子どもを褒めたほうがいいと分かっていても、「何を褒めればよいのかわからない」「褒めてもあまり反応がない」「できていないところばかり気になって、つい注意が増えてしまう」と感じることがあります。
発達が気になるお子さまの場合、どんな言葉を選ぶかだけでなく、どの場面で、どの言い方で、どのくらい短く伝えるかによって受け取りやすさが変わります。
浦和区・与野エリアにある児童発達支援事業所「ゆめラボアスリエ与野教室」では、お子さまの行動の前後や表情の変化を見ながら、「できた結果」だけではなく「やってみようとした姿」も大切にした個別療育を行っています。
このページでは、発達が気になる子の褒め方に迷う保護者の方へ、家庭で使いやすい声かけの考え方と、ゆめラボアスリエ与野教室で行う褒める関わりについてお伝えします。
ゆめラボアスリエ与野教室|基本情報
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INDEX
「褒めて育てましょう」と言われても、毎日の生活の中では簡単ではありません。
着替えが進まない、片づけに時間がかかる、声をかけても動き出せない、遊びを終えられない、気持ちが崩れると話が伝わりにくい。このような場面が続くと、褒める前に注意の言葉が増えてしまうことがあります。
発達が気になるお子さまを褒めるときに大切なのは、大げさに褒め続けることではありません。お子さまが何につまずき、どの瞬間なら言葉を受け取りやすいのかを見ながら、伝え方を合わせることです。
「すごいね」「えらいね」と伝えても、お子さまの反応が少なかったり、すぐ別の行動に移ったりすることがあります。
それは、褒められてうれしくないという意味とは限りません。言葉だけでは何を褒められたのか分かりにくい、今している遊びに意識が向いている、褒められることに慣れていない、失敗への不安が強くて受け取る余裕がないなど、理由は一人ひとり違います。
たとえば、片づけの途中で「すごいね」と言われても、どの動きがよかったのか分からない子がいます。その場合は、「赤いブロックを箱に入れられたね」「最後の一つを入れようとしていたね」と、行動に合わせて伝えるほうが、伝えた内容を受け取りやすくなります。
褒める言葉は長くするほど伝わるわけではありません。
発達が気になるお子さまには、短い言葉で、今の行動に合わせて、すぐ伝えるほうが理解しやすいことがあります。「今できたこと」をその場で言葉にすると、お子さまは自分の行動と大人の言葉を結びつけやすくなります。
「ちゃんとできたね」よりも、「靴をそろえたね」。「がんばったね」よりも、「泣いたあとに椅子へ戻れたね」。このように、見えた行動をそのまま伝えることで、お子さまは自分の何がよかったのかを理解しやすくなります。
発達が気になる子を褒めるときは、「できたか、できなかったか」だけで見ると、褒められる場面を見逃しやすくなります。
大切なのは、結果の手前にある小さな変化を見ることです。手を伸ばした、見ようとした、少し待てた、泣いたあとに戻れた、前より短い声かけで動けた。こうした変化は、次の行動につながる大事な変化です。
ゆめラボアスリエ与野教室でも、お子さまの行動を細かく見ながら、できた瞬間だけでなく、取り組もうとした姿を言葉にしています。
工作が完成しなかった、最後まで座れなかった、順番を待てなかった。そのような場面でも、途中に褒められる姿が見つかります。
ハサミを持とうとした、のりを紙につけようとした、席を立ったあとに一度戻ってきた、友だちの様子を見ていた。このような姿を見つけて伝えると、お子さまは「全部できなかったからだめ」ではなく、「ここまではできた」と感じやすくなります。
失敗のあとに大人がどこを見るかで、お子さまの次の一歩は変わります。結果だけを見て注意が続くと、挑戦する前から不安が強くなります。途中の行動を認めてもらえると、また取り組む力につながります。
