「療育に通わせたいけれど、母子分離できない」「教室で泣いてしまったらどうしよう」「保護者と離れられない状態でも児童発達支援を利用できるのだろうか」と不安に感じていませんか。
広島市南区東雲本町にある児童発達支援事業所ゆめラボ東雲教室でも、見学やご相談の際に母子分離についてのお悩みを伺っています。
新しい場所に入ること、初めて会う先生と過ごすこと、保護者さまと少し離れることは、お子さまにとって大きな出来事です。泣いたり、入口で立ち止まったり、保護者さまから離れられなかったりする姿が出る日もあります。
しかし、母子分離できないことだけで、療育が利用できないわけではありません。
大切なのは、最初から離れることを求めるのではなく、お子さまが「ここなら過ごせそう」と感じられる流れをつくることです。
このページでは、療育で母子分離できないときの考え方、泣くお子さまへの対応、慣れるまでの進め方をゆめラボ東雲教室の視点からお伝えします。
ゆめラボ東雲教室|基本情報
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療育は、最初から保護者さまと離れて過ごせるお子さまだけが利用する場所ではありません。
母子分離が苦手なお子さまの中には、教室に入る前から不安が強くなる子、保護者さまの手を離せない子、泣きながらも周囲を確認している子など、さまざまな姿があります。こうした姿は、わがままや甘えだけで片づけられるものではありません。
保護者さまが近くにいることで気持ちを保ち、新しい場所を確かめているお子さまもいます。そのため、母子分離ができるかどうかだけで判断せず、どの場面で不安が強くなるのか、どのような関わりなら落ち着きやすいのかを見ます。
初回から保護者さまと離れて活動に入れるお子さまもいますが、そうでないお子さまもいます。特に未就学のお子さまは、環境の変化に敏感だったり、初めての場所で流れをつかみにくかったりします。
ゆめラボ東雲教室では、母子分離が不安なお子さまに対して、最初から無理に離れる形だけを取るのではなく、その日の様子を見ながら入室方法を決めていきます。保護者さまと一緒に部屋へ入ることで落ち着ける子もいれば、入口で短く声をかけたほうが切り替えやすい子もいます。
まず見るべきなのは、「ひとりで入れたかどうか」ではありません。教室の雰囲気を少し見られた、先生の声を聞けた、短い時間でも泣き止めた、好きな活動に目を向けられた。そのような小さな変化が、次の通所につながります。
療育の始まりで泣くと、保護者さまは「無理をさせているのではないか」「この教室が合っていないのではないか」と心配になります。
もちろん、お子さまが強い負担を感じている場合は進め方を見直します。しかし、泣いたという事実だけで、すぐに療育が合わないと決める必要はありません。見るべきなのは、泣いた後の変化です。
保護者さまと離れるときは泣くけれど、数分後に先生の声へ反応できる。好きな活動が始まると手を伸ばせる。帰るころには表情がやわらぐ。こうした姿がある場合は、不安を感じながらも教室に慣れようとしている段階です。
反対に、長い時間泣き続けて活動に入れない、次回の来所前から強い拒否が続く、睡眠や食欲にも影響が出る場合は、いったん進め方を変える必要があります。
母子分離が難しいお子さまの場合、最初は保護者さまと一緒に教室へ入り、先生や場所に慣れることから始めます。
このとき大切なのは、保護者さまがずっと活動を進める役割になるのではなく、お子さまと先生が関われる場面を増やすことです。保護者さまのそばで先生の声を聞く、保護者さまの近くで教材に触れる、先生から受け取ったものを手に取る。そのような場面を重ねながら、教室で過ごす経験を増やしていきます。
お子さまが落ち着いてきたら、保護者さまが少し後ろで見守る、短い時間だけ席を外す、最後に戻ってくるという流れへ進めます。いきなり長く離れるのではなく、お子さまが受け止められる範囲から始めることが大切です。
母子分離で泣く理由は、お子さまによって異なります。
ただ「離れたくない」という一言の中にも、保護者さまが見えなくなる不安、初めての場所への緊張、活動の流れが分からない不安、音や人の動きへの負担など、いくつもの理由が重なっています。
理由を見ないまま「泣かないようにする」ことだけを目指すと、お子さまに合わない関わりになってしまいます。泣いている姿の奥にある困りごとを見ていくことで、必要な対応が変わります。
お子さまにとって、保護者さまは安全を確かめる大切な存在です。知らない場所で保護者さまが見えなくなると、「戻ってくるのかな」「どこに行ったのかな」と不安が一気に強くなります。
