「ことばがゆっくり」「落ち着いて活動に入りにくい」「トイレや着替えをどこまで手伝えばよいのか迷う」「園生活で集団に入りにくい」。未就学のお子さまの子育てでは、生活、運動、ことば、人との関わりなど、複数の場面で気がかりが出ることがあります。
広島市安佐南区で児童発達支援事業所を探している保護者さまの中には、「児童発達支援では何をするのか」「うちの子にはどんな療育が合うのか」「5領域支援という言葉は聞いたことがあるけれど、実際の活動がイメージしにくい」と感じている方もいるのではないでしょうか。
ゆめラボ上安教室では、お子さまの姿を「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域から捉え、個別療育の内容を考えています。5つの領域は別々に伸ばすものではなく、毎日の生活の中でつながっています。
ことばの遅れの背景に、聞く力や見通しの持ちにくさが関係している場合もあります。落ち着きにくさの背景に、体の使い方や感覚の受け取り方が関係している場合もあります。
このページでは、ゆめラボ上安教室で行う5領域支援プログラムについて、実際の困りごとと結びつけながらご紹介します。
ゆめラボ上安教室|基本情報
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児童発達支援は、発達に不安や特性のある未就学のお子さまが、生活、遊び、人とのやりとりに必要な力を育てていくための福祉サービスです。ゆめラボ上安教室では、遊びを通した個別療育を中心に、お子さまの「できた」「伝わった」「もう一回やってみたい」という経験を増やしていきます。
安佐南区で児童発達支援を探す保護者さまからは、ことば、運動、身辺自立、切り替え、園での集団活動について相談を受けることがあります。上安教室では、表に出ている困りごとの背景を5領域から捉え、活動内容や声かけの方法を考えます。
たとえば「ことばが少ない」という相談でも、発音だけの問題とは限りません。相手を見る力、聞く力、まねをする力、要求を伝えたい気持ち、遊びへの興味など、いくつもの要素が関係します。
「よく転ぶ」「椅子に座る姿勢が崩れやすい」という相談では、足腰の力、体幹、バランス感覚、周囲を見る力、疲れやすさなどを確認します。ゆめラボ上安教室では、こうした姿を活動中に捉えながら、お子さまが取り組みやすい課題から始めます。
未就学のお子さまにとって、遊びは発達の土台を育てる時間です。ボールを転がす、絵カードを選ぶ、順番を待つ、トンネルをくぐる、シールを貼るといった活動の中にも、見る、聞く、手を動かす、体を支える、相手に伝える力が含まれています。
上安教室では、遊びをただ楽しむ時間で終わらせず、「今どの力を使っているのか」「次にどんな経験が必要か」を職員が捉え、療育につなげます。
上安教室の個別療育の流れを知りたい方は、ゆめラボ上安教室で過ごす個別療育の紹介記事もご覧ください。
児童発達支援の5領域とは、お子さまの発達を「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5つの視点から捉える考え方です。
5領域は、療育内容を形式的に分けるためのものではありません。お子さまが生活しやすくなるために、今できていることと支えが必要な場面を捉えるための視点です。
「健康・生活」では、食事、睡眠、排泄、着替え、生活リズムなどを扱います。「運動・感覚」では、姿勢、体幹、バランス、手先の使い方、音や触覚などの感じ方を扱います。
「認知・行動」では、色や形、数、見通し、切り替え、ルールの理解などを扱います。「言語・コミュニケーション」では、ことば、表情、ジェスチャー、絵カード、やりとりの力を扱います。「人間関係・社会性」では、大人や友だちとの関わり、順番、距離感、園生活への参加を扱います。
「落ち着きがない」と見える姿には、次の活動が分からない不安、体を動かしたい感覚、待つことの苦手さ、ことばで気持ちを伝えにくいことが関係している場合があります。
「集団に入りにくい」という姿にも、人との関わりだけでなく、音の大きさが苦手、ルールが分かりにくい、順番の見通しが持ちにくいなど、複数の理由が関わっている場合があります。5領域から捉えることで、お子さまに合った関わり方を見つけやすくなります。
ゆめラボ上安教室では、見学や体験、日々の療育の中で、お子さまがどんな場面で力を発揮しやすいのか、どんな場面で困りやすいのかを確認しています。
同じ年齢でも、好きな遊び、苦手な刺激、ことばの出方、体の動かし方、園での過ごし方は一人ひとり違います。そのため、上安教室では決まったプログラムを全員に同じように行うのではなく、5領域の視点をもとに活動内容を組み立てます。
好きなキャラクターがいるお子さまには、絵カードや名前の文字を使ってことばや認知の活動につなげることがあります。体を動かすことが好きなお子さまには、サーキット遊びの中で順番を待つ、指示を聞く、ゴールまで取り組む経験を取り入れることがあります。