「すごいね」は使いやすい言葉ですが、それだけでは何を続ければよいのかがお子さまに伝わりにくいことがあります。生活場面では、「自分でズボンを上げたね」「タオルをかける場所を見つけたね」「お皿を台所まで持って行けたね」のように、行動をそのまま伝えます。
遊びの場面では、「順番が来るまで車を持って待てたね」「先生のまねをしてジャンプできたね」「もう一回やりたいって言えたね」と伝えることで、お子さまは自分の行動を振り返りやすくなります。
失敗した直後は、お子さま自身も気持ちが崩れやすい時間です。
ブロックが倒れた、線からはみ出した、順番で待てずに泣いた。その場面ですぐに「大丈夫」と励ますよりも、まずは「倒れてびっくりしたね」「まだやりたかったね」と気持ちを受け止めたうえで、できた部分を短く伝えると、お子さまが受け取りやすくなります。
「ここまで積めていたね」「線のここはなぞれているね」「泣いたあとに先生の方を見られたね」。失敗の中にも残っている行動を一緒に見つけることで、お子さまは次の活動へ戻りやすくなります。
家庭での褒め方は、特別な時間を作らなくても始められます。
朝の準備、食事、着替え、片づけ、お風呂、寝る前の時間など、毎日の中にお子さまの行動を言葉にできる場面があります。大きな成功を待つのではなく、いつもの生活の中で「今できたこと」を見つけることが大切です。
ゆめラボアスリエ与野教室では、教室で見えたお子さまの姿を保護者の方と共有し、家庭でも使いやすい声かけを一緒に考えています。
個別療育の流れや活動内容については、ゆめラボアスリエ与野教室の療育プログラムでも紹介しています。
生活場面では、最後まで完了したときだけを褒めると、褒めるタイミングを逃しやすくなります。
着替えなら、服を手に取った、袖に手を入れた、前後を見ようとした、ボタンを一つ触った。その時点で「袖に手が入ったね」「ボタンを見つけたね」と伝えられます。
片づけなら、全部片づけたかどうかではなく、一つ箱に入れた、棚を見た、大人の声かけで戻ってきたという動きに注目します。「片づけなさい」だけではなく、「青い車を箱に入れたね」と伝えると、お子さまは次の行動に移りやすくなります。
就学前に気になりやすいのが、座って話を聞く、順番を待つ、活動の切り替えに応じるといった力です。
ただし、長く座ることや完璧に待つことだけを目標にすると、お子さまには負担が大きくなります。まずは、短い時間でも椅子に戻れた、名前を呼ばれて顔を向けた、カードを見て次の活動に気づいたなど、小さな行動を見つけます。
「座っていてえらいね」よりも、「先生が話し始めたときに椅子へ戻れたね」。「待ててすごいね」よりも、「タイマーが鳴るまで車を持って待てたね」。このように場面を言葉にすると、次に何をすればよいのかが伝わりやすくなります。
かんしゃくや切り替えの難しさがあるときは、落ち着いてから褒める場面を探すことが大切です。
気持ちが大きく崩れている最中に説明を重ねると、言葉を受け取りにくくなります。まずは安全を確保し、刺激を減らし、短い声かけで待ちます。そのあとで、泣き止んだ、座れた、水を飲めた、大人の声に気づけたなど、戻ってくるためにできた行動を伝えます。
「泣くのをやめられてえらい」ではなく、「泣いたあとに椅子へ戻れたね」「手を出さずに先生の声を聞けたね」と伝えることで、お子さまは落ち着いたあとの行動を覚えやすくなります。
ゆめラボアスリエ与野教室では、褒める関わりを、ただ褒めるだけの関わりではなく、お子さまが自分の力を感じるための支援として考えています。
お子さまの発達段階、興味、苦手さ、気持ちが崩れやすい場面を見ながら、「今日はどこまでなら取り組みやすいか」「どの言葉なら伝わりやすいか」をスタッフが確認していきます。
発達がグレーゾーンかもしれない段階で相談したい方は、発達がグレーゾーンかもと感じたらのページもあわせてご覧ください。
同じ年齢でも、取り組みやすい活動や苦手な場面は一人ひとり違います。
最初から最後まで活動に参加することが難しい子には、まず道具を見る、スタッフのまねをする、短い時間だけ座るなど、今のお子さまに合う一歩から始めます。
