現在の生活習慣の中で、身体全体を意識して使う場面がだんだんと少なくなってきています。近い距離でも車で移動したり、公園で走り回る経験や外で遊ぶこと自体が少なくなってきました。
ソファーで寝そべったり、じゅうたんの上に寝転がって過ごしたりする機会も多くなっていないでしょうか?
昔ながらの遊びや環境は、自然と体幹を鍛える要素が含まれていました。
それが、現在少なくなってきたことで、身体を支える基本となる体幹が弱かったり、感覚や運動機能の発達に遅れが見られていることも起こっているようです。
体幹を鍛えることは、平衡感覚や固有覚を鍛えることにつながります。
この土台があって認知活動や学習を積み上げていくのでとても重要な点であるといえます。
そうした重要な体幹を鍛えること、バランス感を習得することを運動の中に組み入れて療育は行っています。
よくあるのは、バランスボールやトランポリン、ブランコやボルタリングです。バランスストーンや平均台、巧技台なども効果的です。
大型の遊具を使用しなくても、縄跳びやけんぱ、手押し車や缶ぽっくり、昔遊びの高おになど身近なものもバランス感覚を鍛える療育に変えることができます。
ゆめラボでは、発達の段階に合わせてバランス感を刺激する運動をスケジュールに組み込んでいます。
運動療育プログラムの中で、よく保護者様より聞かれることで「体幹が弱いんです」という言葉です。
体幹は、平衡感覚・固有覚の原始感覚の中の基本です。
自分の体のバランスやつくりを把握して、コントロールすることをサーキットを通して、感覚を身につけていきます。
バランスストーンや平均台、ハードルやトンネル、ケンパ、いろんな歩き方など基本動作につながる運動を個別療育の中に取り入れています。
その他、投げる・けるなどの腕を使って体全体で動く動作も行います。
投げる位置を決めて、上から投げる、下から投げる。
大きなボール、小さなボールでやってみる。
ボールを蹴る動作も身につけたい動作ですね。ストライクアウトは子どもたちが式な運動プログラムのひとつです。
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