苦手な課題だけを前に出すと、お子さまは活動に入りにくくなります。上安教室では、好きな遊びや興味のある道具から始めて、少しずつ新しい動きやルールに触れられるようにしています。
教室ではできることが、家庭や園では難しい場合があります。反対に、家庭では気にならない姿が、集団の中で出ることもあります。上安教室では、保護者さまから家庭での様子をお聞きし、園生活での困りごとも踏まえながら関わり方を考えます。
診断前の段階でも、発達の気がかりについて相談することはできます。初めて児童発達支援を考えている方は、診断がなくても療育は相談できるかを解説した上安教室の記事も参考にしてください。
健康・生活の領域では、トイレ、着替え、食事、手洗い、片付け、生活リズムなど、毎日の暮らしに関わる力を育てます。身の回りのことが少しずつできるようになると、お子さまの自信にもつながります。
上安教室では、「全部ひとりでできるか」だけを見るのではなく、どの動きなら自分でできるのか、どこで手助けが必要なのかを確認しながら支援します。
トイレの練習には、トイレへ行く、ズボンを下ろす、便座に座る、終わった後に身なりを戻す、水を流す、手を洗うといった動きがあります。着替えにも、服の前後を確認する、袖に手を通す、ボタンやマジックテープを扱うなど、いくつもの動きがあります。
上安教室では、最初からすべてを任せるのではなく、お子さまが自分でできる部分を見つけます。袖に手を入れるところだけ、靴のマジックテープをはがすところだけなど、小さな成功を積み重ねることで「自分でやってみたい」という気持ちを育てます。
未就学の時期から、活動、休憩、水分補給、片付け、帰る準備といった流れに触れておくことは、園生活や就学前の準備にもつながります。
上安教室では、時計や絵カードを使い、「今は何をする時間か」「次は何をするのか」を目で確認できる形で伝えます。
見通しが持てると、急な切り替えへの不安が減り、活動に入りやすくなるお子さまもいます。
2歳頃からの療育内容を知りたい方は、上安教室の2歳向け療育プログラムの記事もご覧ください。
運動・感覚の領域では、姿勢、体幹、バランス、手足の動かし方、手先の使い方、音や触覚などの感じ方を扱います。走る、跳ぶ、登る、くぐる、つまむ、貼る、押すといった遊びの中で、体の使い方を育てます。
上安教室では、運動が得意か苦手かだけではなく、どんな動きで不安定になりやすいのか、どんな刺激が苦手なのか、どんな活動なら体を使いやすいのかを見ながら関わります。
マットの上でジャンプする、クッションの上を歩く、トンネルをくぐる、段差をまたぐといったサーキット遊びは、楽しみながら体幹やバランス感覚を使える活動です。
はじめは職員と手をつないで取り組み、慣れてきたらひとりで歩く、少し高い段差に挑戦するなど、お子さまの様子に合わせて難しさを変えます。
よく転ぶ、ぶつかる、姿勢が崩れやすいといった姿が気になる方は、よく転ぶ・ぶつかる子への上安教室の支援記事も参考になります。
触られることが苦手、音に反応しやすい、光が気になる、反対に強い刺激を求めて動き続けるなど、感覚の受け取り方はお子さまによって違います。
上安教室では、スライム、感触ボール、風船、ブラシ、バランスボールなどを使いながら、お子さまが受け入れやすい刺激を探します。
手先の動きが気になる場合は、はさみ、シール、箸、洗濯ばさみなどを使った活動につなげることもあります。
手先の不器用さが気になる方は、上安教室の手先の支援に関する記事もご覧ください。
認知・行動の領域では、色、形、数、順番、時間、ルール、見通し、切り替えなどを扱います。生活や遊びの中で「次に何をするのか」「どこまでやったら終わりなのか」が分かると、お子さまは活動に入りやすくなります。
上安教室では、机上課題だけでなく、遊びや生活場面の中で認知と行動の力を育てます。
積み木、ブロック、カード、パズル、数字タイルなどを使いながら、同じものを集める、大きさを比べる、順番に並べる、数を数えるといった活動を行います。
文字や数字に興味が出てきたお子さまには、自分の名前の文字を探す、好きなキャラクターの名前に触れる、数字を順番に並べるなど、興味を入口にした課題を取り入れます。いきなり机に向かうことが難しい場合は、短い時間から始め、終わりが分かる活動にします。
次に何をするのか分からないと、不安から走り出したり、活動を拒んだり、物を強く扱ったりすることがあります。上安教室では、絵カードや写真を使い、「今すること」「次にすること」「終わった後にすること」を目で確認できる形で伝えます。
切り替えが難しいときは、急に活動を終えるのではなく、「あと1回」「ここまでできたらおしまい」と伝え、終わりまでの道筋を作ります。
机に向かうことや集中の続きにくさが気になる方は、上安教室の就学準備と机上療育の記事もご覧ください。
