広島市南区でダウン症のお子さまの児童発達支援を考えるとき、「ことばがゆっくりだけれど、今どんな関わりをすればよいのか」「着替えや食事、片付けなどを少しずつ自分でできるようになってほしい」と感じる保護者の方は多いのではないでしょうか。
ダウン症のお子さまは、運動、ことば、手先の動き、生活の流れの理解などを、それぞれのペースで育てていきます。大人が一度に教えようとすると難しく見えることでも、動きを細かく分け、分かりやすい手がかりを添えることで、「できた」と感じられる場面は少しずつ増えていきます。
広島市南区東雲本町にある児童発達支援事業所ゆめラボ東雲教室では、1回60分の個別療育を通して、ダウン症のお子さまのことば、運動、手先、身支度などを生活場面につなげながら支援しています。
このページでは、ダウン症の子の生活動作を育てる個別療育について、ゆめラボ東雲教室で大切にしている考え方と、ご家庭でも取り入れやすい関わり方を紹介します。
ゆめラボ東雲教室|基本情報
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ダウン症のお子さまの生活動作を育てる個別療育では、着替え、食事、片付け、トイレ、順番を待つ、ことばで伝えるといった毎日の行動を、発達段階に合わせて練習していきます。
生活動作は、ただ「できるまで繰り返す」だけでは身につきにくいことがあります。体の使い方、手先の動き、目で見る力、ことばの理解、気持ちの切り替えが一つの行動の中で重なっているためです。
ゆめラボ東雲教室では、お子さまが今できていることを起点にして、少しがんばれば届く課題を設定します。難しすぎる課題を続けるのではなく、「今日はここまでできた」と本人が感じられる経験を増やすことを大切にしています。
「ボタンを留める」「ズボンをはく」「スプーンを使う」といった生活動作は、大人から見ると一つの動きに見えます。しかし、お子さまにとっては、見る、手を伸ばす、指先でつまむ、力を入れる、最後まで続けるといった複数の力が必要です。
たとえばボタンを留める場面では、最初からすべてを本人に任せるのではなく、「ボタンを見つける」「穴の位置を見る」「大人が途中まで通したボタンを最後に引く」といった形で段階を分けます。最後の一動作だけでも本人ができると、「自分でできた」という感覚につながります。
ゆめラボ東雲教室の個別療育では、こうした小さな達成を積み重ねながら、次の動作へ進めます。成功しやすい入り口をつくることで、苦手な生活動作にも前向きに向かいやすくなります。
ダウン症のお子さまの療育では、ことばだけ、運動だけ、手先だけを別々に伸ばすのではなく、生活の中で使える形につなげることが大切です。たとえば「ちょうだい」と言う練習は、カードを見て発音するだけでなく、実際に欲しい物を相手に伝える場面で経験することで使いやすくなります。
運動あそびでも同じです。ボールを投げる活動では、腕を動かす力だけでなく、「どうぞ」「もう一回」「できた」といったやりとりを組み合わせます。手先の課題では、洗濯ばさみ、シール、ひも通し、積み木などを使いながら、つまむ、入れる、押す、引くといった動きを生活動作につなげます。
ゆめラボ東雲教室では、遊びの中で体を動かしながら、ことばや手先の動きも一緒に使う時間をつくります。その経験が、着替え、食事、片付けなど家庭での行動にもつながっていきます。
生活動作の練習では、早くできることよりも、本人が流れを理解して、自分から動けるようになることが大切です。急がせすぎると、動作そのものよりも「失敗したくない」「また注意される」という気持ちが強くなり、取り組む前から嫌がることがあります。
そのため、ゆめラボ東雲教室では、その日の体調、気分、疲れ具合、興味のある遊びを見ながら課題を調整します。前回できたことでも、今日は難しい場合があります。反対に、好きな活動から入ることで、いつもより集中して取り組める日もあります。
