住所〒733-0031 広島県広島市西区観音町9−22 小山ビル
「ことばがなかなか増えない」「名前を呼んでも反応が薄い」「お友だちに近づくけれど、声をかけたり一緒に遊んだりするのが難しそう」。自閉症・ASDのお子さまを育てる中で、コミュニケーションについて不安を感じる保護者の方は少なくありません。
コミュニケーションというと、話すことばだけに目が向きやすいですが、子どもは視線、指差し、表情、身振り、手を伸ばすこと、好きなものを見せに来る姿など、さまざまな形で気持ちを伝えています。
ゆめラボ観音教室では、広島市西区の児童発達支援事業所として、1回60分の個別療育の中で、遊びを通したコミュニケーション支援を行っています。
大人が一方的に教える時間ではなく、お子さまが「やってみたい」「もう一回したい」と感じる場面をつくり、遊びの流れの中でことばややりとりの力を育てていきます。
このページでは、自閉症・ASDの子どものコミュニケーションを伸ばす遊びを10個取り上げながら、家庭でも取り入れやすい関わり方と、ゆめラボ観音教室で大切にしている療育の視点をお伝えします。
ゆめラボ観音教室|基本情報
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住所〒733-0031 広島県広島市西区観音町9−22 小山ビル
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最寄り駅・バス停天満町駅・観音町駅・西観音町駅・小網町駅・福島町駅(無料駐車場あり)
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電話番号082-533-6383
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営業時間月曜日~金曜日、第一および第三土曜日10時30分~17時30分
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休園日土曜日・日曜日・ゴールデンウイーク・夏季休業日・年末年始
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プログラム時間1回60分の個別療育
INDEX
自閉症・ASDのある子どもは、相手の表情から気持ちを受け取ること、自分の気持ちをことばにすること、順番を待ってやりとりを続けることに時間がかかることがあります。
一方で、好きなおもちゃ、繰り返し楽しめる動き、音が鳴る遊び、変化が目でわかりやすい遊びには、自分から近づいたり、じっと見たり、もう一回を求めたりする姿が見られることがあります。
こうした姿は、コミュニケーション支援の大切な入口です。ゆめラボ観音教室では、話すことばだけを急いで増やすのではなく、お子さまが人と関わる心地よさを感じられる時間をつくりながら、視線、指差し、身振り、表情、ことばの発達を支えています。
「まだ話せないからコミュニケーションが取れていない」と考える必要はありません。
好きなおもちゃを見つめる、欲しいものに手を伸ばす、大人の顔をちらっと見る、うれしいときに表情が変わる、嫌なときに体を引く。こうした反応も、お子さまが周りに気持ちを伝えている大切なサインです。
自閉症・ASDのお子さまの場合、ことばよりも先に、視線や動作で伝える力が育つことがあります。大人がそのサインに気づき、「これがほしかったんだね」「もう一回したいんだね」と短いことばで返すことで、お子さまは「伝わった」という経験を積み重ねやすくなります。
ゆめラボ観音教室では、遊びの中で出る小さな反応を見逃さず、ことばだけではない伝え方も含めてコミュニケーションとして受け止めています。
自閉症・ASDのお子さまにとって、興味のない活動にいきなり参加することは負担になることがあります。
反対に、回るもの、並べるもの、音が鳴るもの、電車や車、ブロック、シャボン玉、風船など、好きなものがあると、大人との関わりが生まれやすくなります。
