「お友だちと遊ぶのが苦手」「自分の気持ちをうまく伝えられない」「順番を待つのが難しい」、そんなお子さまの社会性の育ちを支えるのが、SST(ソーシャルスキルトレーニング)です。
児童発達支援事業所ゆめラボでは、遊びや日常生活の中で楽しく社会性を育てる療育プログラムを行っています。
今回は、SSTの基本と実際の取り組みについてわかりやすく紹介します。
INDEX
SSTとは「Social Skills Training」の略で、社会生活の中で必要なスキルを学ぶための支援方法です。
療育の現場では、単に「友だちと仲良くする練習」だけでなく、「自分の気持ちを伝える」「相手の気持ちを理解する」「集団でのルールを守る」といった、コミュニケーションの基礎を育てることを目的としています。
SSTの目的は、子どもが社会の中で安心して自分らしく過ごせるようにすることです。社会性や対人スキルを伸ばすことで、園生活や将来の学校生活にもスムーズに適応できるようになります。
・集団行動が苦手なお子さま
・人との関わりに不安を感じやすいお子さま
・感情のコントロールが難しいお子さま
・順番やルールを守るのが難しいお子さま
このような子どもたちに、楽しみながら社会的スキルを身につけられる支援を行います。
児童発達支援事業所で行うSSTは、発達の段階に合わせた「小さな成功体験」を積み重ねることを重視しています。
「できた!」という自信が、次のチャレンジにつながり、社会性を自然に伸ばしていく原動力になります。
ゆめラボでは、SSTを“遊びの中で自然に身につける”ことを大切にしています。
子どもたちにとって、遊びは社会の縮図。ゲームやごっこ遊びを通して、他者との関わり方や協調性を育てます。
ままごとやお店屋さんごっこでは、店員やお客さんなどの役を交代で体験します。
「お願いします」「ありがとう」などのやり取りを通じて、言葉の使い方や順番の大切さを学びます。
ボール運びリレーや積み木タワーなど、チームで協力する遊びを取り入れることで、相手を意識しながら動く力を養います。
失敗しても「もう一回やってみよう」と声をかけ合う経験が、自己肯定感を高めるきっかけになります。
すごろくやカードゲームを使ったSSTでは、「順番を待つ」「ルールを守る」力を身につけます。
ゲームを楽しみながら、自然に社会的ルールへの理解を深めることができます。
児童発達支援事業所ゆめラボでは、SSTの内容を家庭でも活かせるよう、保護者との連携を大切にしています。
日々の連絡帳や面談で、家庭での様子や声かけの方法を共有し、子どもの成長を一緒に支える体制を整えています。
・「順番」「ありがとう」「どうぞ」など、簡単なやり取りを日常の中で意識する
・成功したときにしっかり褒める
・できなかったことよりも「頑張ったこと」に注目する
こうした積み重ねが、子どもの社会性を大きく育てていきます。
家庭と療育の両方で共通した関わり方をすることで、子どもは安心して新しいことに挑戦できるようになります。
ゆめラボでは、保護者とスタッフが協力し合いながら、継続的なサポートを行っています。
子どもの支援はチームで行うもの。ゆめラボでは、SSTの取り組み内容や子どもの反応をスタッフ全員で共有し、一人ひとりに合った支援を常に検討・改善しています。
社会性やコミュニケーション力は、将来の生活を豊かにする大切な力です。
児童発達支援事業所ゆめラボでは、SST(ソーシャルスキルトレーニング)を通して、遊びながら社会性を育てる療育を行っています。
「お友だちとの関わりが心配」「集団が苦手」と感じる保護者の方は、ぜひ一度見学・体験にお越しください。お子さまのできた!を一緒に喜び合える時間がきっと見つかります。
📞 電話:0120-303-519(平日10:00〜18:00)
📩 お問い合わせフォーム:https://yumelabo.jp/contact/
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