個別療育では、周りのお子さまと比べるのではなく、その子自身の変化を見ていきます。「昨日より少し手が伸びた」「大人の声かけで動き出せた」「最後まで席に戻ってこられた」といった小さな変化を積み重ねることで、生活の中で使える力が育っていきます。
ダウン症のお子さまの生活面の困りごとは、本人のやる気だけで起きているわけではありません。体の使い方、姿勢の保ち方、手先の細かな操作、ことばの理解、見通しの持ちにくさなどが重なって、行動に時間がかかることがあります。
保護者の方からは、「朝の支度に時間がかかる」「食事中に姿勢が崩れる」「片付けを始めても途中で別の遊びになる」「気持ちをことばで言う前に泣いてしまう」といった相談をいただくことがあります。
こうした場面では、できていない部分だけを見るのではなく、どこで止まっているのかを見ることが大切です。ゆめラボ東雲教室では、生活の中で困りやすい動作を一つずつ確認し、個別療育の活動に落とし込んでいきます。
着替えは、服を選ぶ、前後を確認する、袖に手を通す、ズボンを引き上げる、ボタンやファスナーを扱うなど、いくつもの動きが続く生活動作です。ダウン症のお子さまの場合、指先で小さな部分を扱うことや、両手を同時に使うことに時間がかかる場合があります。
「早く着替えて」と声をかけても、どの動きから始めればよいか分からないと、止まってしまうことがあります。そのため、まずは一つの動作だけにしぼり、「袖を持つ」「腕を通す」「最後に引っぱる」というように、分かりやすい場面をつくることが必要です。
ゆめラボ東雲教室では、実際の服を使うだけでなく、洗濯ばさみ、ボタン付き教材、ひも通し、シール貼りなどの活動を通して、手先の動きや目と手を合わせる力を育てます。遊びの中で似た動きを経験することで、身支度にも取り組みやすくなります。
食事の場面では、座る姿勢、机との距離、手の使い方、口元への運び方など、さまざまな動きが関係しています。姿勢が崩れやすいと、手元を見続けることや、スプーンを安定して口へ運ぶことが難しくなることがあります。
食具の使い方だけを練習しても、体が安定していないと動作が続きにくい場合があります。足が床につくか、椅子の高さが合っているか、机に近づきすぎていないかなど、環境を見直すことも大切です。
ゆめラボ東雲教室では、体幹を使う運動あそび、手首や指先を使う課題、目で見て手を動かす活動を組み合わせながら、食事につながる力を育てます。ボールを転がす、トンネルをくぐる、つまんで入れる、すくって移すといった活動も、生活動作の土台づくりにつながります。
トイレや片付けは、手順を理解して順番に行う力が必要です。トイレであれば、声をかけられる、トイレへ向かう、ズボンを下げる、座る、終わったら身支度を戻す、手を洗うという流れがあります。片付けも、使った物を見る、決まった場所に運ぶ、入れる、終わりを確認するという流れがあります。
このような手順のある行動は、口頭で一度伝えるだけでは分かりにくいことがあります。途中で何をすればよいか分からなくなると、止まったり、別の遊びに移ったり、嫌がったりすることがあります。
ゆめラボ東雲教室では、「先に何をするか」「終わったら何をするか」が分かるように、写真、カード、実物、短い声かけを使います。流れが見えることで、お子さまは次の行動に移りやすくなり、自分でできる部分を増やしやすくなります。
ダウン症のお子さまの中には、伝えたい気持ちはあるのに、ことばにするまでに時間がかかるお子さまがいます。「やりたい」「いやだ」「もう一回」「手伝って」と思っていても、ことばが出る前に泣く、固まる、離れる、物を持ったまま動かないといった姿で表れることがあります。
この場面で大切なのは、行動だけを見て注意するのではなく、その前にどんな気持ちや困りごとがあったのかを考えることです。大人が先回りしてすべてを代わるのではなく、「手伝ってだね」「もう一回だね」と短いことばにして返すことで、伝える経験が増えていきます。
ゆめラボ東雲教室の個別療育では、表情や動きをよく見ながら、ことば、指さし、カード、身ぶりなど、その子が使いやすい伝え方を増やします。伝わった経験が増えると、人と関わることへの安心感も育ちやすくなります。