たとえば、車を走らせる遊びで「ストップ」「ゴー」と声をかける、シャボン玉で「もう一回?」と待つ、ブロックを渡すときに「どうぞ」「ちょうだい」を入れる。このように、好きな遊びの流れの中に短いやりとりを入れると、お子さまは遊びを続けたい気持ちから、視線や声、身振りを使いやすくなります。
家庭で行う場合も、新しい教材をそろえる必要はありません。今よく遊んでいるものを使い、大人が少しだけ関わる場面をつくることが大切です。
ゆめラボ観音教室の療育は、1回60分の個別療育です。
個別療育では、お子さまの興味、苦手な刺激、待てる時間、ことばの理解、声かけの伝わり方、切り替えの様子などを見ながら、その日の遊びや課題を決めています。
同じ「まねっこ遊び」でも、すぐに動きをまねできる子もいれば、まず大人を見ることから始める子もいます。同じ「順番遊び」でも、待つことが苦手な子には短い回数から始め、見通しを持ちやすい流れに変えることがあります。
自閉症・ASDの子どものコミュニケーション支援では、遊びの内容だけでなく、声をかける量、待つ時間、見せ方、終わり方も大切です。
観音教室での療育プログラムの考え方をより詳しく知りたい方は、ゆめラボ観音教室の5領域支援プログラムもあわせてご覧ください。
ここからは、自閉症・ASDの子どものコミュニケーションを伸ばす遊びを10個お伝えします。
大切なのは、遊びを手順通りに進めることではありません。お子さまが人の動きを見た、少し待てた、手を伸ばした、声を出した、表情が変わった。その変化を大人が受け止め、やりとりとして返していくことが、コミュニケーションの力につながります。
【1】おててパチパチまねっこ遊び
大人が「いち、に、さん」と声をかけながら手をたたき、お子さまに同じ動きを見せます。最初から同じようにできなくてもかまいません。大人の手元を見た、音に気づいた、少し体が動いたという反応があれば、そこからやりとりが始まります。
手をたたく動きに慣れてきたら、ひざをポンとたたく、手を上にあげる、バイバイをするなど、動きを少しずつ変えていきます。「同じだね」「見てくれたね」と短く返すことで、相手を見ることやまねすることが楽しい経験になっていきます。
【2】ボディタッチまねっこゲーム
頭、ほっぺ、おなか、肩など、触られても嫌がりにくい場所を選び、「トントン」「ツンツン」と声を添えながら軽くタッチします。
そのあとで「次は○○ちゃん」と伝え、お子さまが大人にタッチする番をつくります。自分が受けるだけでなく、相手へ返す経験が入ることで、やりとりの往復が生まれます。
触覚が敏感なお子さまの場合は、無理に体へ触れず、ぬいぐるみや人形を使って始める方法もあります。大切なのは、楽しい雰囲気の中で「見て、まねして、返す」流れをつくることです。
【3】音や動きのまねっこリレー
鈴、カスタネット、マラカス、手拍子、ジャンプ、両手を広げる動きなどを使い、大人が短い動きを見せます。
たとえば「チリン」「トン」「ジャンプ」といった短い流れをつくり、お子さまが見てまねできる場面をつくります。慣れてきたら、お子さまが選んだ音や動きを大人がまねします。
お子さまが主役になる番をつくると、「自分がやったことを相手が見てくれた」という経験につながります。これは、自分から人に働きかける力を育てるうえで大切な時間です。
【4】ボールころころ順番ゲーム
テーブルの上や床の上で、ボールを大人とお子さまで交互に転がします。
「○○ちゃんの番」「先生の番」「戻ってきたね」と声を添えながら進めると、順番の流れが見えやすくなります。自閉症・ASDのお子さまは、急な変化や見通しのない活動が苦手なことがあるため、同じ流れを何度か繰り返すことが参加しやすさにつながります。
うまく転がせたかどうかよりも、相手の動きを待てたこと、ボールを目で追えたこと、自分の番に気づけたことを受け止めます。短い遊びですが、やりとりのリズムを育てやすい活動です。
【5】サイコロ順番ゲーム
サイコロを振り、出た目の数だけコマを進めるシンプルな遊びです。
「振る」「見る」「進める」「次の人に渡す」という流れがあるため、順番、待つこと、相手の番を見ることを経験しやすくなります。
勝ち負けにこだわりやすいお子さまの場合は、ゴールを競うよりも「最後まで参加できた」「サイコロを渡せた」「自分の番まで待てた」という部分を一緒に喜びます。遊びの途中で気持ちが崩れやすい場合は、回数を少なくしたり、終わりを見えやすくしたりすると参加しやすくなります。
