住所〒733-0031 広島県広島市西区観音町9−22 小山ビル
「遊ぼう」と声をかけても動き出せない、好きな遊びのはずなのに始めるまでに時間がかかる、遊びの途中や終わりで気持ちが崩れてしまう。
発達障害の特性があるお子さまの中には、遊びそのものが苦手なのではなく、遊びに入る前の見通しや気持ちの準備でつまずいている子もいます。
大人から見ると「遊びたいならすぐ始めればいいのに」と感じる場面でも、お子さまの中では、何をするのか、いつ終わるのか、どう動けばよいのかがつかみにくく、不安や戸惑いが大きくなっている子もいます。
家庭でできる関わりとして見ておきたいのは、遊びの内容を増やすことだけではありません。始める前の5分で、遊びの順番を伝える、選択肢を少なくする、最初の一手を見せる、終わり方を先に伝えることが、子どもが遊びに入る入口になります。
広島市西区の児童発達支援事業所ゆめラボ観音教室では、1回60分の個別療育の中で、遊びの内容だけでなく、活動に入るまでの様子、遊び中の反応、終わったあとの切り替えまでを見ながら、お子さまに合った関わり方を考えています。
このページでは、発達障害の子が遊びに入りにくい理由と、家庭でできる遊び前の5分準備、ゆめラボ観音教室で大切にしている療育の考え方について紹介します。
ゆめラボ観音教室|基本情報
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住所〒733-0031 広島県広島市西区観音町9−22 小山ビル
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最寄り駅・バス停天満町駅・観音町駅・西観音町駅・小網町駅・福島町駅(無料駐車場あり)
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電話番号082-533-6383
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営業時間月曜日~金曜日、第一および第三土曜日10時30分~17時30分
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休園日土曜日・日曜日・ゴールデンウイーク・夏季休業日・年末年始
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プログラム時間1回60分の個別療育
INDEX
発達障害の特性があるお子さまが遊びに入りにくいとき、「やる気がない」「遊びたくない」と決めつける必要はありません。
実際には、何をするのかがわからない、始め方がわからない、気持ちの切り替えが追いつかない、周りの音や人の動きが気になるなど、遊びの前に引っかかっている理由が隠れています。
遊びに入りにくい子への関わりでは、いきなり「やってみよう」と誘うよりも、遊びに入る前の負担を下げることが欠かせません。
発達障害の子の中には、これから何をするのか、どこまで続くのか、終わったら何をするのかが見えないと、不安が先に出やすくなります。
たとえば、ブロックで遊ぶ、カードを使う、ボールを転がすという活動でも、子どもにとっては「どこから始めればいいのか」「失敗したらどうなるのか」「いつ終わるのか」が気になることがあります。
この状態で急に遊びへ誘われると、楽しい内容でも動き出せないことがあります。家庭では、遊びを始める前に「最初に車を走らせよう」「そのあと坂を作ろう」「時計の針がここに来たら終わりにしよう」と短く伝えるだけでも、動き出すきっかけになります。
見通しは、長い説明で伝える必要はありません。子どもが今からすることを一つか二つだけ受け取れる形にすることが、遊びに入る前の安心につながります。
同じ遊びでも、すぐに始められる日と、なかなか入れない日があります。園でがんばった日、眠りが浅かった日、外出後で刺激が多かった日などは、いつもより遊びへ向かうまでに時間がかかります。
このような日は、普段なら楽しめる遊びでも、声をかけられること自体が負担になる場合があります。そこで無理に誘い続けると、遊びが始まる前に気持ちが崩れてしまうこともあります。
