ゆめラボ新宿四谷教室は、児童発達支援事業所として、お子さま一人ひとりの発達段階や特性に合わせた療育を行っています。
支援は午前10時から午後3時までの時間帯で実施しており、個別療育と小集団療育を組み合わせたプログラム構成が特徴です。
それぞれのお子さまの状態やその日の様子に応じて、活動の順序や内容を柔軟に調整しています。
運動療育や机上活動を通じて、感覚統合・体幹の安定・認知や言語の発達・手先の巧緻性など、幅広いスキルの育成を目指します。
また、「TEACCHプログラム」に基づいた視覚支援や構造化された環境づくりを取り入れ、子どもたちが安心して取り組める工夫も充実しています。
個別でじっくり向き合う時間と、集団の中で“関わる力”を育てる時間のバランスを大切にした支援スタイルは、初めて療育に通うご家庭にも安心して選んでいただける内容となっています。
本記事では、ゆめラボ新宿四谷教室の1日の療育プログラムや、個別と小集団の特長、それぞれの支援がどのように組み合わさっているのかをご紹介していきます。
INDEX
ゆめラボ新宿四谷教室では、午前10時から午後3時までの時間帯で、未就学のお子さまを対象にした療育プログラムを行っています。
この時間の中で、個別療育と小集団療育を組み合わせた支援が、お子さま一人ひとりに合わせて丁寧に行われています。
日によっては個別でじっくり取り組む日、少人数の中で他の子と一緒に挑戦する日など、子どもの発達状況や当日の様子に合わせた柔軟な関わりができるのが特徴です。
運動療育・机上活動・感覚遊び・TEACCHプログラムを取り入れた視覚支援など、多様な活動を通じて、「できた!」「伝わった!」という自信につながる体験を積み重ねていきます。
活動の中心にあるのは「楽しい」という気持ちです。好きな遊びや動きから学びにつなげることで、自然と意欲が引き出されます。
「楽しい=学び」という感覚を大切に、子どもが前向きに過ごせる時間がつくられています。
ゆめラボでは、小集団療育を「人と関わることの土台づくり」と捉えています。
無理に一緒に遊ばせたり、すぐに会話を促したりするのではなく、まずはそばにいることの安心感を育むところから始めます。
活動は2〜4人程度の少人数で行い、子どもたちが自分のペースで人との距離感をつかめるよう工夫しています。
スタッフは「今、この子が何を感じているか?」を丁寧にくみ取りながら、順番を待つ、譲り合う、相手の動きに気づく…そんなやりとりの“芽”を、ゆっくり育てていきます。
関わることが苦手なお子さまでも、「一緒にいるって、ちょっと楽しいかも」と思える瞬間を積み重ねながら、集団生活の第一歩をやさしくサポートしていくのが、ゆめラボの小集団療育です。
室内には視覚的な区切りやスケジュールボードなどが設置され、子どもが安心して活動に取り組めるよう配慮されています。
見通しがあることで、不安や混乱を減らし、自信を持って次の活動へと進むことができます。
運動療育では、体を使った遊びや活動を通じて、発達に必要な基礎的な力を養っていきます。
体幹やバランス、感覚統合機能の育成はもちろん、感情のコントロールや自己肯定感にもつながる、重要な支援領域です。
平均台、トンネル、ジャンプマットなどを組み合わせたサーキット遊びは、楽しさの中に運動要素が詰まっています。
バランスをとる、くぐる、跳ぶといった動作を繰り返す中で、自然と身体全体の使い方を学んでいきます。
「バランスペダル」は、左右の足でペダルを踏んで前に進む運動器具です。
自転車のような感覚で乗ることができ、遊びながらバランス感覚・体幹・下肢の筋力を養うことができます。
体を動かすのが苦手な子でも、楽しみながら取り組めるよう工夫されています。
感覚の過敏や鈍麻を調整する感覚統合遊びも導入されています。
ブランコや重たいものを押す動き、バランス遊具などを使って、感覚の受け取り方や処理の仕方を助け、心身の落ち着きを支援します。
苦手な動きに対しても、スタッフの声かけや段階的な取り組みで、「やればできた!」という経験につなげていきます。
小さな成功体験を繰り返すことで、自己肯定感が育ち、挑戦する気持ちが自然と育っていきます。