その一歩が合っていると、お子さまは「やらされている」ではなく、「やってみたらできた」と感じやすくなります。褒める言葉も、その一歩に合わせて短く具体的に伝えます。
自己肯定感は、褒め言葉を聞くだけで育つものではありません。
自分でやってみた、前より少しできた、失敗しても戻れた、大人に分かってもらえた。このような経験が重なることで、お子さまの中に「またやってみよう」という気持ちが生まれます。
ゆめラボアスリエ与野教室では、活動の中でお子さまの小さな変化を見つけ、その場で言葉にします。できたことを記録として見るだけでなく、その瞬間の表情や反応も見ながら、次の活動へつなげていきます。
褒める関わりは、教室の中だけで終わるものではありません。
教室で「この言い方だと伝わりやすかった」「活動前に見本を見せると入りやすかった」「終わりを先に伝えると切り替えやすかった」という姿が見えた場合、保護者の方にも共有します。
家庭では同じ道具や環境を用意できないこともあります。そのため、ゆめラボアスリエ与野教室では、ご家庭の生活場面に置き換えて使いやすい声かけを考えます。たとえば、教室で順番待ちができた子には、家庭の食事前や外出前に使える短い声かけを一緒に考えることがあります。
浦和区・与野周辺で児童発達支援を探している保護者の方の中には、「このくらいで相談してよいのか」「診断がないと利用できないのか」「家庭での困りごとをどう話せばよいのか」と迷っている方もいます。
子どもの褒め方に迷う背景には、言葉の理解、切り替え、注意の向きやすさ、感覚の苦手さ、生活動作のつまずきなど、複数のつまずきが重なっている場合があります。
浦和区で発達相談を考えている方は、浦和区で発達相談を考えたらのページも参考にしてください。
児童発達支援は、診断名だけでお子さまを見る場所ではありません。
保護者の方が「育てにくいと感じる場面が増えている」「褒めたいのに注意ばかりになってしまう」「園では頑張っているのに家で崩れやすい」と感じている場合も、相談のきっかけになります。
大切なのは、困りごとを一つの行動だけで判断しないことです。どの場面で起きやすいのか、声かけは伝わっているのか、安心できる環境ではどう変わるのかを一緒に見ることで、お子さまに合う関わり方が見つかりやすくなります。
見学では、設備や活動内容だけでなく、スタッフがお子さまの行動をどのように見ているかを確認することも大切です。
できなかった場面で強く言い直すのではなく、どこまでできたかを見ているか。お子さまが不安そうなときに、言葉を増やしすぎず待てているか。保護者の話を聞きながら、家庭でも使える関わり方につなげているか。
ゆめラボアスリエ与野教室では、見学や相談の際に、お子さまの普段の様子やご家庭で困りやすい場面をうかがいながら、どのような個別療育や声かけが合いそうかをお伝えしています。
通える時間帯を確認したい方は、ゆめラボアスリエ与野教室の療育時間もご覧ください。
発達が気になる子の褒め方は、「褒める言葉を増やせばよい」というものではありません。何を褒めるか、いつ伝えるか、どのくらい短く言うか、失敗したあとにどの行動を見るかによって、お子さまの受け取りやすさは変わります。
褒めても響きにくいと感じるときは、お子さまに合っていないのではなく、伝え方を変えることで受け取りやすくなることがあります。結果だけでなく、取り組もうとした姿や、気持ちを立て直そうとした瞬間を見つけることが、次の挑戦につながります。
浦和区・与野エリアで子どもの褒め方や発達相談、児童発達支援の利用を考えている方は、ゆめラボアスリエ与野教室へご相談ください。
教室でのお子さまの姿を見ながら、ご家庭でも続けやすい声かけや関わり方を一緒に考えていきます。
📍所在地:埼玉県さいたま市浦和区上木崎2-3-6(与野駅 徒歩3分)
📞 電話:048-749-1180
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