「うちの子の発達、少し気になるかも…」そんな気づきから始まる子育ての悩みや戸惑いに寄り添う全5回のブログシリーズです。
新宿区四谷エリアに2025年6月開所予定の「ゆめラボ新宿四谷教室」から、初めての療育を考えるご家庭に向けた情報をお届けしています。
これまでの記事はこちら:
▶ 第1回:子どもの発達が気になったら
▶ 第2回:感覚や行動が気になるときどう考える?
▶ 第3回:小学校に向けて今できること
INDEX
「療育」という言葉を聞いたとき、多くの方が「子どものための支援」と捉えるかもしれません。
けれど、実際の現場では保護者の方が「どう向き合えばいいのか」「家庭でどう対応すればいいか」に悩む場面がとても多いのです。
ゆめラボ新宿四谷教室では、そんな保護者の不安に寄り添い子どもと一緒に歩んでいけるような「親の学び」も大切にしています。
支援は、子どもだけのものではありません。
「何に困っているのか分からない」「うまく関われない気がする」
こうした感情は決して特別なものではなく、誰にでも起こりうる自然な気持ちです。
ゆめラボ新宿四谷教室では、子どもの特性を理解するだけでなく「関わり方」や「声のかけ方」など、日常に活かせる視点や工夫を保護者の方にも一緒にお伝えしています。
支援の現場では、「親が変わると子どもの表情も変わる」と言われることがあります。
それは、親子の間にある目に見えない関係性が、お互いの安心や不安に強く影響するからです。
ゆめラボ新宿四谷教室では、支援時間だけで完結しない「日常とつながるサポート」を大切にしています。
保護者の支援は、単なる説明や情報提供にとどまりません。
私たちは「一緒に考える」ことを大切にしています。
「うまく関わりたいけど、どうすればいいか分からない」という声に応えるため、保護者向けのペアレントトレーニングを導入予定です。
感情のコントロール、視覚的支援、ルールの伝え方など実際の場面に即した具体的な方法を一緒に学んでいきます。
療育中の様子は、写真やコメント付きでアプリを通してご家庭に共有しています。
些細な成長も見逃さず、「できた!」の積み重ねを家庭と教室で一緒に喜べるようにしています。
特に保護者が不在の中でも子どもの様子が見えることで、「離れていても安心できる」という声を多くいただいています。
子どもを一番近くで見ているのは保護者です。
「最近、急に不安が強くなった気がする」「言葉が増えてきた」など、小さな変化に気づけるのも保護者の存在です。
支援の中では、「こうさせる」ではなく「どう感じているかを見る」視点も大切にしています。
保護者の方にもそうした気づきの目を持ってもらえるよう、一緒に観察しながら振り返りの時間をとっています。
専門家に任せきりではなく「うちの子にはどう関わったらいいのか」を一緒に考える時間を設けています。
正解はひとつではないからこそ、家庭での関わり方も一緒に探していく姿勢を大切にしています。
新宿区では、保護者の支援にも力を入れています。
区主催の家庭教育講座や、ペアレントメンター制度(先輩保護者が相談に応じる制度)など地域と連携した学びの場も広がっています。
「同じ悩みを持つ人がいる」「分かってくれる人がいる」
それだけでも心が軽くなるものです。
新宿区内でのつながりが、教室の外でも保護者の心の支えになることを願っています。
ゆめラボ新宿四谷教室では、支援そのものだけでなく「相談できること」「共有できること」「学べること」を重ねていける環境づくりに取り組んでいます。
子どもの発達支援は、子どもだけでなく保護者にとっても新しい学びの連続です。
大人も悩み迷いながら、それでも「うちの子のためにできることを知りたい」と思う気持ちが、支援の大切な出発点になります。
ゆめラボ新宿四谷教室では、子どもと一緒に保護者の皆さまが安心して関われるような環境と情報を整えています。
「一人で抱え込まずに、誰かと一緒に考えてみたい」そう感じたときが、支援を始める大切なタイミングかもしれません。
次回・第5回はシリーズ最終回。
「“支援”ってなんだろう?」をテーマに、療育の本質について一緒に考えていきます。
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