ゆめラボでは、一人ひとりの特性や発達段階に合わせた「個別療育」を中心に支援を行っていますが、一部教室では曜日を限定して「小集団プログラム」も実施しています。
仲間と関わる中で得られる経験や「できた!」という成功体験は、社会性や協調性の育成に大きくつながります。
本ページでは、ゆめラボで行っている小集団プログラムの内容やその魅力をご紹介します。
INDEX
小集団プログラムとは、複数のお子さまと一緒に活動を行う療育スタイルです。
個別支援とは異なり、他児との関わりを通じて「ルールの理解」「協力」「順番を待つ」などの力を身につけていくことが目的です。
安心できる環境の中で、社会性や自立心を少しずつ育てていきます。
個別では見えにくい他児との関係性、集団ならではの課題に向き合う経験が、小集団ならではの大きな意義です。
お子さまの「集団は苦手かも…」という特性も、段階を踏んでチャレンジできる環境が整っています。
小集団での活動を通して、お子さまはさまざまな力を自然に育んでいきます。
ここでは、具体的にどのような力が伸びていくのかをご紹介します。
集団の中で自分の気持ちを言葉にしたり、相手の話に耳を傾けることは、社会性の基盤となります。
また、思い通りにならない経験や他者との衝突を通じて、感情のコントロールを学ぶ機会にもなります。
お子さま一人ひとりの「得意なこと」「好きなこと」は、仲間との活動の中で自然と引き出されます。
集団の中だからこそ見えてくる新たな一面が、次のステップへの自信につながります。
ゆめラボで行っている小集団プログラムの中から、実際に教室で取り入れている活動の一部をご紹介します。
ルール理解や順番を待つ経験、仲間との協力や表現の楽しさなど、発達を支える様々な力を遊びの中で育みます。
円になって座り、音楽や合図に合わせてボールを隣の子へ順に渡していく活動です。視線の共有や順番を守る経験を通して、集団の中でのルールとつながりを体験します。
療育効果
順番を守る力隣の子に渡す順序やタイミングを意識することで、ルールのあるやり取りを学びます。
視線共有と注意の持続ボールの動きに注目し続けることで、集中力と視線のコントロールを高めます。
感情調整と待つ力自分の番を落ち着いて待つ経験を通じて、衝動のコントロールを育てます。
社会的なやりとり「どうぞ」「ありがとう」など簡単なやりとりを交わすことで、社会性を育みます。
集団への安心感みんなで1つの活動を行うことで、集団の中で安心して過ごす体験が得られます。
並べたペットボトルを的にして、順番にボールを転がして倒す遊びです。ルールを守りながら、力加減や狙いの工夫を体験します。
療育効果
ルール理解と順番の概念一人ずつ順に行う体験を通じて、集団の中でのルールを理解します。
目と手の協応狙った方向にボールを転がす動作により、視覚と運動の連動を促します。
力の調整倒すための適切な力加減を試行錯誤する中で、身体感覚を育てます。
応援と共感他児の番を見守り応援することで、仲間への関心や共感性を養います。
達成感と集中力ピンを倒せた成功体験が意欲につながり、集中して取り組む力を高めます。
みんなでテーマを決めてオリジナルのすごろくを制作し、完成したら順番に遊ぶ活動です。創造力とルール意識を育みながら、協働と達成感を味わえます。
療育効果
創造力と表現自分の考えたマスやルールを形にすることで、創作意欲や表現力を育てます。
協力と話し合い他児と相談しながら1つの作品を完成させる経験で、協調性を育てます。
ルールの理解と実践作ったルールで実際に遊ぶことで、社会的な約束を守る練習になります。
順番・待つ力サイコロを振る順番を守りながら、我慢や予測の力を育てます。
達成感と自己肯定感自分たちで作ったもので遊ぶ体験が、満足感や自信につながります。
紅白チームに分かれ、かごに向かってボールを投げて入れた数を競う遊びです。ルールの中で全力を出す楽しさや、仲間と一緒に頑張る一体感を経験できます。
療育効果
運動企画と空間認知動きの中で正確に投げる力を養い、的との距離感をつかむ練習になります。
ルール理解とチーム意識合図で開始・終了することや、投げ方のルールを守る力が育ちます。
協力と声かけ仲間に「がんばれ!」と声をかけ合う中で、他者との関係づくりを促します。
感情調整と勝敗の経験勝った・負けたという感情を経験しながら、自分の気持ちを整える力を育みます。
活動への意欲向上短時間で達成感を得られるため、「やってみたい!」という挑戦心につながります。
ゆめラボでは、教室ごとに曜日や内容を工夫しながら、小集団プログラムを実施しています。
現在、以下の3教室でご参加いただけます。
月曜日・水曜日・金曜日の10:00〜15:00は、小集団プログラムを中心とした1日型の療育を実施しています。
午前・午後に分かれたプログラム構成で、体験と学びのバランスを大切にしています。
土曜日限定で小集団活動を実施中。
平日は個別療育が中心のため、週末に「他児との関わりを試したい」というご家庭に好評です。
土曜日に少人数での小集団プログラムを展開。
身体を使った運動遊びや、仲間と取り組む創作活動など、楽しみながら関わりを深める機会を提供しています。
保護者さまから多く寄せられるご質問にお答えします。
参加にあたっての不安や疑問を事前に解消していただけるよう、代表的な内容を掲載しています。
教室ごとに異なりますが、概ね3〜6人前後の少人数で行っています。
年齢はおおむね未就学(0歳〜6歳)を対象とし、発達段階や特性に応じて柔軟に対応しています。
個別療育は一対一での関わりを通じて、特定の課題やスキルに集中して取り組みます。
一方で小集団プログラムは、他児との関わりを通して「社会性」や「感情調整力」などの力を育てる場です。
どちらも必要な支援であり、お子さまの状況に応じて併用することも可能です。
いいえ、ご本人の状態や気持ちを最優先にしています。
初回は見学のみや短時間の参加も可能です。
「他の子と一緒に過ごす」こと自体が大きな一歩なので、少しずつ慣れていけるよう丁寧に支援しています。
原則としてゆめラボでは職員による送迎サービスはおこなっておりませんのでご注意ください。
また、付き添いは必要ありませんが、不安な場合は見学・同席から始めることもできます。
毎回同じではありません。
季節や子どもたちの様子に合わせて、スタッフが工夫をこらした内容を提供しています。
繰り返し参加しても飽きないよう、変化と安定のバランスを大切にしています。
「集団が苦手だけど、少しずつ挑戦させたい」「個別療育だけでは見えない力も育てたい」
そんなご家庭には、ゆめラボの小集団プログラムがおすすめです。まずは教室見学や体験から、お気軽にご相談ください。
📞 電話:0120-303-519(平日10:00〜18:00)
📩 お問い合わせフォーム:https://yumelabo.jp/contact/
💬 LINE相談:https://page.line.me/648kqdcw
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