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ゆめラボ西原教室

広島

2026.05.07

音や触感を嫌がる子は感覚過敏?園生活で困る感覚特性への家庭療育|ゆめラボ西原教室

 

音を嫌がって耳をふさぐ、服のタグや帽子を嫌がる、制作でのりや絵の具を触りたがらない、揺れる遊具を怖がる。こうした様子が続くと、「感覚過敏なのかな」「園生活で困っているのかな」と心配になる保護者さまは少なくありません。

 

感覚の受け取り方は、お子さまによって大きく違います。同じ音や触感でも、平気な子もいれば、強い負担として感じる子もいます。反対に、揺れやジャンプ、強い圧迫などの刺激を好んで求める子もいます。

 

音や触感を嫌がる姿は、わがままや気分だけで片づけられるものではありません。園生活の中で集団活動に入りにくい、給食や着替えを嫌がる、行事で崩れやすいといった困りごとの背景に、感覚特性が関係している場合があります。

 

このページでは、音や触感を嫌がる子に見られる感覚特性のサイン、園生活で困りやすい場面、家庭療育でできる工夫、家庭で確認したいポイントについて、ゆめラボ西原教室の視点から紹介します。

 

ゆめラボ西原教室|基本情報

🏠

住所〒731-0113 広島県広島市安佐南区西原4丁目14−13 セントラルリバー西原201

🚏

最寄り駅祇園新橋北駅、西原駅、祇園出張所前

👶

対象年齢発達に特性のある未就学児(0歳〜6歳)

🛠️

サービス内容個別療育(言語・感覚・運動・生活スキルなど)/保護者支援・相談

 

音や触感を嫌がる子に見られる感覚特性のサイン

 

感覚特性は、音、触感、揺れ、におい、光、人の多さなど、さまざまな刺激への反応として見られます。未就学児の場合、自分の感じ方を言葉で説明することが難しいため、泣く、怒る、逃げる、固まる、耳をふさぐ、活動を拒否するなどの行動として表れます。

 

保護者さまから見ると「急に嫌がった」と感じる場面でも、お子さまの中では刺激が強すぎたり、先の流れが分からず不安になっていたりする場合があります。まずは、どの場面で反応が出やすいのかを確認していきます。

大きな音やにぎやかな場所で耳をふさぐ

園の朝の会、運動会の練習、友だちの声が重なる場面、掃除機やドライヤーの音などで耳をふさぐ子がいます。大人には少し大きい程度の音でも、子どもによっては強い刺激として届くことがあります。

 

耳をふさぐ、部屋の外へ出たがる、泣く、怒る、急に動けなくなるといった姿がある場合、音の大きさだけでなく、音の重なりや予測できない音に負担を感じている可能性があります。

服のタグ・帽子・制作の素材を嫌がる

肌に触れるタグ、靴下の縫い目、帽子のゴム、上着の素材を強く嫌がる子もいます。園生活では、制服、体操服、帽子、スモックなど、決まった服装を求められる場面も多く、触感への反応が生活の困りごとにつながることがあります。

 

制作活動でも、のり、絵の具、粘土、砂、泡、水などを触りたがらない子がいます。本人はふざけて避けているのではなく、手につく感触や汚れる感覚が強い不快感になっている場合があります。

揺れや動きのある遊びを怖がることがある

ブランコ、すべり台、平均台、マット運動など、揺れや動きのある遊びを怖がる子もいます。反対に、走る、跳ぶ、回る、ぶつかるような動きを強く求める子もいます。

 

揺れが苦手な子は、不安定な動きに対して体がこわばったり、遊具に近づくこと自体を嫌がったりします。刺激を強く求める子は、動きたい気持ちが大きくなり、集団活動の中で止まりにくく見えることがあります。

音や触感を嫌がるのは感覚過敏なの?

 

音や触感を嫌がる姿があると、「感覚過敏なのかな」と気になるかもしれません。ただし、ひとつの反応だけで感覚過敏と決めつける必要はありません。

 

確認したいのは、どの刺激で困りやすいのか、その反応が生活や園生活にどのくらい影響しているのかです。嫌がる場面が繰り返され、活動参加や身支度、集団生活に影響が出ている場合は、感覚特性として考えることで家庭療育の工夫を見つけやすくなります。

同じ刺激でも子どもによって受け取り方が違う

同じ教室、同じ活動、同じ音でも、子どもによって感じ方は違います。にぎやかな雰囲気を楽しいと感じる子もいれば、音が多くて苦しくなる子もいます。

 

触れられることが苦手な子もいれば、ぎゅっと抱きしめられたり、クッションに体を預けたりすると落ち着きやすい子もいます。その子にとって何が負担になり、何が安心につながるのかを知ることが、家庭療育の出発点になります。

感覚過敏だけでなく刺激を強く求める場合もある

感覚特性というと、苦手な刺激を避ける姿を想像しやすいかもしれません。しかし、刺激に敏感な反応だけでなく、強い刺激を求める姿として表れることもあります。

 