ゆめラボ東雲教室では、ダウン症のお子さまの生活動作を育てるために、1回60分の個別療育を行っています。活動内容は、年齢や診断名だけで決めるのではなく、今できていること、苦手になりやすい場面、好きな遊び、家庭や園での困りごとをふまえて組み立てます。
生活動作は、健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性と深く関係しています。東雲教室で行う支援全体については、広島市南区の児童発達支援事業所|ゆめラボ東雲教室の5領域支援プログラムでも紹介しています。
ここでは、ダウン症のお子さまの「生活の中で使える力」を育てるために、東雲教室で特に大切にしている関わり方を紹介します。
個別療育では、60分の中に運動、手先、ことば、やりとり、生活動作につながる活動を組み合わせます。最初から苦手な課題だけを続けるのではなく、好きな遊びから入り、気持ちが向いたところで少し挑戦する時間をつくります。
たとえば、乗り物が好きなお子さまであれば、車のおもちゃを使って「押す」「止める」「渡す」「しまう」といった動作を経験します。好きなものを使うことで活動に入りやすくなり、その中で手先、ことば、片付けの流れを育てることができます。
「できた」を増やすためには、成功しやすい課題設定が欠かせません。スタッフは、お子さまの表情、体の動き、集中の続き方を見ながら、手伝う量を調整します。手を添える、見本を見せる、選択肢を減らす、最後の一動作だけ任せるなど、その場で必要な支援を変えていきます。
ダウン症のお子さまの中には、ことばだけで説明されるよりも、写真、絵、実物、見本がある方が次の行動に移りやすいお子さまがいます。「これをしたら終わり」「次はこれをする」と分かることで、見通しが持ちやすくなります。
ゆめラボ東雲教室では、活動の前に今日取り組む内容を伝えたり、使う道具を見せたり、終わりの合図を分かりやすくしたりします。急に活動を変えるのではなく、次に何が起きるのかを伝えることで、不安や戸惑いを減らします。
たとえば、手先の課題を始める前に、完成した見本を見せることがあります。片付けでは、どこに入れるかを一緒に確認します。ことばの理解がまだゆっくりなお子さまでも、目で見て分かる手がかりがあると、自分から動き出せる場面が増えます。
生活動作を育てるには、机上の練習だけでなく、体を大きく使う遊びも必要です。姿勢を保つ、両手を使う、目で見たところに手を伸ばす、力を入れる、力を抜くといった動きは、着替えや食事、片付けにも関係しています。
ゆめラボ東雲教室では、トンネル、マット、ボール、平均台、サーキット遊びなどを使いながら、体幹やバランス、手足の使い方を育てます。体を動かした後に机上課題へ移ることで、座って取り組む時間につながりやすくなるお子さまもいます。
手先の活動では、シール貼り、洗濯ばさみ、ひも通し、積み木、パズル、道具を使ったごっこ遊びなどを取り入れます。遊びとして楽しみながら、つまむ、はがす、入れる、重ねる、引っぱるといった動きを経験し、身支度や食事に必要な手の使い方へつなげていきます。
ことばの発達を支えるときは、正しく言わせることだけを目標にしません。まずは、人に伝えると届く、伝えると楽しいことが起きるという経験を増やすことが大切です。
ゆめラボ東雲教室では、遊びの中で「ちょうだい」「どうぞ」「できた」「もう一回」「おしまい」など、生活で使いやすいことばを経験できる場面をつくります。まだ発語がはっきりしない場合も、指さし、身ぶり、カード、表情などを使って、伝える方法を増やします。
たとえばボール遊びでは、ただ投げるだけでなく、相手に渡す、名前を呼ばれる、順番を待つ、もう一回したい気持ちを伝える流れを入れます。ことばと行動がつながることで、家庭や園でも使いやすいコミュニケーションにつながっていきます。

児童発達支援のご利用に関するご質問や、教室見学・無料体験についてのご相談は、LINEからお気軽にお問い合せください。