この場合、ただ早く離れる練習をするよりも、「離れても戻ってくる」という経験を積みます。短い時間だけ離れて戻る、退室前に同じ言葉をかける、終わった後に同じ場所で会うという流れがあると、お子さまは次の展開を予測しやすくなります。
母子分離は、保護者さまを忘れる練習ではありません。保護者さまと再会できる安心感を土台にして、先生や活動へ気持ちを向けていく過程です。
初めての教室、初めて会う先生、初めて見る教材や遊具は、お子さまによって大きな緊張につながります。大人には明るく楽しそうな場所に見えても、お子さまには情報が多すぎて、どこを見ればよいか分からなくなる日があります。
そのため、最初は活動そのものよりも、教室に入ること、先生の声を聞くこと、部屋の中を見ることが大事なステップになります。
ゆめラボ東雲教室では、お子さまがすぐに課題へ入れない場合でも、表情や体の動き、目線、保護者さまとの距離を見ながら関わります。泣いていても、先生のほうをちらっと見る、近くの教材に目を向ける、声のトーンに反応するなど、次につながるサインが出ているかを確認します。
母子分離が苦手なお子さまは、「何をするのか分からない」「いつ終わるのか分からない」という状況で不安が強くなります。
活動の始まりと終わりが分からないまま進むと、急な切り替えに驚いたり、終わりが見えずに不安になったりします。その結果、保護者さまから離れること自体への不安も強く見えます。
このような場合は、活動の順番、終わりの目安、次に何があるかを伝えます。ことばだけでは伝わりにくいお子さまには、実物や写真、簡単なスケジュールを使うこともあります。
泣く理由が、保護者さまと離れることだけではないケースもあります。
周囲の声、足音、部屋の明るさ、初めて触れる道具、人の動きなどが重なり、気持ちが落ち着きにくくなるお子さまもいます。刺激が多い状態では、先生の声を聞いたり、活動に目を向けたりする前に、不安や警戒が強く出ます。
その場合は、いきなり多くの活動を提示するのではなく、入室後に落ち着ける時間をつくる、座る場所を決める、活動を少なくするなど、お子さまが受け止めやすい環境に近づけます。
母子分離の支援では、保護者さまと離れる練習だけでなく、教室で過ごしやすい状態をつくることも欠かせません。
母子分離は、ある日突然できるようになるものではありません。
はじめは泣いていたお子さまでも、同じ場所、同じ先生、同じ始まり方を経験する中で、見通しを持てるようになります。慣れるまでの期間には個人差がありますが、進め方に一貫性があると、お子さまは「前にも来た場所」「終わったら迎えに来る場所」と分かりやすくなります。
ゆめラボ東雲教室では、母子分離を急がせるのではなく、お子さまが受け止められる段階を見ながら進めます。
母子分離への不安が強いお子さまの場合、最初は保護者さまと一緒に教室へ入るところから始めます。
保護者さまが近くにいることで、お子さまは新しい場所を確認しやすくなります。部屋の中を見る、先生の声を聞く、好きなものを見つける、少しだけ手を伸ばす。そのような時間があることで、次の来所時に入りやすくなります。
この段階では、「離れられなかった」と見るのではなく、「教室に入れた」「泣きながらも周囲を見られた」「先生の存在を知ることができた」と考えます。母子分離の前に、場所と人に慣れる時間が必要なお子さまもいます。
お子さまが教室に慣れてきたら、保護者さまとの距離を段階的に広げていきます。
最初は隣に座っていた保護者さまが少し後ろに座る、活動中だけ見守る位置を変える、先生とのやり取りの場面では保護者さまが声をかけすぎないようにするなど、無理のない範囲で距離をつくっていきます。
このとき、保護者さまが近くにいること自体を悪いこととして扱う必要はありません。お子さまが安心できる距離を保ちながら、先生との関わりを増やしていくことが大切です。
母子分離が苦手なお子さまには、長い時間離れる前に、短い時間だけ離れて戻る経験が役立ちます。
たとえば、保護者さまが一度部屋の外に出て、短い時間で戻る。先生と一つの活動を終えたら保護者さまと会う。終わりのあいさつの前に戻ってくる。このような流れを重ねることで、「離れても戻ってくる」という感覚が育ちやすくなります。
大人から見ると短い時間でも、お子さまにとっては大きな挑戦です。時間の長さよりも、戻ってきたときに気持ちが崩れすぎず、次につながる経験になっているかを確認します。
療育に慣れるためには、活動の見通しが必要です。
何をしたら終わりなのか、次に何をするのか、いつ保護者さまと会えるのかが分かると、不安がやわらぐお子さまがいます。反対に、予定が分からないまま活動が変わると、泣いたり、動けなくなったり、帰りたい気持ちが強くなったりします。
ゆめラボ東雲教室では、お子さまに合わせて活動の流れを伝えます。ことばで伝わりやすいお子さまには短い言葉で伝え、目で見たほうが分かりやすいお子さまには、活動の順番や終わりが分かる形を使います。