何度もジャンプする、強く抱きつきたがる、回る遊びを続ける、物にぶつかりやすいといった姿は、体の感覚を求めているサインとして見られる場合があります。避ける反応と求める反応の両方を見ることで、お子さまに合う家庭療育を考えやすくなります。

わがままではなく生活への影響を見て考える

服を嫌がる、音を嫌がる、制作に入りたがらないといった姿は、周囲から「わがまま」「気分の問題」と見られてしまうことがあります。

 

けれども、毎日の着替えに時間がかかる、園で活動に入れない、外出先で疲れやすい、行事のたびに崩れるといった影響がある場合は、本人にとって大きな負担になっています。生活の中で困りごとが続くかどうかを見ながら、必要な関わりを考えていきます。

園生活で困りやすい感覚特性の場面

 

園生活では、家庭よりも音、人の動き、におい、触感、予定の変化が多くなります。そのため、家庭では目立たなかった感覚面の困りごとが、園で強く出ることがあります。

 

「家ではできるのに園では嫌がる」「園では頑張っているけれど帰宅後に疲れが出る」という場合もあります。園生活でどの場面に負担が出ているのかが分かると、家庭療育で試す工夫も考えやすくなります。

集団活動や朝の会に入りにくい

朝の会、歌、手遊び、読み聞かせ、集団での移動などでは、周りの声や動きが一度に入ってきます。音や人の多さに敏感な子は、座ることや話を聞くことよりも、周囲の刺激に反応することで精いっぱいになる場合があります。

 

集団に入れない姿だけを見ると、集中できない、話を聞いていないように見えるかもしれません。しかし、背景に音や環境の負担がある場合は、席の位置、参加時間、見通しの伝え方を変えることで入りやすくなることがあります。

給食・着替え・制作で嫌がる場面が出やすい

給食では、におい、食感、食器の音、周囲の声が重なります。着替えでは、服の素材やタグ、締めつけ、脱ぎ着の順番が負担になることがあります。制作では、のりや絵の具の感触、手が汚れることを嫌がる子もいます。

 

こうした場面で拒否が出ると、園生活の中で「やりたくない子」と見られやすくなります。けれども、苦手な刺激が分かると、素材を変える、手を拭ける安心を用意する、先に見本を見るなど、参加しやすい形を考えられます。

行事やいつもと違う流れで崩れやすい

運動会、発表会、遠足、避難訓練など、いつもと違う流れの日に崩れやすい子もいます。音の大きさ、人の多さ、場所の違い、待ち時間、衣装の感触など、複数の刺激が重なるためです。

 

行事で泣く、怒る、動けなくなる、参加を嫌がる姿がある場合、本人の気持ちだけの問題ではなく、刺激の量が一気に増えている可能性があります。事前に流れを伝える、休める場所を決める、衣装や道具に少しずつ触れるなど、家庭でも準備できることがあります。

感覚特性がある子への家庭療育で大切にしたいこと

 

感覚特性がある子への家庭療育では、苦手な刺激をすぐに克服させることを目指すよりも、安心して過ごせる条件を見つけることから始めます。

 

家庭は、お子さまの反応を近くで確認できる場所です。どの刺激で嫌がりやすいのか、どんな関わりなら落ち着きやすいのかを知っておくと、園や児童発達支援事業所へ相談するときにも伝えやすくなります。

苦手な刺激へ無理に慣れさせようとしない

音や触感を嫌がる子に対して、「慣れれば大丈夫」と急に刺激を増やすと、かえって苦手意識が強くなることがあります。

 

まずは、離れた場所から見る、短い時間だけ参加する、触る前に道具で試す、嫌になったら手を拭けるようにするなど、負担を小さくします。無理に慣れさせるより、「この形ならできた」という経験を増やすことが次の一歩になります。

先に見通しを伝えて安心しやすい状態をつくる

感覚が敏感な子は、何が起きるか分からない場面で不安が強くなることがあります。特に、音が鳴る、服を着替える、素材に触れる、体を動かす活動では、先の流れが分かるだけでも安心しやすくなります。

 

「これを見たら終わり」「手で触る前にスプーンで触ってみよう」「帽子は玄関までかぶろう」など、短い見通しを伝えると動きやすくなる子もいます。家庭療育では、すぐに平気になることを求めず、始まりと終わりが分かる形にすることが役立ちます。

落ち着きやすい感覚や姿勢を見つける

苦手な刺激だけでなく、落ち着きやすい刺激も見つけておくと、家庭での関わりがしやすくなります。

 

静かな場所に移ると落ち着く、クッションに体を預けると安心する、足裏が床につくと座りやすい、ゆっくりした揺れなら受け入れやすいなど、お子さまによって合う形は違います。落ち着きやすい感覚や姿勢を知ることは、園生活での配慮にもつながります。

