「できないことばかり目についてしまう」「何度言っても同じことで注意してしまう」「子どもに自信をつけてあげたいのに、声かけがうまくいかない」。
発達が気になるお子さまと関わる中で、このように感じる保護者の方は少なくありません。
お子さまは、できなかった経験が続くと、新しい活動に不安を感じやすくなります。反対に、「できた」「わかった」「やってみたらうまくいった」という成功体験を積み重ねると、次の活動に向かう気持ちが育ちやすくなります。
鳥取県米子市にある児童発達支援事業所ゆめラボ道笑町教室では、お子さま一人ひとりの発達段階や特性に合わせて、無理なく「できた」を増やす支援を行っています。
成功体験を増やすために大切なのは、ただ大きくほめることではありません。お子さまが取り組んだ過程や、できた部分を見つけ、その行動が次につながるように声をかけていくことです。
このページでは、発達が気になるお子さまになぜ成功体験が大切なのか、ゆめラボ道笑町教室で行っている成功体験づくり、ご家庭でも取り入れやすいほめ方と声かけの工夫について紹介します。
ゆめラボ道笑町教室|基本情報
🏠
🚏
📞
🕒
📅
INDEX
発達が気になるお子さまの支援では、苦手なことを練習するだけでなく、「自分にもできる」と感じられる経験を増やすことが大切です。
大人から見ると小さな変化に見えることでも、お子さまにとっては大きな一歩になる場合があります。
「椅子に座れた」「最後まで見通しを持って活動できた」「声をかけられてから片付けに向かえた」「途中であきらめずにもう一度試せた」などの経験は、次の行動に向かう力につながります。
お子さまは、成功した経験がある活動に取り組みやすくなります。
たとえば、前回うまくできなかったパズルでも、スタッフと一緒に一つだけピースをはめられた経験があると、「もう一回やってみよう」という気持ちが出やすくなります。
このとき大切なのは、完成したかどうかだけを見ることではありません。
「形をよく見て探せたね」「向きを変えて試せたね」「最後まで席に座って取り組めたね」のように、行動の中にある成功を言葉にして伝えることで、お子さまはどの行動が良かったのかを理解しやすくなります。
成功体験は、大きな達成だけを指すものではありません。今のお子さまにとって、少しがんばれば届く行動を見つけることが、次の意欲を育てる入口になります。
発達が気になるお子さまは、生活の中で注意される場面が多くなりやすいことがあります。
「早くして」「ちゃんと座って」「触らないで」「今は違うよ」と言われる回数が増えると、お子さま自身も「またできなかった」「どうせ怒られる」と感じやすくなります。
もちろん、安全に関わる場面では止めることが必要です。ただ、注意だけが続くと、何をすれば良いのかが分からないまま不安や抵抗感が強くなることがあります。
そのため、ゆめラボ道笑町教室では、うまくいかなかった場面でも、できた部分を見つけて伝える関わりを大切にしています。
「ここまでは自分でできたね」「声をかけたら止まれたね」「最後に戻ってこられたね」と伝えることで、お子さまは失敗だけで終わらず、次に取ればよい行動が分かりやすくなります。
成功体験は、気持ちの面だけでなく、落ち着いて活動に向かう力にも関わります。
見通しが分かる、やり方が分かる、できた経験があるという状態になると、お子さまは活動に入りやすくなります。
反対に、何をすれば良いのか分からないまま始まる活動や、うまくいかないまま終わる活動では、不安から泣く、怒る、動かない、離席するなどの姿につながることがあります。
成功体験を増やす支援では、ただ「自信を持たせる」だけを目指すのではなく、お子さまが安心して行動できる流れを作っていきます。
ゆめラボ道笑町教室では、生活動作、ことば、運動、手先の活動、集団への参加などを、お子さまの状態に合わせて小さなステップに分けながら支援しています。
発達の5領域に沿った支援内容については、米子市の児童発達支援事業所ゆめラボ道笑町教室の5領域プログラムでも紹介しています。
成功体験を増やすためのほめ方は、「えらいね」「すごいね」と声をかけるだけではありません。
お子さまが何をがんばったのか、どの行動が良かったのか、次にどんな行動につながるのかを伝えることで、ほめ言葉が成功体験として心に残りやすくなります。
課題が最後までできたときだけほめる関わりでは、途中でつまずいたお子さまが成功を感じにくくなります。