母子分離では、毎回の別れ方と迎え方を大きく変えすぎないことも必要です。
日によって保護者さまが長く残ったり、急に姿が見えなくなったり、別れ際の声かけが変わったりすると、お子さまは次の流れを予測しにくくなります。反対に、短い言葉で伝えて離れ、終わったら同じように迎える流れが続くと、見通しを持ちやすくなります。
「行ってくるね」「終わったら迎えに来るね」と伝え、戻ってきたときには「待っていたよ」「終わったね」と受け止める。こうした繰り返しが、お子さまの安心につながります。
母子分離で泣く姿を見ると、保護者さまは心が揺れます。
泣いていても通所を続けたほうがよいのか、一度やり方を変えたほうがよいのか、判断に迷うこともあると思います。ここで見るのは、「泣いたかどうか」だけではありません。泣いた後の様子、回数を重ねた変化、帰宅後の様子まで含めて確認します。
お子さまの状態によって、続け方を工夫したほうがよい場合もあれば、いったん負担を下げる必要がある場合もあります。
別れ際には泣くけれど、保護者さまが退出した後に泣き止み、先生の声かけに反応できるお子さまもいます。
活動にすぐ参加できなくても、近くにある教材を見る、先生の動きを目で追う、座って待てる、短い活動に参加できるなどの姿が出ていれば、教室で気持ちを立て直す力が育っている段階です。
このような場合は、泣く時間だけを見て中止と判断するのではなく、活動中の姿や終わった後の表情も含めて確認します。保護者さまが見ていない時間のお子さまの様子を共有することで、通所の判断もしやすくなります。
初回は長く泣いていたけれど、数回通ううちに泣く時間が短くなるお子さまもいます。
入口では泣くけれど入室後は早く落ち着く、保護者さまと離れる前に先生の顔を見る、活動の途中で笑顔が出る、帰りには「また来る」と言える。このような変化がある場合は、教室を受け入れ始めているサインです。
母子分離の進み方は一直線ではありません。前回できたことが次回できない日もあります。体調、眠気、空腹、園での疲れ、家庭での予定変更などによって、不安が強く出る日もあります。大切なのは、単発の様子だけではなく、数回の流れの中で変化を見ることです。
保護者さまと離れた後も長い時間泣き続け、先生の声が届きにくい、活動にまったく入れない、部屋から出ようとする、強く体をこわばらせるといった姿が続く場合は、一度進め方を見直す必要があります。
その場合、母子分離の時間を短くする、保護者さまと一緒に入る時間を増やす、活動量を減らす、入室時の流れを変えるなど、お子さまの負担を下げる方法を考えます。
無理に続けることで、教室そのものが怖い場所になることは避けたいところです。泣き続ける理由を見ながら、次に来たときに入りやすい形をつくります。
療育当日になると朝から強く嫌がる、車や自転車に乗れない、腹痛や吐き気を訴える、前日から眠れないといった様子が続く場合は、単なる別れ際の不安だけではないこともあります。
この場合は、通所の頻度、時間帯、園や家庭での疲れ、教室での過ごし方を含めて確認します。必要に応じて、相談支援専門員や医療機関、園の先生とも情報を共有しながら、お子さまにとって負担が大きくなりすぎていないかを見ます。
母子分離は、泣かずに離れられることを急ぐためのものではありません。お子さまが安心を取り戻しながら、自分の力で活動に向かえる状態を目指すものです。
療育での母子分離は、教室の中だけで進むものではありません。
家庭での声かけや、出発前の流れ、帰宅後の受け止め方によって、お子さまの不安がやわらぎます。反対に、よかれと思った対応が、お子さまの不安を強めてしまうこともあります。
家庭で特別な練習をたくさん行う必要はありません。まずは、お子さまが予測しやすい言葉と流れを作ることから始めてみてください。
母子分離が苦手なお子さまには、離れる前に「終わったら迎えに来るよ」と伝えます。
まだ時間の感覚が育っていないお子さまには、「1時間後」という言葉よりも、「先生と遊んだら迎えに来るよ」「終わりのあいさつをしたら会えるよ」のように、活動と結びつけた伝え方のほうが伝わりやすくなります。
毎回同じ言葉で伝えると、お子さまは流れを覚えやすくなります。保護者さまが必ず戻るという経験が重なることで、離れる時間を受け止める力につながっていきます。
泣かせたくない気持ちから、お子さまが活動に目を向けた瞬間に、保護者さまがこっそり退出したくなることがあります。
しかし、気づいたときに保護者さまがいないと、お子さまは強い不安を感じます。「目を離すといなくなる」と感じると、次回から保護者さまをさらに強く確認するようになる場合もあります。