言語・コミュニケーションの領域では、ことばの数だけでなく、見る、聞く、まねる、指差しをする、表情で伝える、相手の反応を見るといった力も大切にします。
上安教室では、ことばだけを急がせるのではなく、お子さまが「伝えたら分かってもらえた」と感じられる経験を増やします。
まだことばが少ないお子さまでも、欲しいものを見る、手を伸ばす、指差しをする、表情を変えるなど、伝えようとする姿があります。上安教室では、そうした小さなサインを受け止め、職員がことばを添えながらやりとりにつなげます。
絵カードや写真カードを使って「これがしたい」「もっと」「おしまい」を伝える活動を行うこともあります。伝わる経験が増えると、人に向けて発信する意欲が育ちやすくなります。
コミュニケーションには、自分が話す力だけでなく、相手の話を聞く力も必要です。絵本、簡単なクイズ、まねっこ遊び、順番に答える遊びを通して、聞いてから動く経験を重ねます。
少人数で活動する場面では、「友だちの番が終わったら自分の番」という流れを経験します。
ことばが短くても、表情や身振りを含めて気持ちを伝えられるように、職員がそばでことばを添えながら関わります。
ASDの特性に合わせた療育内容を知りたい方は、上安教室のASD療育プログラムの記事も参考にしてください。
人間関係・社会性の領域では、大人との関係、友だちとの関わり、順番、貸し借り、距離感、集団活動への参加などを扱います。人と関わることが好きなお子さまもいれば、まずは大人との一対一の関係から始めた方が力を出しやすいお子さまもいます。
上安教室では、その子に合った距離から関わりを始め、少しずつ人とのやりとりを広げていきます。
初めての場所や人が苦手なお子さまには、まず職員との一対一の関係を作ります。「ここなら過ごせる」「困ったときに伝えられる」という感覚が育つと、活動への参加もしやすくなります。
その後、同じ遊びが好きなお子さまと隣で活動する、同じ道具を使って遊ぶ、短い時間だけ一緒に取り組むなど、少しずつ関わりの幅を広げます。大勢の中に急に入れるのではなく、お子さまが参加しやすい場面を選びます。
ごっこ遊び、カード遊び、運動遊びの中で、順番を待つ、道具を貸す、相手に声をかける、近づきすぎないといった経験を重ねます。
うまくいった場面では、どの行動がよかったのかをその場で伝えます。難しかった場面では、叱るだけで終わらせず、「次はどう言えばよいか」「どのくらい離れて話せばよいか」を一緒に確認します。園生活での困りごとが気になる方は、保育園・幼稚園との連携についての記事もご覧ください。
発達の困りごとは、ひとつの領域だけで説明できないことがあります。上安教室では、保護者さまから聞いた家庭や園での姿をもとに、5領域のどこが関係しているのかを見ながら支援内容を考えます。
ここでは、上安教室に相談されやすい内容をもとに、5領域との関係を紹介します。
「ことばが少ない」「二語文がなかなか出ない」「発音が聞き取りにくい」といった相談では、言語・コミュニケーションの領域を中心に見ます。ただし、聞く力、まねをする力、遊びへの興味、要求を伝えたい気持ち、人との関わりも関係します。
上安教室では、好きな遊びの中で職員が短いことばを添えたり、絵カードを使って選ぶ経験を作ったりしながら、伝える力を育てます。ことばを言わせることだけを目的にせず、伝わる経験を積むことを大切にしています。
「すぐ走り出す」「活動の切り替えで泣く」「イヤイヤが激しくて外出や園生活が大変」といった姿は、認知・行動の領域だけでなく、運動・感覚、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性とも関係します。
上安教室では、見通しを持てるように絵カードを使う、体を動かす時間を入れる、要求を伝える方法を作るなど、その子に合った関わり方を考えます。
イヤイヤが強い時期の関わり方については、イヤイヤ期と療育の家庭サポート記事も参考にしてください。
ゆめラボ上安教室では、健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性の5領域をもとに、お子さま一人ひとりに合わせた個別療育を行っています。
ことばがゆっくり、落ち着きにくい、よく転ぶ、手先が不器用、トイレや着替えが進みにくい、園で集団に入りにくいなど、気になる姿があるときは、ひとつの困りごとだけで判断せず、発達全体のつながりを見ることが大切です。
「うちの子にはどんな支援が合うのか知りたい」「5領域支援プログラムの内容を実際に見てみたい」「利用までの流れを知りたい」という方は、見学や体験の際にご相談ください。
お子さまが自分らしく力を伸ばしていけるよう、ゆめラボ上安教室では保護者さまと一緒に、今できる関わり方を考えていきます。
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