ゆめラボではTEACCHプログラムを療育に反映しています。
机上課題では学習面・微細運動・SSTなど様々な療育課題を元に支援を行っています。子どもが楽しめる活動を机上で行うことにより、椅子に座って机上の活動がを行う行動が形成され、抵抗なく椅子に座る事が出来るようになります。集中力や記憶力、聞き取り力・発想力・協調性・創造性などを育んでいきます。
TEACCHプログラムは自閉症の特性を理解し個人の強みを活かしながら自立した生活を送れるように支援する事を目標としています。物的環境の構造化をする事で、落ち着いて課題に取り組めたり、視覚の構造化を行うことで手順を理解しやすくなり自立心や自信を養う事ができます。
ボルタリングは、全身の筋力、体幹、バランス感覚、指先の力の強化、ボディイメージの向上が期待できます。
また、ただ登るだけではなく、目印にしたキャラクターにタッチすることを目標とし達成感を味わったり、ストーンやストーンの間に数字を貼りつけ順番にタッチ、職員が指示した数字をタッチなど、学習要素を取り入れたり、次はどのストーンを掴めばよいか、目標物により早くたどり着くにはどのように進めばよいかなど思考力や想像力も養うことができます。
以前より上に登ることができるようになったお子様の表情は自信と喜びでいっぱいです。安全には十分気を配り、お子様のチャレンジの気持ち、諦めず取り組む力を養っていきます。
全身を使った運動課題にゆめラボでは、サーキットトレーニングを用います。身体全体を使った遊びを通して子どもの発達を促すプログラムです。
平均台やバランスストーン、トンネルなど様々な道具を使用したり、「ボールを落とさないで進む」「くま歩きで進む」などの課題を配置したコースを設け、それをクリアすることで楽しみながら身体能力や協調性、社会性を育みます。
全身運動で心身を鍛え、感覚を刺激して脳の発達を促します。また、お友達と協力したり、成功体験を積み重ねることで自信とやる気を育みます。先生からの指示や言葉を聞いて動くことも取り入れることができ、就学に向けてのお子さまにとっても楽しく、注意して話を聞き行動する活動になります。ゆめラボでは年齢や発達段階に合わせたプログラムで、個々の成長をサポートいたします。
ゆめラボでは、お子様一人ひとりに合わせた一日の活動を組んでおり、絵カードを用いてスケジュールを提示しています。
来所時の挨拶からお子様と一緒に確認をしながら進めていき、活動が終わったらカードを「おしまいBOX」に入れることで「はじまり」「今すること」「おわり」を明確にしています。ゆめラボにも多く通われているASD(自閉スペクトラム症)の傾向があるお子様は、「今何が起きているのか」「この後何をするのか」が明確になっていない環境では状況理解が難しくなり、混乱してしまうことがあります。
個別のスケジュールを絵カードで提示することは、「安心して過ごせる」「自分のすべきことがわかり、自分のことができるようになる」ための〈構造化〉という手法の一つです。また、「話しかける」などの音声コミュニケーションよりも、イラストや写真で提示する視覚的なコミュニケーションの手法に強みがあるので、絵カードを用いたスケジューリングによって環境を整理し、状況を理解しやすく、安心して過ごせるようにしています。
バランスボールでは、乗る、座る、転がすなどさまざまな運動に対応できます。体幹をきたえるのにも活躍します。
ボールプールでは、手の先から足の指先まで全身の触覚が刺激される事で、脳に良い効果をもたらします。宝探しゲームなどを楽しみながら行うことができます。固有受容覚や前庭覚などさまざまな感覚を取捨選択して使用するトレーニングができ、感覚統合を促す効果が期待できます。特に感覚過敏や感覚鈍麻のあるお子さまには取り入れたい活動です。
各教室の情報が満載!
お子さまの発達についてのご相談・見学のご予約はこちら
お悩みなど、お気軽にご相談ください