「3歳になってもことばがゆっくりかもしれない」「体を動かす遊びがちょっと苦手かも…」。そんな小さな気がかりから、児童発達支援事業所を探し始める保護者の方が増えています。
ゆめラボ府中教室では、1回60分の個別療育の中で、お子さまの「好き」を大切にしながら発達をサポートしています。今回は、3歳のお子さまに特に人気のある「ジャングルジム」「粘土」「電話ごっこ」の3つのプログラムについて、ねらいや工夫ポイントをご紹介します。
3歳以降の療育のイメージを持っていただける内容になっていますので、お子さまの今とこれからを考えるヒントとして、ぜひ参考になさってください。
INDEX
3歳ごろは、「体の使い方」「ことば」「お友だちとの関わり」など、発達の伸び方に個性がよく見えてくる時期です。同じ3歳でも、1歳代から児童発達支援事業所で療育を利用しているお子さまと、これから初めて利用されるお子さまでは、得意・不得意や慣れ具合もさまざまです。
ゆめラボ府中教室では、発達のチェックリストだけで判断するのではなく、「今、どんな遊びが好きか」「苦手なことにどれくらい近づけそうか」「ご家庭で困っている場面はどこか」といった情報を丁寧にお聞きしたうえで、個別のプログラムを組み立てています。
3歳さんの療育では、まず「楽しい」「やってみたい」という気持ちが何よりの原動力です。
初めての環境やスタッフに緊張しているときは、お子さまが自分から手を伸ばしやすい玩具や活動からスタートし、少しずつ新しいチャレンジを混ぜていきます。
いきなり難しい課題に取り組むのではなく、「登る場所を低くする」「粘土の量を少なくする」「電話ごっこなら一言だけまねっこしてみる」など、お子さまが無理なく達成できる小さなステップをたくさん用意しています。
成功体験を積み重ねることで、自信や意欲が育ちやすくなります。
療育の時間だけで完結させず、ご家庭での声かけのコツや遊び方の工夫もわかりやすくお伝えしています。
「今日こんな遊びをしました」「お家ではこうしてみてくださいね」と共有することで、教室とご家庭が同じ方向を向いてお子さまを支えられるようにしています。
3歳のお子さまから特に人気なのが、ジャングルジムを使った運動遊びです。
ただ体を動かすだけでなく、「どこに手を置く?」「次はどこに足を出す?」と考えながら登ったり降りたりすることで、体と頭を一緒に使う経験ができます。
ジャングルジムあそびでは、腕や脚、体幹(お腹や背中まわりの筋肉)をバランスよく使います。階段を上るのがちょっと苦手なお子さまや、すぐに転びやすいお子さまも、スタッフがそばで支えながらゆっくりチャレンジしていきます。
「のぼれたね!」「自分で降りられたね!」という声かけを積み重ねることで、身体だけでなく自己肯定感も育っていきます。
「頭がつかえないかな?」「足はここまで伸ばせるかな?」と、自分の体の大きさや動かし方をつかんでいくことを、ボディイメージと呼びます。ジャングルジムでは、このボディイメージを遊びの中で自然に育てていくことができます。
ぶつかりそうなところではスタッフが声をかけたり、ルートを一緒に考えたりしながら、安全にチャレンジできるように工夫しています。
高いところが少し怖いお子さまや、逆にどんどん登ってしまうお子さまなど、高さや揺れへの感じ方もさまざまです。
ゆめラボ府中教室では、段差を低くしたり、マットを敷いたり、手をつなぎながら一段ずつ進んだりと、お子さまの様子に合わせて環境を整えています。揺れや重力を安全に経験することで、感覚のバランスが整いやすくなり、日常生活の動きも安定してくることが期待できます。
次に人気なのが、指先をたくさん使う粘土あそびです。3歳さんにとって、丸める・つぶす・ちぎるといったシンプルな動きも、発達にとって大切な「微細運動」の練習になります。
色や形の変化を楽しみながら、長く集中して取り組めるお子さまも多いです。
粘土を丸める・細長くのばす・小さくちぎるなどの動きは、はさみの操作や鉛筆・お箸の持ち方、ボタン留めなどにつながっていく大切な土台です。