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音や触感への反応を家庭で見るポイント

 

感覚特性が気になるときは、「嫌がるかどうか」だけでなく、どの刺激で、どの程度嫌がり、どのように落ち着いていくのかを見ます。

 

家庭で見えた反応を園や児童発達支援事業所に伝えられると、お子さまに合う関わりを考えやすくなります。家庭で試せる感覚あそびについて知りたい方は、いつもの入浴でできる感覚あそびの記事も参考になります。

どの音・素材・動きで嫌がりやすいかを見る

音が苦手といっても、すべての音を嫌がるとは限りません。大きな音が苦手な子もいれば、突然鳴る音や複数の音が重なる場面でつらくなる子もいます。

 

触感も同じです。服のタグ、帽子、靴下、粘土、のり、水、砂など、どの素材で嫌がりやすいのかを見ると、苦手な刺激が分かりやすくなります。動きについても、揺れが苦手なのか、回転が苦手なのか、高さが怖いのかによって関わり方は変わります。

嫌がったあとに落ち着くまでの流れを見る

嫌がった場面だけでなく、その後にどう落ち着いていくのかも大切な手がかりです。

 

静かな場所に移ると落ち着くのか、体を動かすと切り替えやすいのか、手を拭くと安心するのか、大人がそばにいると戻りやすいのかを見ることで、お子さまに合う支え方が見えてきます。落ち着くまでの流れが分かると、園生活で崩れたときの対応も考えやすくなります。

家庭と園で反応が違うかを比べる

家庭では平気でも、園では嫌がることがあります。反対に、園では頑張っているけれど、帰宅後に疲れや不機嫌さが出ることもあります。

 

これは、家庭と園で刺激の量が違うためです。園では周囲の声、人の動き、時間の流れ、道具の感触が重なります。家庭と園で反応が違う場合は、どちらかだけを見るのではなく、両方の様子を合わせて考えることが必要です。

感覚特性と発達の困りごとは重なって見えることがある

 

感覚面の困りごとは、運動、ことば、生活動作、人との関わりと重なって見えることがあります。たとえば、座れない、話を聞けない、集団活動に入れないといった姿の背景に、感覚の受け取り方が関係している場合があります。

 

ゆめラボ西原教室では、感覚だけを切り離して見るのではなく、5領域の視点からお子さまの姿を確認します。5領域支援について詳しく知りたい方は、ゆめラボ西原教室の5領域支援プログラムの記事もご覧ください。

座れない背景に姿勢や体の使い方が関わる場合がある

座っていられない子を見ると、落ち着きがないように見えることがあります。けれども、体を支える力や姿勢の安定が難しく、座っているだけで疲れてしまう子もいます。

 

足が床につかない、体が傾く、机にもたれる、何度も姿勢を変えるといった姿がある場合、感覚面だけでなく体の使い方も見ていく必要があります。姿勢が安定すると、話を聞く、制作に取り組む、友だちと一緒に活動する力にもつながります。

話を聞けないように見えて音や環境が負担になっていることがある

話を聞いていないように見える場面でも、実際には周囲の音や人の動きが気になり、先生の声に意識を向けにくい場合があります。

 

「聞いていない」と注意するだけでは、本人の困りごとは変わりにくいことがあります。席の位置を変える、見て分かる手がかりを使う、短い言葉で伝えるなど、環境や伝え方を変えることで入りやすくなる子もいます。

感覚面だけでなく5領域から子どもの姿を見る

感覚特性が気になる場合でも、感覚面だけに原因を決めるのではなく、運動、認知、ことば、生活、人との関わりも合わせて見ることが大切です。

 

音や触感への反応が強い子でも、見通しが分かると動きやすくなる場合があります。体を動かしてから机上活動に入ると落ち着きやすい子もいます。5領域から見ることで、その子に合う家庭療育や個別療育を考えやすくなります。

音や触感を嫌がる子の安心できる過ごし方を考えるために

 

音や触感を嫌がる子は、感覚過敏が関係している場合もあれば、見通しの持ちにくさ、姿勢の不安定さ、体の使い方、園生活での刺激の多さが重なっている場合もあります。

 

家庭療育では、苦手な刺激に無理に慣れさせるのではなく、どの場面で困りやすいのか、どうすると落ち着きやすいのか、どの形なら参加しやすいのかを見つけることから始めます。

 

ゆめラボ西原教室では、広島市安佐南区西原で、発達に特性のある未就学児を対象に個別療育を行っています。音、触感、揺れ、動きへの反応が気になる方、園生活での集団参加に不安がある方は、ゆめラボ西原教室へご相談ください。

 

教室では、お子さまの反応を見ながら、感覚面、運動面、ことば、生活面、人との関わりを合わせて確認し、その子が安心して活動へ向かえる方法を考えていきます。家庭での関わり方に迷う場合も、現在の様子を伺いながら一緒に考えていきます。

 

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