家庭では、いきなりメインの遊びに入るのではなく、短い会話、座る場所の確認、道具を一緒に出す時間を入れてみてください。遊びの前に少し間をつくることで、子どもが周囲の状況を受け止める助けになります。
「今日は少しゆっくり始めようか」と大人が速度を合わせることで、子どもは自分のペースを取り戻しやすくなります。
遊びに入れない背景には、切り替えの難しさが関係していることもあります。別のことをしていた途中で急に遊びに誘われると、気持ちが追いつかず、動けなくなることがあります。
特に、動画を見ていた、好きなおもちゃを触っていた、ひとりで落ち着いていたという場面では、次の活動へ向かうまでに時間が必要な子もいます。
この場合は、「今すぐやめよう」ではなく、「あと1回見たら車で遊ぼう」「このページが終わったらボールを出そう」のように、今していることと次の遊びをつなぐ声かけが合うことがあります。
待つことや切り替えの難しさが強い場合は、落ち着きがない・待てないお子さまへの家庭での関わり方もあわせて参考にしてください。
遊びに入りにくい子への家庭での関わりは、特別な教材を用意しなくても始められます。
この5分で見ておきたいのは、子どもが「何をするか」「どう始めるか」「いつ終わるか」を受け取りやすい状態になっているかどうかです。遊びに誘う前のひと工夫が、始めやすさを変えることがあります。
遊びに入る前には、最初にすることと終わり方を先に伝えておくと、子どもが安心しやすくなります。
たとえば、「最初に線路をつなげるよ」「電車を3回走らせたら終わりにしよう」「終わったら箱に戻そう」と伝えると、遊びの全体が見えやすくなります。
発達障害の子の中には、終わりが見えない活動に不安を感じる子がいます。反対に、終わりがわかると「それならやってみよう」と動き出せる子もいます。
時計やタイマーを使う場合も、急に鳴らして終わりにするのではなく、「この音が鳴ったら最後の1回にしよう」と先に知らせておくと、切り替えの負担を下げる助けになります。
「何で遊びたい?」と聞くと、子どもが答えられずに止まってしまうことがあります。選ぶ力がないというより、選択肢が多すぎて決めにくくなっている場合があります。
家庭では、「ブロックにする?車にする?」「絵本にする?パズルにする?」のように、選択肢を2つに絞ると答えやすくなります。
選べたときは、すぐに遊びを始めるのではなく、「今日は車を選んだね」「赤い車から走らせようか」と、選んだ内容を言葉にして返してあげると、子どもは自分で決めた感覚を持ちやすくなります。
自分で選べた感覚は、遊びに入る力にもつながります。大人が決めて進めるよりも、子どもが小さく参加できる場面をつくることで、遊びへの入り方が変わります。
遊びに入る前に、体と気持ちを落ち着かせる短い流れを決めておくのも有効です。
たとえば、椅子に座る、深呼吸を一緒にする、手をぎゅっと握って離す、道具を一つだけ机に置くなど、毎回同じ始まり方をつくると、子どもが「これから遊びが始まる」と感じやすくなります。
ルーティンは長くする必要はありません。大人が毎回変えるよりも、子どもが覚えられる短い流れを続ける方が、遊びに入る前の負担を減らせます。
体を少し動かしてからの方が入りやすい子もいれば、静かな時間を置いた方が入りやすい子もいます。お子さまの反応を見ながら、合う始め方を探していきましょう。
遊びに入れない子の中には、やり方がわからないわけではなく、最初の動き出しに力が必要な子もいます。
このようなときは、「やってごらん」と言うだけでなく、大人が最初の一手だけ見せると入りやすくなることがあります。ブロックなら一つだけつなげる、車なら一度だけ走らせる、絵本なら最初のページを一緒に見るなど、入口をつくる関わりです。
大人が全部進めてしまうと、子どもが参加する場面が少なくなります。反対に、最初から子どもだけに任せると、動き出しにくいことがあります。
最初の一手だけ見せて、そのあと少し待つことで、子どもが自分から手を伸ばす時間が生まれます。この「始めやすい入口」をつくることが、家庭でできる遊び前の準備になります。
遊びが始まったあとも、完成したかどうか、最後までできたかどうかだけを見る必要はありません。
