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放課後等デイサービス

2026.03.04

小学生の療育:発達障害の子の「宿題が進まない」を助ける家庭の工夫

 

「机には向かうけれど、なかなか鉛筆が動かない」「声をかけるほどイライラしてしまって、毎日の宿題タイムが親子ともにしんどい」。小学生になった発達障害のあるお子さんの宿題は、多くのご家庭で悩みになりやすい場面です。

 

やる気がないわけでも、甘えているわけでもなく、特性ゆえにスタートしづらかったり、続けるための力が追いついていなかったりすることが少なくありません。

 

児童発達支援事業所ゆめラボでは、放課後等デイサービスの療育の中で宿題に向かいやすくなる力を育てつつ、ご家庭での関わり方も一緒に考えています。

 

このページでは、「宿題が進まない」という日常の困りごとに対して、家庭でできる小さな工夫を中心にお伝えします。

どうして宿題が進まないの?発達障害の特性から見えるつまずき

 

宿題が進まない背景には、その子なりの理由があります。発達障害の特性がある場合、注意の切り替えが難しかったり、文字を書く動きそのものに負担を感じやすかったり、頭の中でやることを順番に並べるのが苦手なこともあります。

 

大人から見ると「さっさとやればすぐ終わるのに」と感じる場面でも、お子さんの中では高いハードルになっていることがあるのです。

 

まずは「怠けている」のではなく、「がんばりたいけれどうまくいかない」という視点に立つことが、家庭での関わりを変える第一歩になります。

そのうえで、特性に合った環境づくりや声かけを意識すると、少しずつ宿題に向かいやすくなる姿が見えてきます。

注意がそれやすい子にとっての“宿題モード”の難しさ

ADHDの特性がある子どもは、宿題を始める前に気になるものが目に入ったり、音が耳に入ったりするだけで、意識があちこちに向かいやすいことがあります。

机に向かっても、テレビの音や兄弟の動き、窓の外の様子などが気になり、なかなか宿題モードに切り替わりません。

 

また、「今は何をする時間なのか」を切り替えること自体が難しい子もいます。遊びから勉強に気持ちをスイッチさせるとき、急に「さあ、宿題!」と言われると、心の準備が追いつかないことがあります。

このような場合は、時間や合図を決めて、少しずつ気持ちを宿題に向けていく工夫が必要になります。

書く・読むが苦手な子どもが感じる負担

学習障害の特性がある子どもや、手先の動きに苦手さがある子どもにとって、「ノートに文字を書く」「プリントに答えを書く」といった動きは、大人が想像する以上に体力と集中力を使います。鉛筆を持つだけで疲れてしまったり、文字を思い出しながら書くことに精一杯で、内容を考える余裕がないこともあります。

 

読むことが苦手な場合は、文章問題や音読の宿題に時間がかかり、「わからない」「読みたくない」という気持ちが先に立ってしまいます。こうした場合、周りの子と同じ量・同じスピードでこなそうとすると、本人の負担が大きくなりすぎて、「宿題=つらいこと」というイメージが強くなりがちです。

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今日からできる、家庭での宿題サポートの工夫

 

宿題のつまずき方は一人ひとり違いますが、ご家庭で試しやすい関わり方のポイントはいくつかあります。ここで紹介するのは、特別な道具を用意しなくても始めやすい工夫です。すべてを一度に変えようとするのではなく、親子が取り入れやすいところから少しずつ試してみることが大切です。

 

「完璧にこなすこと」を目標にするのではなく、「今日はここまでできたね」と、昨日より少し進んだ部分に目を向けていけると、お子さんの自信も育ちやすくなります。

スタートしやすい時間と場所を決める

宿題が進まないときは、まず「いつ・どこで・どんな雰囲気で取り組むか」を見直してみましょう。

放課後すぐは疲れが強くて動きづらい子もいれば、おやつのあと少し休んでからの方が動きやすい子もいます。お子さんの表情や体調を見ながら、「この時間なら始めやすそう」というタイミングを一緒に探してみてください。

 

場所についても、テレビやおもちゃが目に入りにくい位置に机を置いたり、兄弟と距離を取ったりするだけで、集中しやすくなることがあります。タイマーを使い「まずは5分だけやってみよう」と伝えると、終わりが見えることで気持ちのハードルが下がりやすくなります。

宿題を小さく分けて「できた」を増やす

宿題のプリントを1枚丸ごと終わらせることを目標にすると、「こんなにあるの?」と見るだけで気持ちが重くなる子もいます。

その場合は、問題を数問ずつに区切って、区切りごとにチェックを入れたり、シールを貼ったりして、「ここまでやったら一度休憩」「ここまでできたら終わり」といった小さなゴールを作る方法がおすすめです。

 

たとえば、最初は得意な計算問題から始めて成功体験を作り、そのあとで少し負担の大きい文章問題に移るなど、順番の工夫も役に立ちます。

「全部終わらせること」だけに目を向けるのではなく、「今日はここまで頑張れたね」と声をかけ、親子で一緒に小さな達成を喜ぶ時間を持てると、宿題へのイメージも少しずつ変わっていきます。

一人で抱え込まないために|ゆめラボや放課後等デイサービスへ相談を

 

宿題が進まない毎日が続くと、「親の関わり方が悪いのでは」「もっと厳しくした方がいいのでは」と、ご家庭の中だけで悩みを抱え込みやすくなります。

けれども、発達障害の特性が関係している場合、家庭だけで工夫するには限界があることも多く、第三者の視点や専門職の関わりが力になる場面がたくさんあります。

 

児童発達支援事業所ゆめラボの放課後等デイサービスでは、宿題そのものを手伝うだけでなく、「宿題に取り組むための力」を育てることを大切にしています。

姿勢を保つ力や、気持ちの切り替え、見通しの持ち方など、学習の土台になる部分を遊びや運動あそびを通して育みながら、「この子の場合は、家庭でこんな声かけや環境づくりが合いそうです」といった具体的な提案も行っています。

 

もし、「毎日の宿題がつらい」「家庭だけではうまくいかない」と感じておられたら、一度ゆめラボにご相談ください。

見学や個別相談の中で、お子さんの様子を一緒に確認し、ご家庭と放課後等デイサービスが連携しながら、お子さんに合った宿題サポートの方法を考えていきます。

 

お問い合わせは、お近くのゆめラボ各教室まで、お電話やホームページからお気軽にお寄せください。

 

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