別れるときは長く説明しすぎず、短い言葉で伝えます。「終わったら迎えに来るね」「先生と過ごしておいで」と伝えたら、必要以上に戻ったり、何度も説得したりせず、教室と相談した流れで離れていきます。
療育後に「今日は泣かなかったね」「ひとりで行けてえらかったね」と声をかけることは、お子さまの自信につながります。
ただし、母子分離ができたかどうかだけを評価すると、泣いた日は失敗だったように感じてしまいます。泣いても最後まで教室にいられた、先生の声を聞けた、ひとつ活動に参加できた、迎えに行ったときに落ち着いていた。そのような過程にも目を向けることが大切です。
「泣いたけど、最後に先生とあいさつできたね」「今日は部屋に入れたね」と、できていた場面を言葉にすると、お子さまは自分の変化に気づきやすくなります。
同じ年齢の子がひとりで入室していると、「うちの子だけできない」と感じることがあるかもしれません。
しかし、母子分離の進み方はお子さまによって異なります。早く離れられる子がよく、時間がかかる子が悪いというものではありません。慎重なお子さまほど、場所や人をよく確認してから動き始めます。
「もう泣かないで」「みんなできているよ」と急がせるよりも、「今日はここまでできたね」「次も先生と一緒にやってみよう」と伝えるほうが、次の一歩につながりやすくなります。
ゆめラボ東雲教室では、母子分離をただ保護者さまと離れる時間として考えるのではなく、お子さまが先生や活動に気持ちを向けるための過程として考えています。
広島市南区東雲本町の教室では、未就学のお子さまを対象に、一人ひとりの状態を見ながら療育を行っています。母子分離への不安がある場合も、見学やご相談の時点で現在の様子を伺い、無理のない始め方を一緒に考えます。
「泣いてしまうから利用できない」と決めつけるのではなく、どのような場面で不安が出るのか、何があると落ち着きやすいのかを確認しながら、通所の流れをつくっていきます。
母子分離が不安なお子さまの場合、入室の方法がとても重要です。
保護者さまと一緒に部屋へ入るところから始めるのか、入口で短く声をかけて先生に引き継ぐのか、途中まで一緒に過ごしてから離れるのかは、お子さまの状態によって変わります。
ゆめラボ東雲教室では、保護者さまから普段の様子を伺いながら、教室での反応も見て進め方を考えます。園での登園しぶりがあるか、初めての場所にどのくらい時間がかかるか、保護者さまが離れた後に切り替えられるかなども、対応を考えるうえで大切な情報になります。
母子分離が不安なお子さまにとって、活動の流れが分かることは大きな支えになります。
ゆめラボ東雲教室では、お子さまの理解に合わせて、今から行うことや終わりの目安を伝えながら活動へつなげます。最初に体を動かしたほうが入りやすい子もいれば、座って好きな教材を見るほうが落ち着きやすい子もいます。
ここで大切なのは、活動をたくさん行うことではなく、お子さまが「何をすればよいか分かる」「終わりが分かる」と感じられることです。分かる場面が増えると、保護者さまと離れる時間にも気持ちを向けやすくなります。
母子分離の時間は、保護者さまから見えない部分があるため、不安になりやすいところです。
ゆめラボ東雲教室では、療育後にその日の様子を保護者さまと共有します。泣いた時間だけでなく、どの場面で落ち着いたか、先生とどのように関われたか、どの活動に反応があったか、次回に向けてどのような流れが合いそうかをお伝えします。
保護者さまが教室での様子を知ることで、家庭での声かけもしやすくなります。お子さまにとっても、教室と家庭で同じ方向の関わりが続くことで、次の通所に向かいやすくなります。
療育で母子分離できないとき、最初から泣かずに離れることを目標にしすぎる必要はありません。
大切なのは、保護者さまと離れることそのものではなく、お子さまが教室で安心を感じ、先生や活動に気持ちを向けられるようになることです。
泣いてしまう日があっても、教室に入れた、先生の声を聞けた、少し落ち着けた、短い活動に参加できたという経験は、次の一歩につながります。反対に、長時間泣き続ける、来所前から強い拒否が続く、生活に影響が出ている場合は、進め方を見直すことも必要です。
ゆめラボ東雲教室では、母子分離が不安なお子さまについて、現在の様子を伺いながら、入室方法や活動の流れ、保護者さまとの距離の取り方を考えていきます。
「療育を利用したいけれど、母子分離できない」「泣いてしまうので通えるか不安」「親子で始められるか相談したい」と感じている方は、まずは一度ゆめラボ東雲教室へご相談ください。
お子さまの今の姿を一緒に見ながら、通い始めの形を考えていきます。
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