「ちゃんと説明しているのに動いてくれない」「わかっているはずなのに、かたまってしまう」、子どものそんな姿に、戸惑ったことはありませんか?
もしかするとその行動の裏には、「うまく伝えられない」「気づいてほしいけど言えない」そんな気持ちが隠れているかもしれません。
2025年9月にさいたま市中央区に開所予定のゆめラボアスリエ与野教室では、行動の奥にある“見えにくい困りごと”に寄り添い、子ども一人ひとりの気持ちを受け止める支援を目指しています。
この記事では、「伝わらない」のではなく「伝えられない」、そんな子どもたちのサインに気づく支援の考え方と、開所に向けたゆめラボの想いをご紹介します。
INDEX
発達の特性がある子どもたちの中には、困っていてもそれをうまく言葉にできなかったり、表現の仕方がわからなかったりする子がたくさんいます。
そんな子どもたちがわからないときに見せるサインは、とても小さく、時には「わがまま」「やる気がない」と誤解されてしまうこともあります。
たとえば、
声をかけられると、かえって固まってしまう
本当はやりたいけれど、“失敗したくない”気持ちが先に出て動けない
質問されると焦ってしまって「やらない」「できない」と返してしまう
ゆめラボが目指すのは、こうした「わかりづらいけど、確かにある気持ち」に気づく支援です。
新しく始まるアスリエ与野教室でも、「できない行動」だけを見ずに、「その子は今、どうして動けないのか?」「どうしたら安心できるか?」という“背景”に注目した関わり方を実践していきます。
一人ひとりのペースや表現の方法に合わせて、子どもたちが「わかってもらえた」と感じられる支援を届けていきたい。そんな想いを込めて、開所に向けた準備が進んでいます。
子どもが見せる行動には、その子なりの理由や背景があることがほとんどです。
でもその理由は、はっきりと言葉で説明できるものばかりではありません。
ときには“困った行動”のように見えるものも、実は**「助けてほしい」「わかってほしい」**というサインだったりします。
ゆめラボアスリエ与野教室では、そんな行動の奥にある気持ちに気づけるよう、日々の関わりや支援の中で、小さな変化や反応にも丁寧に目を向けることを大切にしています。
ここでは、ゆめラボが実際に行っている「寄り添う支援」の進め方と、そこから生まれる保護者とのつながり、子どもの変化についてご紹介します。
ゆめラボでは、決まったプログラムを全員に一斉に行うのではなく、子ども一人ひとりに合わせて支援の出発点を見つけることを重視しています。
たとえば同じ「椅子に座る」という場面でも、
そもそも椅子に近づくことが難しい子
座れても、音やにおいなど環境が気になる子
体は座っていても、気持ちがついていかない子
と、状況や背景は本当にさまざまです。
だからこそ、その子の「今、何に困っているのか?」「どこでつまずいているのか?」をしっかり見極めることで、無理なく取り組める“スタート地点”を見つけることができるのです。
支援の中では、「できるようになる」ことを急がずに、「まず安心してそこにいられる」「チャレンジしてみようと思える」ことを大切にしています。
子どもの日々の変化や反応を一番近くで見ているのは、やはり保護者の皆さんです。
ゆめラボでは、教室と家庭をつなぐ対話の場を大切にしています。
送迎時のちょっとした会話や、連絡帳でのやりとりを通じて、
家ではどんな場面で困っているのか?
どんなときにイライラしたり泣いたりしやすいのか?
ご家族が「気になっているけれど、どう関わればいいかわからないこと」は?
といったお話を丁寧に聞きながら、教室での支援と家庭での接し方がつながるようサポートしています。
ときには、「そんな風にしてたんですね、気づきませんでした!」と、保護者の方自身が子どもの気持ちのサインに気づくきっかけになることもあります。
一方通行の報告ではなく、「一緒に考える」「一緒に悩む」関係性を大切にしたやりとりを、新しく開所するアスリエ与野教室でも大切にしていきます。
「目を合わせてくれた」「隣に座ってくれた」「嫌がっていた活動に自分から近づいていった」
これらは一見、小さなことに思えるかもしれません。
でも、そうした“小さな変化”の積み重ねこそが、子どもの成長にとって何よりの手がかりになるのです。
ゆめラボの支援では、こうした日々の小さなステップにこそ意味があると考え、「できたかどうか」よりも、「やってみようとした気持ち」を丁寧にすくい上げていきます。
そうした関わりが、「ここなら大丈夫」「自分は大切にされている」と子ども自身が感じられる土台となり、やがて次のチャレンジへとつながっていきます。
開所後のゆめラボアスリエ与野教室でも、一人ひとりの見えにくいサインに丁寧に気づけるよう、子どものペースに合わせたあたたかい支援を届けていきます。
ゆめラボアスリエ与野教室が開所するさいたま市中央区は、ファミリー層の多い街でありながら、発達に特性のあるお子さまをサポートする支援機関の選択肢がまだ多いとは言えない地域でもあります。
「どこに相談したらいいかわからない」
「園では指摘されているけれど、何から始めたらいいの?」
「他の子と違う部分に気づいて、不安になった」
そんな保護者の方々の声に、地域の中で気軽に立ち寄れて、安心して話ができる場所をつくりたいという思いから、ゆめラボアスリエ与野教室の開所準備が進められています。