たとえば、ぬりえを最後まで塗れなかったとしても、最初の色を自分で選べた、枠の中を見ようとした、途中まで座って取り組めたという行動は、その子にとって大切な成功です。
ゆめラボ道笑町教室では、完成や正解だけに注目せず、活動の途中にある変化を見逃さないようにしています。
「自分で色を選べたね」「前より長く座っていられたね」「途中で手が止まったけれど、もう一度見られたね」と伝えることで、お子さまは最後までできる前の段階でも成功を感じやすくなります。
途中のがんばりをほめることは、次の挑戦を支える土台になります。
ほめ言葉は、具体的であるほどお子さまに伝わりやすくなります。
「すごいね」だけでは、何が良かったのか分からないことがあります。特に発達が気になるお子さまの場合、大人の言葉をその場の行動と結びつけることが難しい場合もあります。
そのため、「靴をそろえられて気持ちがいいね」「先生の話を聞いてから動けたね」「順番を待てたね」「片付けの箱を自分で見つけられたね」のように、行動をそのまま言葉にして伝えることが大切です。
具体的に伝えることで、お子さまは「この行動をすると良いんだ」と分かりやすくなります。
ほめ方は、その場で喜ばせるためだけのものではなく、お子さまが次に同じ行動を選びやすくするための関わりでもあります。
うまくいかなかった場面では、大人もつい注意から入りたくなります。
ただ、できなかった部分だけを伝えると、お子さまは活動そのものを避けたくなる場合があります。
たとえば、片付けが最後までできなかったとしても、「最初の一つは箱に入れられたね」と伝えることができます。活動の切り替えで泣いてしまったとしても、「先生の声は聞けていたね」「最後は椅子に戻れたね」と伝えられる場面があります。
できなかったことを見ないという意味ではありません。
できた部分を先に伝え、そのうえで次の一歩を示すことで、お子さまは失敗した場面からも学びやすくなります。
自閉症の特性があるお子さまへのほめ方については、自閉症の子をほめても喜ばないときの声かけのコツでも紹介しています。
ゆめラボ道笑町教室では、お子さまの今の力に合わせて、成功しやすい環境と課題を用意することを大切にしています。
成功体験は、偶然生まれるものではありません。お子さまの発達段階、集中できる時間、得意な感覚、苦手な手順、気持ちが乱れやすい場面を見ながら、取り組み方を調整していくことで増やせます。
一つの活動でも、お子さまによって難しさを感じる部分は違います。
着替えなら、服を選ぶところで迷う子、袖に手を通す動きが苦手な子、途中で気持ちが切れてしまう子がいます。片付けなら、何をどこへ戻すのか分かりにくい子、次の活動へ気持ちを切り替えにくい子もいます。
ゆめラボ道笑町教室では、「着替えができるようになる」「片付けができるようになる」と大きく見るのではなく、動きや手順を小さく分けて支援します。
「まずは一つだけ箱に入れる」「袖に手を入れるところまでやってみる」「先生の声を聞いて立ち上がる」など、今のお子さまが成功を感じやすい目標を設定します。
小さな目標を達成する経験を重ねることで、お子さまは活動に入る不安を減らし、自分から取り組む姿につながりやすくなります。
成功体験を増やすには、難しい課題を長く続けるよりも、取り組み始めやすい課題から入ることが有効です。
好きな教材、得意な動き、見通しが持ちやすい活動を入口にすると、お子さまは安心して活動に向かいやすくなります。
たとえば、手先の活動が苦手なお子さまでも、好きなキャラクターのカードを使うと注目しやすくなる場合があります。運動に不安があるお子さまでも、スタッフと一緒に短い距離を歩く、ボールを1回転がすなど、成功しやすい形から始めることで参加しやすくなります。
無理なく取り組める課題から始めることは、難易度を下げることが目的ではありません。
「やってみたらできた」という経験を先に作ることで、少し難しい活動にも向かう力が育ちます。
大人がすべて先回りして手伝うと、活動は早く終わります。
しかし、お子さまが「自分でできた」と感じる機会が少なくなることがあります。
ゆめラボ道笑町教室では、必要な場面で手助けをしながらも、お子さま自身が選ぶ、試す、動く、伝える時間を大切にしています。
たとえば、答えをすぐに伝えるのではなく、選択肢を見せる。手を取って完成させる前に、どこまで自分でできるか待つ。活動が止まったときには、次にすることが分かる短い声かけをする。
