取り組むことで家庭とのつながりも生まれ、遊びながら社会的理解を広げられます。

 

また、ルールを理解しながら遊ぶことで、順番を待つ力や他者の行動を尊重する姿勢が育ちます。療育活動の中で伝統を楽しむことは、感性と知識を豊かにする貴重な体験です。

スタッフが大切にしていること

 

ゆめラボでは、「楽しい」と感じる気持ちが子どもの発達を促す原動力になると考えています。行事やイベントの際には、スタッフ全員が子どもたちの笑顔を引き出す声かけを意識し、頑張りをたくさん褒めるようにしています。

子ども一人ひとりが「自分もできた」と感じられる体験を通して、自信と意欲を育てることが私たちの目標です。スタッフも明るく元気に関わることで、子どもが「また来たい」と思える雰囲気を作り出しています。日々の小さな成功を大切にしながら、笑顔あふれる療育を心がけています。

まとめ|ゆめラボで「季節の行事を楽しむ療育」を体験しよう

 

季節の行事を取り入れた療育は、子どもたちが「楽しい!」と思いながら社会性や感受性を育てる最高の機会です。児童発達支援事業所ゆめラボでは、春夏秋冬それぞれの行事を通して、子どもたちが自然に成長できる環境を整えています。

 

見学・体験は随時受付中です。

お気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、笑顔でお待ちしています。

 

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