ゆめラボはこれまで広島県を中心に、全国で児童発達支援の教室を展開してきました。
その中で私たちが大切にしているのは、一人ひとりの特性を理解し、「その子の今」に合った支援を届けること。
さいたま市のように子育て世代が多いエリアでは、「発達の悩みがあっても相談先がわからない」「周囲と比べて悩んでしまう」といった声も少なくありません。
ゆめラボアスリエ与野教室では、支援が必要なお子さまはもちろん、“ちょっと気になるけど、療育までは…”というご家庭にも、安心して話していただけるような開かれた場を目指しています。
療育=特別なものではなく、「その子の育ちを支える自然な選択肢」として地域に根づいていけるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。
ゆめラボアスリエ与野教室の周辺には、公園や図書館、地域の福祉施設など、子どもが関わることのできる場所がたくさんあります。
教室内だけにとどまらず、地域資源とつながることも、ゆめラボの療育の大切な要素です。
公園へのお出かけで体と感覚を育む
図書館での静かな時間から言葉に親しむ
地域の人との挨拶ややりとりの中で社会性を育てる
こうした日常のなかにこそ、子どもたちの「できた!」がたくさん詰まっています。
また、地域の保育園・幼稚園・小学校との連携も積極的に行い、通園・通学先ともつながりながら“ひとつながりの支援”を行っていきます。
子どもにとっての居場所は、安心できて、がんばらなくてもいい場所であってほしい。
そして保護者の方にとっても、「ここで話せてよかった」と感じられる場所であってほしい。
ゆめラボが目指す支援の本質は、いつもこの思いにあります。
発達の特性があっても、集団が苦手でも、表現が少なくても、「その子らしく」「その子のペースで」育っていける環境を、地域の中に広げていく。
さいたま市与野エリアに新たに誕生する教室として、地域に根差した支援を、ひとつずつ丁寧に、届けていきます。
ゆめラボアスリエ与野教室は、2025年9月にさいたま市にオープン予定の児童発達支援事業所です。
「子どもの発達が気になる」「療育を受けさせたいけれど初めてで不安…」という保護者の方が、安心して第一歩を踏み出せるように、事前の情報発信や相談受付を丁寧に行っていきます。
ここでは、開所前の今、どのような準備が進んでいるのか、利用を検討される方向けにどんなサポートがあるのかをご紹介します。
2025年9月の開所に向けて、現在は以下のような準備が進んでいます。
教室環境の整備(安全・安心の空間づくり)
支援体制の構築(専門職スタッフの採用・研修)
関係機関との連携準備(さいたま市・医療機関・保育園など)
事前の見学会・個別相談会の企画と準備
正式な場所はまだ公開されていませんが、さいたま市中央区の利便性の高い場所に開所予定です。
見学や相談をご希望の方には、準備が整い次第、先行案内のお知らせも行ってまいります。
「まだ教室はできていないけれど、療育について話を聞いてみたい」「児童発達支援って何をするのか、詳しく知りたい」、そんな方へ向けて、開所前でも個別相談や事前面談の機会をご用意する予定です。
また、「受給者証をどう取得すればいいか分からない」という方へも、手続きに関するご説明やサポートを行いますので、初めての方でもご安心ください。
今後は公式サイトやブログを通じて、見学日程や説明会情報を随時発信していきます。
気になる方は、どうぞお気軽にお問い合わせいただければと思います。
Q:療育が必要かどうか判断できません。相談だけでもできますか?
A:もちろん可能です。ゆめラボでは、「まだ様子を見ている段階」のご相談も歓迎しています。
Q:受給者証を持っていないのですが、どうしたらいいですか?
A:ご希望があれば、さいたま市への申請手続きの流れについて丁寧にご案内いたします。
Q:きょうだいの同伴は可能ですか?
A:ご相談内容やタイミングに応じて調整可能です。事前にお気軽にご相談ください。
Q:見学だけでもできますか?
A:開所準備が整い次第、順次見学日を設定する予定です。公式ブログ・LINEなどでもご案内します。
子どもが見せる小さな行動には、目には見えにくい気持ちやサインが込められていることがあります。
「わからない」「困っている」「伝えたい」――けれど、それを言葉にできない。
そんなお子さまの思いに気づき、やさしく受けとめていくことが、私たちの支援の原点です。
ゆめラボアスリエ与野教室では、行動の背景に目を向け、子ども一人ひとりのペースや感覚に合った関わりを大切にしていきます。
それは、“できたかどうか”ではなく、“やってみようと思えたこと”を認めていく支援。
そして、保護者の方とも一緒に歩んでいく支援です。
2025年9月の開所に向けて、現在準備が進んでいますが、これからはさいたま市中央区という地域の中で、
子どもたちが安心して過ごせて、「自分らしく育っていける」場所として、少しずつ歩みを始めていきます。
「うちの子、ちょっと気になるな…」
「でも、相談するほどのことなのかな?」
そんなお気持ちのときこそ、ぜひ一度、ゆめラボにご相談ください。
アスリエ与野教室が、子どもたちの「できた!」と、保護者の方の「話せてよかった」を育てていけるよう、
私たちも、日々ていねいに向き合ってまいります。
各教室の情報が満載!
お子さまの発達についてのご相談・見学のご予約はこちら
お悩みなど、お気軽にご相談ください