「ぎゅっぎゅっと握ってみよう」「コロコロ転がしてみよう」と声をかけながら、お子さまのペースで指先の使い方を広げていきます。
粘土のベタッとした感触が苦手なお子さまも少なくありません。その場合は、まずは型抜きに粘土を入れるだけにしてみる、ビニール手袋を使ってみるなど、段階をふんで触覚刺激に慣れていけるように工夫します
。「冷たいね」「柔らかいね」と、感じたことをことばにして一緒に共有することで、感覚とことばのつながりも育てていきます。
慣れてきたお子さまには、「アイスクリーム屋さんごっこをしよう」「お弁当を作ってみよう」など、簡単なお話をつけて遊びを広げていきます。
「これはいちご」「こっちはブドウ」などとやり取りする中で、想像力や表現力、ことばのやり取りも自然と増えていきます。
お子さまの好きなキャラクターや食べ物を取り入れることで、より意欲的に取り組めるようになるのも粘土あそびの魅力です。
3つめの人気プログラムは、受話器型のおもちゃなどを使った「電話ごっこ」です。聞く・待つ・応えるという一連の流れを、楽しい遊びに置きかえながら練習できます。
実際のお電話の場面が苦手なお子さまも、遊びの中で少しずつ慣れていくことができます。
電話ごっこでは、スタッフが「もしもし」「おなまえは?」などとシンプルな質問を投げかけ、お子さまに一言でも返してもらうことからスタートします。
最初はうなずくだけでもかまいません。「聞く→考える→答える」という流れを、短いフレーズで何度も繰り返すことで、会話のリズムや順番に少しずつ慣れていきます。
電話ごっこでは、「今はお母さん役が話す番」「次は子ども役の番」といった具合に、順番のルールも一緒に学んでいきます。
お友だちと一緒に遊ぶときには、「先にお友だちにどうぞ」と譲る経験をすることもあります。こうした小さな経験が、園やご家庭での「順番を待つ」「人の話を最後まで聞く」といった社会性の土台になっていきます。
本物の電話でなくても、「これは電話だよ」と見立てて遊ぶことは、認知の発達にとってとても大切です。
ブロックを電話に見立ててみたり、おもちゃの食べ物を注文してみたりと、想像の世界を行き来する中で、ことばとイメージを結びつける力が育っていきます。
ゆめラボ府中教室では、お子さまの発達段階に合わせて、ことばの量や質問の内容を調整しながら、無理なく楽しく取り組めるようにしています。
ゆめラボ府中教室では、今回ご紹介した3つのプログラム以外にも、お子さま一人ひとりの特性や興味に合わせた活動をご用意しています。
同じ3歳でも、「体をたっぷり動かしたいタイプ」「じっくり指先を使う遊びが好きなタイプ」など、好みはさまざまです。初回のご相談や見学の際に、お子さまの様子を一緒に確認しながら、無理のないスタートの仕方をご提案いたします。
教室は、JR矢賀駅・天神川駅からアクセスしやすい場所にあり、無料駐車場もご用意しています。下記の基本情報もあわせてご確認ください。
ゆめラボ府中教室|基本情報
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プログラム
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ジャングルジムあそび、粘土あそび、電話ごっこは、どれも3歳のお子さまにとって「楽しい!」と「できた!」がたくさんつまった人気のプログラムです。
遊びのように見える活動の中に、粗大運動・微細運動・感覚統合・ことば・社会性など、発達を支える要素がぎゅっと詰まっています。
「うちの子に合うかな?」「まずは話だけ聞いてみたい」という段階でも大丈夫です。
ゆめラボ府中教室では、見学や個別相談を随時受け付けていますので、お電話やお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
保護者さまと一緒に、お子さまに合った療育のスタートを考えていければと思います。
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