このような関わりを重ねることで、お子さまは「やらされた」ではなく、「自分でできた」と感じやすくなります。
児童発達支援で育てる力や利用のイメージについては、児童発達支援事業所はどんな子が通える?米子市で相談したい発達の気がかりでも紹介しています。
成功体験は、教室の中だけで増えるものではありません。
毎日の生活の中にも、お子さまが「できた」と感じられる場面はたくさんあります。大切なのは、完璧にできたときだけを見るのではなく、今できた部分を見つけて言葉にすることです。
家庭で成功体験を増やしやすいのは、片付け、着替え、登園準備、食事の準備など、毎日くり返す場面です。
片付けでは、「全部片付けて」と伝えるよりも、「赤いブロックを箱に入れよう」「この車だけ戻そう」のように、行動を一つに絞ると取り組みやすくなります。
できたあとには、「赤いブロックを見つけて入れられたね」「声をかけたらすぐに動けたね」と、行動を言葉にして伝えます。
着替えでは、「早く着替えて」ではなく、「まずズボンを持とう」「足を一つ入れてみよう」と手順を短く伝えると、お子さまが動き出しやすくなります。
そのあとに、「自分でズボンを持てたね」「足を入れるところまでできたね」と伝えることで、途中のがんばりも成功体験として残りやすくなります。
登園準備では、すべてを一度に求めるのではなく、「かばんを持つ」「靴を履く」「玄関に行く」など、行動を分けることが大切です。
うまくいかなかったときには、「どうしてできないの?」と聞きたくなることがあります。
ただ、お子さま自身も理由を言葉にできない場合があります。分からないまま責められたと感じると、泣く、怒る、黙る、逃げるといった姿につながることがあります。
そのような場面では、「ここまではできたね」「次はここだけ一緒にやろう」と伝えるほうが、次の行動につながりやすくなります。
たとえば、片付けの途中で遊び始めたときは、「最初の一つは入れられたね。次はこの一つを入れよう」と声をかけます。
着替えが止まったときは、「シャツは持てたね。袖だけ一緒に入れよう」と伝えます。
できなかった場面を叱って終わらせるのではなく、次に使える行動を一つ見つけることで、うまくいかなかった場面も次の成功につなげやすくなります。
お子さまの成功体験を増やすには、大きな変化を待つ必要はありません。
昨日より少し早く動けた、前より短い声かけで伝わった、泣いたあとに戻ってこられた、手伝ってもらいながら最後までできた。このような変化も、成功体験として伝えられます。
保護者の方がすべてを見つけようとすると、負担になることがあります。
まずは一日の中で一つ、「ここはできた」と言える場面を探すところから始めてみてください。
「今日は靴を自分で持てたね」「先生にあいさつしようとしたね」「泣いたけれど、最後に戻ってこられたね」と伝えることで、お子さまは自分の行動を前向きに受け止めやすくなります。
家庭での関わり方については、児童発達支援事業所ゆめラボ道笑町教室の家庭でできる療育のご紹介でも紹介しています。
発達が気になるお子さまにとって、成功体験は「できることを増やす」だけでなく、次の活動に向かう力を育てるために大切な経験です。
ほめ方や声かけを変えることで、お子さまの表情や行動が変わることがあります。
ただ、毎日の子育ての中で、お子さまのできた場面を見つけ続けることは簡単ではありません。
忙しい朝、疲れている夕方、何度も同じことを伝える場面では、保護者の方も余裕を失いやすくなります。
ゆめラボ道笑町教室では、鳥取県米子市で発達が気になるお子さまを対象に、個別支援や小集団での活動を通して「できた」を積み重ねる支援を行っています。
お子さまの得意なこと、苦手なこと、家庭や園で困りやすい場面を一緒に確認しながら、その子に合った成功体験の作り方を考えていきます。
「子どもに自信をつけてあげたい」「成功体験を増やしたい」「家庭での声かけを見直したい」と感じている方は、ゆめラボ道笑町教室までご相談ください。
見学や相談では、教室の雰囲気や支援の様子をご覧いただきながら、お子さまの様子や心配ごとをお聞きします。
📞 電話:0859-57-7472(月曜~土曜日9:00-18:00)
各教室の情報が満載!




お子さまの発達についてのご相談・見学のご予約はこちら
お悩みなど、お気軽にご相談ください