【6】どうぞ・ちょうだい交換ゲーム
ブロック、おままごとの食べ物、カード、小さなおもちゃなどを使い、「どうぞ」「ちょうだい」のやりとりを行います。
最初は大人がことばを添えながら、お子さまが手を伸ばしたタイミングで渡します。目を見ることや声を出すことを急がず、まずは「欲しいものを相手に伝えると受け取れる」という経験を増やします。
慣れてきたら、少しだけ待つ時間をつくります。その間に、お子さまが視線を向ける、手を出す、声を出す、指差しをするなどの反応があれば、大人がすぐに返します。こうした小さな往復が、要求を伝える力につながります。
【7】宝箱から選ぶリクエスト遊び
お子さまの好きなおもちゃやカードを小さな箱に入れ、「何が出るかな」と見せながら遊びます。
大人が一つ取り出して「これ?」「こっち?」と聞き、お子さまが視線や手の動きで選べる場面をつくります。ことばで言えなくても、見る、手を伸ばす、近づく、表情が変わるといった反応があれば、選べた姿として受け止めます。
「これがいい」と自分で選ぶ経験は、コミュニケーションの大切な土台です。家庭では、好きなおもちゃをすべて出しておくのではなく、大人と一緒に開ける流れにすると、やりとりが生まれやすくなります。
【8】車・風船・シャボン玉のストップ&ゴー遊び
おもちゃの車、風船、シャボン玉などを使い、「ストップ」「ゴー」「もう一回」の合図で動きを止めたり再開したりします。
自閉症・ASDのお子さまは、ことばだけの声かけよりも、動きや見た目の変化がある方が理解しやすいことがあります。止まる、動く、飛ぶ、消えるといった変化を使うことで、合図に気づきやすくなります。
大人がすぐに続けるのではなく、少しだけ間を空けて待つと、お子さまから「もう一回」と声が出たり、手を伸ばしたり、視線で伝えたりすることがあります。その反応を受けて遊びを再開すると、「伝えると相手が返してくれる」という経験になります。
【9】おみせやさんごっこ
おままごとセット、空き箱、チラシ、カードなどを使い、お店の人とお客さんの役を交代しながら遊びます。
「いらっしゃいませ」「これください」「どうぞ」「ありがとう」など、場面に合ったことばを短く繰り返し使えるため、ことばの練習だけでなく、相手とのやりとりを楽しむ経験にもつながります。
最初から会話を長くする必要はありません。「ください」「どうぞ」だけでも十分です。大人が見本を見せ、お子さまが言いやすいことばや動作から参加できるようにします。
【10】お医者さんごっこ
聴診器や体温計のおもちゃ、人形、ぬいぐるみを使い、「どこが痛いですか」「お熱をはかりますね」といったやりとりを楽しみます。
ことばが出にくいお子さまには、大人が「ここが痛いね」「おくすりください」と代わりにことばにしながら進めます。人形を使うことで、自分の体に直接触れられることが苦手なお子さまも参加しやすくなります。
ごっこ遊びは、相手の役割を知る、場面に合ったことばを使う、気持ちや状態を表す練習につながります。無理に長い会話にせず、短いやりとりを何度も重ねることが大切です。
自閉症・ASDの子どもにコミュニケーション遊びを取り入れるときは、「話せたかどうか」だけで判断しないことが大切です。
遊びの中では、見た、待った、選んだ、近づいた、手を伸ばした、表情が変わったなど、ことばになる前の反応がたくさん出ます。そこに大人が気づいて返していくことで、お子さまは人と関わる楽しさを感じやすくなります。
「言ってごらん」「何て言うの?」と何度も促されると、子どもによっては遊びそのものが負担になることがあります。
ことばを引き出したい場面ほど、まずは待つことが大切です。お子さまが好きなものを見た、手を伸ばした、少し声を出した。その反応が見られたタイミングで、大人が「車だね」「もう一回だね」「ほしかったね」と短く返します。
先に大人が言いすぎるよりも、子どもが反応する余白をつくる方が、自分から伝える経験につながります。
コミュニケーション遊びでは、正しく言えたか、最後までできたかだけを見てしまうと、お子さまの変化を見落としやすくなります。