発達障害の子の遊びでは、見ているだけに見える時間、途中で止まる時間、少し離れてから戻ってくる時間にも、その子なりの意味があります。遊び中の反応を見ると、どの声かけが合うのか、どの場面で不安になりやすいのかがわかりやすくなります。
観音教室で行っている遊びの内容を知りたい方は、ゆめラボ観音教室の個別療育プログラム紹介も参考にしてください。
遊びに入りにくい子の場合、最初からはっきり参加できなくても、遊びの方向を見る、少し近づく、道具に手を伸ばすといった小さな変化が見られます。
こうした変化は、次の参加につながる一歩です。子どもの中では、様子を見る、安心できるか確かめる、どう関わればよいか考えるという時間が流れていることがあります。
「見ているだけだから参加できていない」と判断するのではなく、どの瞬間に少し動けたのか、どの声かけで近づけたのかを見ていくと、次の関わり方が見えてきます。
家庭でも、「さっき見ていたね」「少し手が伸びたね」と子どもの動きに合わせて言葉を添えることで、参加のきっかけが育ちやすくなります。
遊びに入れないとき、大人はつい声をかけ続けたくなります。「やってみよう」「こっちだよ」「できるよ」と励ましたくなる気持ちは自然です。
ただ、声かけが多すぎると、子どもが考える時間や動き出す時間が短くなってしまうことがあります。特に、ことばの処理に時間がかかる子や、刺激に敏感な子は、声の量が増えるほど動きにくくなる場合があります。
家庭では、声をかけたあとに少し待つ時間を作ってみてください。大人がすぐに次の言葉を足さず、子どもの目線や手の動きを見ることで、自分から動く場面が出やすくなります。
待つ時間は長くなくて大丈夫です。数秒でも、子どもが受け取って動き出すための余白になります。
遊びに入れなかった日や、途中で崩れてしまった日も、失敗として終わらせる必要はありません。
たとえば、始める前の説明が長かったのか、選択肢が多かったのか、音や人の動きが気になったのか、終わりが急だったのかを振り返ることで、次の準備に生かせます。
子どもに対しては、「今日は難しかったね」で終わらせるよりも、「次は最初に車を1回走らせてから始めようね」「終わる前に声をかけるね」と、次にどうするかを伝えると安心しやすくなります。
家庭での遊びは、毎回うまく進めることが目的ではありません。うまくいかなかった場面を見ながら、その子に合う入り方を少しずつ見つけていくことが大切です。
遊びに入る前の準備と同じくらい、終わる前の準備も欠かせません。
発達障害の子の中には、楽しい遊びを急に終わらせることが苦手な子がいます。遊びが終わることを受け止める時間がないまま片付けに入ると、泣く、怒る、物を投げる、その場から離れられないといった反応につながることがあります。
切り替えを助けるためには、終わりの合図を早めに出し、片付けの負担を小さくし、次に何があるのかを伝えることが支えになります。
遊びを終えるときは、「もう終わり」だけではなく、終わる前に予告を入れると切り替えやすくなります。
「あと1回走らせたら終わり」「あと2個積んだら片付けよう」「このページを読んだら終わり」と伝えると、子どもは終わりに向けて気持ちを準備しやすくなります。
終わりの合図は、時間だけで伝えるよりも、行動と結びつけた方がわかりやすい子もいます。タイマーだけでなく、「最後の1回」「最後の1ページ」「最後の1個」のように、子どもが目で見てわかる形にすると受け入れやすくなります。
急に終わらせないことは、次の遊びへの入りやすさにもつながります。終わり方が落ち着くと、子どもは「また遊べる」という感覚を持ちやすくなります。
遊びのあとに片付けまで求められると、負担が大きく感じる子もいます。
「全部片付けて」ではなく、「赤いブロックだけ箱に入れよう」「車を1台ここに戻そう」のように、一工程から始めると動きやすくなります。
片付けが苦手な子にとっては、どこから手をつければよいのかがわからないことがあります。片付けの量を減らすのではなく、最初にすることを小さくすると、取りかかりやすくなります。
家庭では、大人が先に少しだけ見せてから、子どもに一つ渡す形も合いやすいです。「これをここに入れよう」と動きを見せることで、子どもがまねしやすくなります。