ダウン症のお子さまの生活動作は、教室だけで伸びるものではありません。家庭で毎日くり返す身支度、食事、片付け、遊びの中にも、発達を支える機会があります。
ただし、家庭で練習しようとすると、保護者の方ががんばりすぎてしまうことがあります。毎回完璧に取り組む必要はありません。朝の忙しい時間や疲れている時間を避け、できそうな場面を一つ選ぶことが続けやすさにつながります。
ゆめラボ東雲教室では、個別療育で見えたお子さまの得意な動きや取り組みやすい声かけを、家庭で使いやすい形にしてお伝えしています。ここでは、日々の生活に取り入れやすい関わり方を紹介します。
生活動作を育てるとき、最初からすべてを本人に任せると、途中で難しくなりやすいことがあります。反対に、大人が全部やってしまうと、お子さまが「自分でできた」と感じる機会が少なくなります。
おすすめしやすい方法は、最後の一動作だけを本人に任せることです。靴下を足先まで入れて最後に引っぱる、ズボンを途中まで上げて最後に引き上げる、片付ける箱を近くに置いて最後に入れるなど、成功しやすい場面をつくります。
最後の一動作ができたら、「引っぱれたね」「入れられたね」と行動をそのままことばにします。「すごい」だけで終わらせるよりも、何ができたのかが伝わりやすくなります。この経験が、次はもう少し前の動作にも挑戦してみようという気持ちにつながります。
ダウン症のお子さまに声をかけるときは、長い説明よりも、短く分かりやすいことばが伝わりやすい場合があります。特に生活動作の途中では、「早くして」「ちゃんとして」よりも、「手を入れるよ」「ここを持つよ」「箱に入れるよ」のように、次の行動が分かる声かけが役立ちます。
できた後の声かけも大切です。「ボタンを持てたね」「スプーンを口まで運べたね」「おもちゃを箱に入れたね」と、できた行動をそのまま伝えることで、お子さまは自分の成功に気づきやすくなります。
家庭で運動あそびを取り入れたい場合は、家庭で楽しく実践できる!ゆめラボ東雲教室おすすめの運動療育9選も参考になります。体を動かす遊びは、姿勢、バランス、手足の使い方だけでなく、親子のやりとりにもつながります。
朝の支度、帰宅後の流れ、寝る前の準備など、毎日くり返す行動は、見える形にすると取り組みやすくなります。写真、絵、実物、決まった置き場所などを使い、「次に何をするか」が分かるようにします。
たとえば、着替えの前に服を順番に置く、片付ける箱に写真を貼る、食事の前に手洗いの流れを見せるなど、生活の中で使える方法があります。大人が何度も声をかけるよりも、本人が目で見て分かる手がかりがある方が、自分から動きやすくなることがあります。
ゆめラボ東雲教室では、教室で使った手がかりを家庭でも使いやすい形に変えてお伝えすることがあります。教室と家庭で似た流れを経験することで、お子さまは「知っている」「やったことがある」と感じやすくなり、安心して次の行動に向かいやすくなります。
広島市南区でダウン症のお子さまの児童発達支援を考えるときは、ことばや運動だけを見るのではなく、着替え、食事、片付け、トイレ、やりとりなど、生活の中で使える力につながっているかを見ることが大切です。
ダウン症のお子さまの生活動作は、一度に大きく変えるものではありません。できない動作を細かく分けること、視覚的な手がかりを使うこと、最後の一動作を任せること、できた行動を短いことばで伝えることによって、「できた」と感じられる場面を増やしていきます。
ゆめラボ東雲教室では、1回60分の個別療育を通して、ダウン症のお子さまのことば、運動、手先、身支度などを生活場面につなげながら支援しています。「家での関わり方を知りたい」「この子に合う課題を一緒に考えてほしい」「広島市南区でダウン症の子が通える児童発達支援を探している」という方は、見学や体験をご利用ください。
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