大人の顔を見た、好きなおもちゃを選んだ、順番を少し待てた、嫌なものを押し返した。こうした行動も、お子さまが自分の気持ちを表している姿です。
「見てくれたね」「選べたね」「待てたね」と具体的に返すことで、お子さまは自分の行動が相手に伝わったことを感じやすくなります。
自閉症・ASDのお子さまは、音、光、触感、動き、見通しのなさに不安を感じることがあります。
そのため、保護者の方が「良さそう」と思う遊びでも、お子さまにとっては負担になることがあります。嫌がっている遊びを続けるよりも、今好きなもの、安心して見られるもの、短い時間なら参加できるものから始める方が、コミュニケーションにつながりやすくなります。
遊びに入るまで時間がかかる、始めてもすぐ離れてしまう、切り替えで崩れやすいという場合は、遊びの前後の流れを見直すことも大切です。
観音教室で大切にしている療育の流れについては、ゆめラボ観音教室が大切にする療育の流れでも詳しくお伝えしています。
ゆめラボ観音教室では、広島市西区で発達が気になる未就学のお子さまを対象に、1回60分の個別療育を行っています。
自閉症・ASDのお子さまのコミュニケーション支援では、ことばを増やすことだけを目的にするのではなく、伝えたい気持ち、相手を見る力、やりとりを続ける力、安心して人と関われる経験を大切にしています。
同じ自閉症・ASDの特性があっても、好きな遊び、苦手な刺激、ことばの理解、体の使い方、集中しやすい時間は一人ひとり違います。
ゆめラボ観音教室では、初回のご相談や体験の中で、お子さまが何に興味を示すのか、どのような場面で気持ちが動くのかを見ながら、遊びや課題を選んでいます。
電車が好きなお子さまには電車を使った順番遊び、音に反応しやすいお子さまには楽器や手拍子のまねっこ遊び、役割遊びが好きなお子さまにはおみせやさんごっこなど、興味を入口にしてやりとりを増やします。
療育では、話したことばだけでなく、視線、身振り、指差し、手の動き、表情、姿勢の変化も見ています。
「ほしい」と言えなくても、欲しいものを見る、手を伸ばす、大人の顔を見るといった姿があれば、それは伝える力の芽です。その反応に大人が気づいて返すことで、お子さまは少しずつ伝える手段を増やしていきます。
ゆめラボ観音教室では、ことばの発達だけを切り離して見るのではなく、遊び、感覚、体の使い方、認知、社会性とのつながりも見ながら支援を行っています。実際の療育活動を知りたい方は、ゆめラボ観音教室の人気療育プログラム紹介も参考にしてください。
児童発達支援での経験は、教室の中だけで終わるものではありません。
療育の中で見えたお子さまの反応や、参加しやすかった遊び、声かけのタイミングは、家庭での関わりにもつながります。
たとえば、シャボン玉で「もう一回」を待つ、食事の前に「どうぞ」「ちょうだい」を入れる、着替えのあとにハイタッチをするなど、日常の中にもコミュニケーションのきっかけはあります。
ゆめラボ観音教室では、保護者の方とお子さまの様子を共有しながら、家庭でも続けやすい関わり方を一緒に考えています。
自閉症・ASDの子どものコミュニケーションは、話すことばだけで育つものではありません。
視線を向ける、指差しをする、好きなものを選ぶ、相手の動きをまねる、順番を待つ、もう一回を伝える。そうした一つひとつの経験が、ことばや人とのやりとりの土台になります。
家庭でも、まねっこ遊び、順番遊び、どうぞ・ちょうだい遊び、ストップ&ゴー遊び、ごっこ遊びなどを通して、コミュニケーションのきっかけをつくることができます。
ただし、どの遊びが合うか、どの声かけが入りやすいか、どのくらい待つと反応が出やすいかは、お子さまによって異なります。
広島市西区で、自閉症・ASDのお子さまのコミュニケーションやことば、やりとりについて気になることがある方は、ゆめラボ観音教室へご相談ください。
見学や個別のご相談は、お電話、ゆめラボ観音教室のホームページのお問い合わせフォーム、公式LINEから受け付けています。
お子さまの「見てくれた」「伝わった」「もう一回できた」という経験を重ねながら、家庭と教室で一緒に成長を支えていきます。
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