遊びを終えるときには、「おしまい」だけで区切るよりも、「またやろうね」「次は続きを作ろうね」と次につながる言葉を添えると、子どもの中に安心が残りやすくなります。
発達障害の子の中には、今の遊びが終わることを「もうできない」と受け止めてしまう子もいます。そのようなときは、遊びがなくなるのではなく、次の機会があることを伝えると落ち着きやすくなります。
ただし、できない約束をする必要はありません。「また明日やろうね」と言えないときは、「また時間がある日に出そうね」「今日はここまでにしようね」と、実際にできる言葉で伝えることが大切です。
終わり方が安定すると、次に同じ遊びをするときの入り方も変わりやすくなります。始まりと終わりをつなげて考えることが、家庭での遊びを療育的な関わりに近づけるポイントです。
ゆめラボ観音教室では、遊びの内容だけを見て支援を考えるのではなく、入室時の様子、遊びへの入り方、活動中の反応、終わったあとの切り替えまでを見ながら、1回60分の個別療育を行っています。
子どもの発達支援では、「どんな遊びをするか」と同じくらい、「どのように始めると入りやすいか」「どの声かけで動きやすいか」「終わり方をどう支えるか」が重要になります。
ゆめラボ観音教室の支援全体について知りたい方は、ゆめラボ観音教室の5領域支援プログラムもご覧ください。
観音教室では、子どもが席についた瞬間からではなく、教室に入る前後の様子も見ています。
足取りが軽い日、表情が硬い日、保護者の方のそばから離れにくい日、すぐに道具へ向かう日など、同じお子さまでもその日の状態は変わります。
また、保護者の方から「今日は園で疲れているかもしれません」「朝から切り替えに時間がかかりました」といったお話を聞くことで、その日の関わり方を選びやすくなります。
遊びに入る前の姿を見ることで、無理に始めるのではなく、その子が入りやすい声かけや順番を考えられます。
1回60分の個別療育では、活動そのものだけでなく、始まりから終わりまでの流れを見ています。
どのタイミングで手を伸ばしたのか、どんな声かけで動けたのか、どの場面で気持ちが揺れたのか、どの終わり方なら落ち着けたのか。そうした反応を見ながら、その子に合う関わり方を考えます。
遊びの結果だけを見ると、「できた」「できなかった」で終わってしまいます。けれど、遊びに入るまでの時間や、途中で戻ってこられた場面に目を向けると、その子が今育てている力が見えやすくなります。
観音教室では、子どもの小さな変化を見ながら、次の活動や家庭での関わりにつながる支援を行っています。
療育で見えた姿は、教室の中だけで終わらせず、家庭での関わりにもつながるよう保護者の方へお伝えしています。
たとえば、「今日は最初に道具を見せると入りやすかったです」「終わる前に最後の1回を伝えると切り替えやすかったです」「選択肢を2つにすると自分で選べました」といった形で、家庭でも試しやすい関わり方を共有します。
保護者の方が家庭で同じように関わることで、子どもは見通しを持ちやすくなり、遊びや生活の切り替えにもつながりやすくなります。
ゆめラボ観音教室では、お子さまの様子を一緒に見ながら、家庭で無理なく続けられる関わり方を考えています。
発達障害の子が遊びに入れないときは、遊びそのものが嫌いなのではなく、始め方がわからない、見通しが持ちにくい、気持ちの切り替えが追いつかないという背景があるかもしれません。
家庭では、遊びの前に順番と終わりを伝える、選択肢を2つに絞る、短いルーティンを入れる、最初の一手を大人が見せることで、子どもが遊びに入りやすくなります。
また、遊びを終える前に合図を出し、片付けを一工程から始め、「またやろうね」と次につながる言葉を添えることで、切り替えの負担を下げやすくなります。
広島市西区で児童発達支援事業所を探していて、お子さまの遊びへの入り方や切り替えの難しさが気になる方は、ゆめラボ観音教室へご相談ください。
ゆめラボ観音教室では、1回60分の個別療育の中で、遊びの内容だけでなく、始まり方、反応の変化、終わり方まで見ながら、お子さまに合う関わり方を考えています。
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