机上療育では、認知・言語・手先の操作といった学習的な側面を強化します。
就学に向けての準備にもなるため、多くの保護者にとって関心の高い領域です。
ゆめラボでは、「できること」「好きなこと」を軸に、段階的な支援が行われています。
形合わせパズル、迷路、数字遊びなど、視覚的な情報処理を必要とする課題に取り組むことで、認知力を自然に育てていきます。
少しずつレベルアップすることで、子ども自身も「できるようになった」と実感できます。
絵カードやイラストを使ったやり取りを通して、「見る」「理解する」「伝える」という力を養います。
言葉でのやり取りが難しいお子さまも、視覚的な情報に頼りながら少しずつ発語ややり取りの力を伸ばしていくことができます。
「線の上を切る」「形に沿って切る」などのはさみの練習や、「豆つかみ」や「スポンジ移し」といった箸の練習は、手先の巧緻性だけでなく、生活スキルの基礎を育てる大切な活動です。
苦手意識が出やすい課題ですが、ゲーム感覚で楽しく取り組めるよう工夫されています。
支援では、成功体験を重ねることが最も重要です。
課題はその子に合った難易度に調整されており、焦らず自分のペースで取り組めるようになっています。
できたことをしっかり褒めてもらうことで、次の挑戦への意欲にもつながります。
ゆめラボ新宿四谷教室では、自閉スペクトラム症(ASD)など発達特性のあるお子さまのために、TEACCHプログラムの理論に基づいた構造化支援を導入しています。
見通しを持って安心して活動できるような環境設定が特長です。
スケジュールカードや活動の手順カードなど、視覚情報を活用することで、言葉だけでは理解しづらい内容も「見える化」され、安心感を持って取り組むことができます。
自分で判断し、行動する力が少しずつ育ちます。
「今なにをしているか」「次に何があるか」が明確になることで、活動への不安が減り、切り替えや気持ちの整理もしやすくなります。
見通しがあることで、苦手な活動にも前向きに取り組めるようになります。
大人の手を借りることなく、「自分で準備できた」「終わらせることができた」という体験は、子どもにとって大きな自信になります。
ゆめラボでは、支援のすべてに「自立をうながす視点」が盛り込まれています。
ゆめラボ新宿四谷教室では、「この子にとって一番よい支援とはなにか?」を常に考えながら支援を行っています。
決まった型にはめるのではなく、個性と発達段階に合わせた柔軟な関わりが、子どもたちの「伸びる力」を引き出しています。
一人ひとりに丁寧に向き合い、安心できる関係性を築くことから支援は始まります。
子どもが心を開くことで、より深い支援が可能になり、自然な形で学びが広がっていきます。
支援内容は、お子さまの成長や変化に応じて随時見直されます。
「今のこの子に合った方法」を常に追求しながら、一歩ずつ前進できる支援が行われています。
保護者様との連携は、ゆめラボの支援の柱のひとつです。
連絡帳や定期面談などを通じて、ご家庭との情報共有を丁寧に行い、教室と家庭がつながった一貫性のある支援を目指しています。
ゆめラボ新宿四谷教室の療育プログラムには、子どもたち一人ひとりの「できた!」「楽しい!」があふれています。
10時から15時の時間の中で、個別療育と小集団療育を組み合わせた多彩な活動が行われており、運動療育で身体の土台を育て、机上療育で思考力や生活スキルを育み、TEACCHプログラムを活用して“安心できる見通し”と“自立へのステップ”を支援しています。
どの活動も、お子さまの特性やペースに寄り添いながら、専門性とあたたかさをもったスタッフがていねいにサポートしています。
「この子に合った支援が受けられる場所を探している」そんな保護者の方にとって、ゆめラボは安心して相談できる場であり、お子さまにとっても、“自信”と“成長”を育む場でありたいと願っています。
日々の小さな一歩を大切にしながら、子どもたちの「やってみよう」に寄り添う療育を目指します。
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